昭和文化あれこれ大好き
昭和文化よ万歳!永遠なれ!
私の約50年間の「人間形成」や「生きがい」に大きく影響している「キーワード」。
それが「昭和文化」とでも言ってよいかもしれません。
どこを切っても「ザ・昭和」と言っても過言ではないですね。
時代が経てば経つほど、歳を重ねるほどに「昭和」とはあらゆる角度から「分析」「研究」の題材に、
事欠かないことがわかってきます。
このところ「レトロ」「懐古趣味」も相まって、「映像」「音楽」「風俗」とあらゆる分野において
昭和が見直されてきましたね。
今日は昭和全般をついて「気楽に」触れたい方にお勧めの本を。
この二冊はもう15年~20年前に出版されたものです。
かなり増補されているのでそれなりに読者がいるのでしょう。
もう一つ、当時の子供目線で「昭和」を一年くくりで「新聞化」した一冊。
切り口が楽しいので、「新聞」と思わずにあっという間に読み終えることが出来ますよ。
こんなとか
こんな感じの内容で、ニヤニヤしてしまう紙面作りでしょ?
次は昭和関係の雑誌です。
これぞまさに「俺の為の雑誌ではないか!」
しかし「昭和40年男」って私を含めて人口比でどれだけいるのでしょう?
昭和を総合的、あらゆる角度で「楽しみ」「懐かしみ」、また個人的に「研究」したい方にはぜひお勧め!
初期のバックナンバーはアマゾン、ヤフオクでも高騰しているので、早めの定期購読がよいですよ。
好きなものは好き!生涯の三大ヒーロー③
今年のGWも終わろうとしています。
天候も良く我が家もそれなりに有意義な連休でありました。
幸か不幸か「仕事」のご依頼は無かった為、割り切って好きなことも出来ました。
ここ何回かは再び「仕事」を離れた趣味三昧の話題を・・・
今回は予告通り?我が三大ヒーローその③ということで、「男はつらいよ」の出番です。
「寅さん」と「ヒーロー」とはなかなか相容れない単語のような気がしますよね。
確かに私もその存在自体は幼いころより知っていましたが、
なんとその初見は大学時代でした。
一見、「格好悪い」「学歴も地位もない」「職も金もない」・・・寅さんがなぜヒーローなのか?
ある程度大人になり、社会の現実とぶつかる中で「本当の男の格好良さ」や、
「生きざま」をかじっていく中でしか、「寅さん」の「心のヒーロー」像は解らないのでしょう。
これは「男はつらいよ」のポスターです。
同じ作品でも大抵ポスターは数種類作られますが、これはその中でも流通数が少ないものです。
私自身も気に入っているのは、このデザイン「男はつらいよ」の世界観を端的に表現しているからです。
自立して大空に羽ばたく「吉永小百合」と、それを見守りながら旅に去る「寅さん」の姿・・・
これですよね。
一連のテーマは。
昭和のこうした「優しさ」に満ちた時代に思春期を過ごせたことは、生涯最大の財産かもしれません。
「男気」と「やせ我慢」と「秘めた優しさ」と・・・・
今の時代に沿うかどうかは別として、「寅さん」の心は「我が心」としてこれからもずっと「格好悪く」、
たくましく生きていければいいですよね。
これはだいぶ古い「キネマ旬報」の別冊・増刊です。
どちらも「男はつらいよ」初期の資料としては貴重な内容のようです。
なかでも「劇画・男はつらいよ」は「おいちゃん」「おばちゃん」「タコ社長」も登場して一見の価値ありです。
左側の「奮闘編」ポスターのイラストの立体化したものがどうしても欲しくて造りました。
同様のソフビ人形をアンティークショップなどで見かけたことがありましたが、
なんと10万~15万の値札にビックリでした。
「ならば造ればいいや」というのが私のモットー。
我が家の玄関には、毎日「寅さん」が出迎えてくれます。
近い将来30㎝~40㎝のリアルタイプの「寅さん」も造るつもりですので、
その時はどうか皆さんに見てもらいたいと思います。