昭和文化あれこれ大好き
この冬の「男のロマン・女の不満」コレクション
今年は仕事以外の下らない収集癖的なコラムはこのタイトルにシリーズ化したいと思います。
誰がつけたか「男のロマン・女の不満」・・・
まさに「言いえて妙」なこの語呂合わせたるや・・・思わずニンマリと何ともトホホ感に頂きです(・・;)
かくいう我が家も奥様のご不満にいつもビクビクしつつも道楽だけは・・・ですね。
だからこそキツイ仕事も頑張れるのよ~と苦しい言い訳・・・(-_-;)
このところずっと仕事のコラムばっかりで疲れましたので、
チョット楽に記事を書くにはやはり道楽話が疲れませんね
この冬にゲットしたいくつかのヒーローアイテムコレクションを勝手強引に押し付け紹介です(^_^;)
まずは久しぶりのブルースリーアイテムから・・
たぶん日本製の映画ポスターで最も人気と思われる、「ドラゴン怒りの鉄拳」のこのバージョン↓
ネットオークションでもたまに見かけますがきれいなモノはなかなかないみたいで、
今回のモノは殆ど折れ目もシワもない美品です。
やはりデザインのレイアウトはこいつが一番恰好いいですねえ~
本当は玄関に飾りたいくらいですがまあ現在のところ御法度ですねえ・・・(-_-;)
次もブルースリー関係行きま~す。
ご存知エンターベイの「燃えよドラゴン」バージョンの人形です。
これは収納ボックスと厚紙のカバーですが、このボックスがチョット凝っていまして・・・・
劇中の終盤の鏡の部屋のように回転扉になって「リー尊師」のご尊顔が拝める仕組みなっています。
このように中身は厳重に保管をされていますので今回は残念ながら御開帳は致しません。
実のところこれは二体目ですでに一体はショウケースケースに飾ってあるのそちらをご覧あれ・・
ではなぜにもう一体?
それはこれ↓
同梱されている着せ替えセット・・・
劇中半ばでリー尊師が夜間に地下工場に潜入して大格闘をするシーンで用いられた、
黒一色のトラックスーツを着せて飾る為と言っては非常に贅沢・・・
ですがこれがファンの楽しみでありまさに「男のロマン・女の不満」・・・
次はもう一つの私のヒーロー「仮面ライダー」関連の驚き本を紹介。
これは発行されて既に数年経っている同人誌なのですが、
コイツが中身も価格も驚愕の一言です。
どうしてもっと早く出会わなかったのか不思議であり残念・・・
制作・発行の関係者様に本当のライダーファンの一人としてお礼を申し上げたいくらいです。
それがコレ、「仮面ライダーロケ地大画報」シリーズ!
既に5巻までが発行されていますがどれも「遊び心」にあふれたノスタルジックな表紙デザイン。
幼な心をくすぐられますね(^_^;)
当初はこの1冊だけでいいかなあ・・と思い購入しましたが、何の何の!
1話から丹念な考証と現場調査を重ねてしかもフルカラーでまとめたこの労作!
いかにも全てのロケ現場に追従しているかのような気分を味あわせてくれます。
これがなんと定価2000円ですから・・・大赤字じゃないのか真面目に心配・・・
それとも世直し「助け人」なのか?
かくいう私もかれこれ20年前くらいに代表的なロケ現場を当時のマニア本を片手に、
あっちこっち(といっても都心近郊だけですが)と辿ったことがありました。
バカバカしい道楽ですが当時の熱烈なファンとしては、
(ああ・・ここでライダーが制作されていた場面なんだ・・)と感動したものです。
それを極めてくれたライダーファンの代表がこんなにいらしたんだ・・・とまた感動・・・
やはり仮面ライダー(昭和のですよ!)は偉大だ・・・と
この「長沢浄水場」も私は見に行きましたがほとんどかわっていませんね。
東京都多摩市~稲城~狛江→川崎市麻生区~宮前区辺りはしょっちゅう仕事で通るので、
私としては「仮面ライダー」の聖地が地元みたいな気がして「在り難い」気が昔からしていました。
ホントバカなおやじです・・・(^^ゞ
これからも「仮面ライダー大画報」を応援させて頂きます!
この夏の入手お楽しみアイテム
この夏は本当に苦しかった・・・皆さんも今やっとのコノ「涼しさ」がさぞ待ち遠しかったと・・・
「生きているのがやっと・・・(^^;)」の中で、
憂さ晴らしのドサクサ娯楽が「珍しいもの探し」位なんですよね(^^ゞ
何時ものように他人には何の価値もない、
中には「ゴミ同然」のモノを好き好んで集めている輩が最近は多いようでして・・・
かく言うわたくしめもその一人という訳です。
最近入手のこれぞまさしく「ゴミ」といっても差し支えないかもアイテムです👇
昭和40年代の男子なら誰もが夢中になった「カルビー仮面ライダーV3スナック」。
それもゴミ同然の空き袋!ん、ん、なんと・・・(-_-;)
そしてその裏袋
袋の中には変色したスナック屑まで入っています。
これをどれだけ買いあさって河原などに捨てに行ったか分からなないなあ・・・・
勿論目的はコレ👇
「ライダーカード」ですわ!
今回はカード事態の袋も入手出来ました。
目をつぶればタイムマシンで一気に45年も前に逆戻りだ出来ると言うもの・・・(*^_^*)
出来ればスナック自体もぜひとも食してみたい!あの何とも言えないチープなアマ~イ味を・・・
次はしばらく粘り強く探していた一品です。
やはり昭和40年代のTVっ子にはあこがれのアイテムと言って差支えないでしょうね。
朝日ソノラマから出ていた「ソノシート」という塩ビのペラペラなレコードですが、
ビデオやDVDも無い時代にTVのヒーローやヒロインを脳裏に再現するにはこれしか無かった・・・
怪獣やアニメ等数十種類に及ぶ膨大なラインナップから、
私が探していたのはコレ👇
子供向けのソノシートで唯一の時代劇がこれですから、
当時いかに老若男女問わず人気があったかわかりますね。
かくいうわたくしも放送時は親と一緒に見ていたようには思いますが、
その魅力に取りつかれたのは再三の再放送です。
しかしこそソノシートの挿絵がイイじゃあありませんか!👇
現在ならまずまちがいなく写真で済ませるところを、
似て非なる独特のタッチで子供をその世界に誘います~(〃艸〃)ムフッ
中味のソノシートです👇
これは残念ながらプレーヤーが無いので聞くことが出来ません~クヤシイ~
がしかしこのソノシート自体もブックレット?も全て新品同様なのがレア度大です。
デッドストック同然の保存状態で嬉しい限り。
このソノシートの為にプレーヤーもいつか入手したいところ・・・
オッと、ブックレットの中身の挿絵がまた素晴らしいんです。
この半次の表情を見るだけで番組を知らない方でも、
愉快な痛快時代劇の片鱗が推察できるというものですよ。
昭和の少年少女はこうした絵本などの挿絵でどれだけ「空想力」を掻き立てることが出来たことか・・・
月並みな懐古調のセリフですが「昭和文化は今もって素晴らしい・・」ということか?
二色刷りのページの絵も手抜かりはありませんよ。👇
特に月影兵庫の表情はまるでTVから抜け出た用で素晴らしい!
昔は町中に絵描きさんの素晴らしいアートに満ち溢れていたように思います。
チョットした広告から大きな映画のポスターまで、
本当に職人の手による芸術に気が付かないうちに触れてこれた時代にいたことは、
大げさに言ったら現在の人間形成にも多大な影響を及ぼしているのだなあ・・・と
オマケに初期の仮面ライダースナックの袋を以前入手していましたので紹介しておきます👇
右上が最初のライダースナックの袋。
下がV3のカードアルバムでした。
男の子は海賊が好き!②
映画の「パイレーツオブカリビアン」の影響もあってか、近年「海賊」が一般に広く認知された気がします。
それまでは「東京ディズニーランド」のアトラクションくらいなもんでしょう?・・・
でも以前紹介したように「ケロッグ」シリアルのおまけに「海賊紳士」というシリーズがあったり、
海外の模型もあれこれあったり・・・
意外とコンテンツとしてはささやかでも確立されていたように思いますね。
史実としても世界中に「海賊」というアウトロー集団が存在したのは証明されています。
今回は妙に心をわしづかみされる「海賊」あれこをを追加紹介したいと思います。
まずは児童怪奇書のプラチナレーベルと言われる「ドラゴンブックス」の「世界海賊百科」から。
薄いパラフィン紙でカバーされている為、若干鮮明さが低くてスミマセンが(-_-;)
「冒険とロマン」というキャッチコピーがいいですね。
拍子のイラストもドラゴンブックスらしい秀逸さにあふれています。
いつみてもこれが昭和の児童書として本屋に並んで普通に購読されていたとは・・・驚きです・・・
裏表紙もご覧ください。👇
中味の一部です👇
日本の倭寇の様子を生々しく描いているのは当時の有名画家、石原豪人氏です。
昭和児童はあまたの児童書や図鑑の挿絵で見たことのない人はいないはずの方です。
他にも図解と称して👇
昭和にはこうした子どもや児童の想像力を刺激してくれる図鑑や図解が沢山ありましたね。
ネットで何でも検索出来る世の中と違い、「嘘八百」でも想像力いかんで「現実」になり得る良い時代でした。
次には前期のAURORA(オーロラ)製の模型(モデルキット)ではなく、
MPC社製の「パイレーツオブカリビアン」のモデルキットを紹介します。
これが一風変わったキットでして、「海賊」=「模型」というと「海賊船」を想像しますが、
このシリーズはいわゆる「ディズニーランド」のアトラクションの一部をそのまま模型化したようなモノです。👇
これは貴重な未開封のモノ。
そういえばこんなアトラクションあったように思います。
このシリーズの楽しいところは欧米の模型では珍しい「アクション・ギミック」が施されているところ。
☝のように手足が動く遊びまで「アトラクション」そのもの。
いわゆるディスプレイだけに終わっていないところが「遊び心」のある欧米とでも申しましょうか?
シリーズも☝のように多彩なアイテムがチョイスされていますね。
かれこれ40年前の模型なのでコンプリートするにはだいぶ時間がかかりそうですが・・・(^^ゞ
これなんかもアトラクションが始まって割と早めに出てくるキャラクターだったと記憶しますね。
勿論「東京ディズニーランド」です。(値上げしてから行っていませんねえ・・)
残念ながらこちらは開封済みなのでついでに中身も確認してみますか?・・・
残念ながら箱の傷みはだいぶ激しいカンジです。
しかしイイ味のボックスアートですなあ。(^^ゞ
昭和は映画のポスターも本の中身もイラストや挿絵が多くそれ自体も見ごたえのあるアートのようでした。
最近では何でかんでも「写真」でつまらなくなったと思うのは私だけでしょうか?
キャラクターと部品の大部分が骸骨なのでかなりデリケートで細かい部品内容のようです。
組立時もそこそこ気遣いをしないとポキポキと破損しそうで怖い気が・・・・(◎_◎;)
細かな芸は日本のお家芸なのでしょうが、
欧米メーカーも当時でもだいぶ手先が器用で細かいのには少々驚き!と感動!(大げさか?)
これらはかつてのオーロラ社のキャプテンキッドや黒ひげのモデルと違い、
「海賊」ありきではなくあくまで「ディズニーランド」の人気ありきで売り出されたキャラクターだったと思われます。
ではまた。