ハクビシン・小動物
ホントにありがとうございます!投稿コツコツ400回(^_^;)
「最近ブログあまり書いていないようなので忙しいんだろうな・・・と思っていました」
たまたまネズミ駆除でお伺いして本日最終施工だったI様と交わした会話です。
そうなんですよね・・・
現場で忙しいとなかなか落ち着いて記録を振り返る暇も無くて・・・(-_-;)
最低週/1回のブログ投稿暗いは出来そうなものでこれがなかなか・・・
最初の3~4年間はガンバッテペース維持が出来ていたのですが、
こうして今はペースダウンしてしまい、書けなくなってきたのも何はともあれ、
忙しくさせて頂いている皆さんのおかげというより他にありません。
気が付いたら今回の投稿で400回目なんですね( ゚Д゚)・・・
「継続はなんとやら・・・」ではあります。
まだまだ5年、10年と為になる記事をダラダラと書いてゆけるよう、
「仕事と人生を楽しんで!」ゆけたら私は幸福感がいっぱいです。
何卒宜しくお願い申し上げます。
さて「言い訳」と「前置き」が長くなりましたが、
今回はまずこの時期特有のシロアリ駆除施工を二件です。
二件とも4月末~5月初旬に「羽アリ」の大量発にて白蟻の存在を危惧してのご依頼でした。
まずは福生市のI様宅です。
早速目立った加害状況を拝見すると・・・
これは驚き( ゚Д゚)・・・!
和室の床柱にボールペンが貫通するではありませんか・・・(;´Д`)
床下が一層心配になります・・・
せっかく床下点検口より潜ってみても、
この通り☝「人通口」が狭くてとても私の身体が先に進めずに後日「再調査」することに・・・
新たに「和室」を開口し「点検口」を増設し潜ってみました。
すると・・・
当然と言いますか、「蟻道」があるはあるは!・・・
屋内側の「床柱」の加害程度は正直「重度」なのですが、
床下の床組みの被害程度は予想したよりは軽いようでした。
中にはこのように「束柱」が半分近く加害され破損している箇所もありましたし、
今は「時効」ですがこんな施工場所もチラホラと・・・👇
知らなきゃ知らないで済んでしまいますが・・・
この後の駆除施工は又の機会にして、
次は瑞穂町のY様邸のシロアリ調査に移ります。
こちらは玄関回りより大量の「羽アリ」が飛翔とのことで伺ってみると・・・・
ドア枠に触れると結構酷いのですが、表面的には気が付きにくいのが白蟻被害の特徴。
光彩や乾燥が苦手なので加害を進めながらも人間の目には極力触れないので発見が遅れますね・・・
羽アリの死骸や脱落した羽も無数に落ちておりました。
さて床下に潜ってることにします。
丁度玄関の裏側あたりにこの通り☝
立派な「蟻道」が構築されています~(;^_^A
遠くから見てもこの通りハッキリです。
おそらくこの付近から玄関回りへ侵入~加害に進んだと思われますね。
こちらは施工の際は玄関回りへの「土間貫通注入」が絶対的に必要となるでしょう・・・
実はもう一件「羽アリ」発生~被害の調査が重なりましたが、
そちらの報告は次に機会に・・・こちらも驚きです・・・
最近の害獣調査案件・世田谷区・Y様
引き続き「害獣駆除」の調査案件をレポート致します。
どうしたものか?初夏になっても害獣駆除のご相談が減りません~
有難いのですが、どうしても「機器を使用」するとは言っても「人間の手作業」の為、
相談が多発、連続するとすぐにつかえてしまうのがこの仕事・・・(-_-;)
ご相談がありすぎても効率化出来ることは微々たるものですねえ・・・
だから体力勝負の重労働でもあるんです・・・(また愚痴を・・・m(__)m)
さて世田谷区の相談者様の御宅も貴重な日本家屋を長年大事にご使用されている方。
しかしそれだけに一見「害獣」の「侵入経路」は多岐に渡ることが脳裏に浮かびます。
まず外周から見て回ります。
大きなお住まいの為に「通気口」の多いこと多いこと・・・
しかもタイプが様々なようです。
殆ど見たことのないタイプは建築的にも学習と経験になります。
当然こうした「折れている」箇所や
こうした「破損」個所・・・
全て数えて二十数か所・・・ほとんど全てがネズミでいえば侵入は可能です。
また「広縁」下のように縦横が大きく空いている空間には過去こうした👇
パンチング板で封鎖した箇所も、既に劣化破損で要補修だったりして・・・(-_-;)
封鎖しているつもりがそのすぐ傍に別の侵入経路がモレていたり・・・
(大工さんなどの封鎖補修らしいので仕方がないのですけれど・・・)
☝「戸袋」も当然やっぱりでした・・・(^_^;)
こうした「軒天井」のちょっとした破損ネズミのうちなら良いのですが、
概してハクビシンなどが好む「侵入口」としては早めに補強や改修したいところです。
彼らは「破壊」は造作もないことなんです、獣ですから・・・
「以前ここからハクビシンが入った」という軒天の「換気口」に設置した繊維網も、
とっくに劣化破損で破れていますし・・・・
ここまででも結構な数量の侵入経路でしょう?・・・
増築を複雑に重ねた屋根周りには、こうした箇所もいくつか見られました。☝
また「特にこの周囲で音がする」という近くの基礎回りでこんな痕跡が・・・
床下へ続くような陥没穴・・・
以前はこの場所は大きな玄関土間だったとのこと・・・
大きなリフォームで大きな配置替えまで行ったケースは、
案外と床下にトンネル経路が発生してしまっていることが多いものです。
おそらくその一つかと思われますね。
う~ん、なかなか駆除し甲斐のあるご相談なので正式なご依頼が楽しみで~す!
最近の調査案件・八王子市・K様・八王子・T様
お仕事の多忙と、季節の不安定さと、世の中の混沌さと騒然さと・・・・
なかなかシンドイながらも頑張っておりますが、
どうしてどうしてやっぱり記事の更新がコマめにゆかないのが歯がゆいところ・・・
この2~3週間前後は半分以上は新規のご相談・調査お仕事でありました。
まずは八王子市のT様宅です。
どうも聞き取りによると「天井裏でみや~みゃ~という鳴き声が聞こえる」というお話・・・(^_^;)
(は~イヤな予感・・・しかも時期が時期だもんあ・・・)と胸騒ぎを抱えつつ伺いました。
ザックリ外周から拝見すると・・・
戸袋はご覧の通り大きく空いておりますが周囲に出入りの痕跡はありませんね。
最も現状放置は決して良いことではありません。
↓は文章での説明が難しいのですが、増築した半外部?(構造体が露出したまま)のような
範囲ですね。
こうした納屋のような作業スペースのような箇所はたまに見られます。
日曜大工的に御家族がされるケースが多い感じがします。
物理的にはネズミなら侵入出来ると思われるスキマが点在しますね。
やはりコレはほぼ外部といった方が良いかもしれませが非常に複雑な経路が存在しそうです。
究明と解析には訪問と時間が必要です。
板金屋根には肉球のハッキリした痕跡が点在しています。
こいつの痕跡をもっと探したいところ・・・
みゃ~みゃ~の鳴き声の主ですな・・・(;´∀`)
この辺りの屋根壁周囲も、家屋の劣化や過去のリフォームから発生した隙間がどうもありそう・・・
ありましたねえ・・・☝
足場が無いと「波板」の屋根に乗れない為に遠方からの確認ですが・・・
足跡の割と近くのコレは濃厚な箇所かもしれません。
足跡の激しく集中する範囲をたどると、どうも移動経路が推測されてきました!
というところで残念ながら今日の調査は終了(;^_^A
というのも「時間切れ」ではなく、室内側からの「点検口」が皆無という理由からです。
天井裏をなるべく広く眺望できなければチョット先には進められず、
ましてや「子供」の存在が危惧されるので「捕獲」も優先出来ません。
「まずは床を開口してから先に進みましょう」ということでご依頼を頂きました。
次も八王子市でK様宅の調査でした。
こちらは以前からネズミ騒ぎはあったようですが今回もそうなのかは?です。
伺ってみると外周は結構「典型的な」侵入経路が幾つも点在しているようです。
おなじみ?のふかし壁下空間ですね。
真っ先に目に入る危険範囲です。
底板のベニヤはご覧のごとく劣化破損、壁側の空間は上れるようになっています。
金網や金属板の封鎖が必要と思われます。
戸袋も写真のように大きなスキマが存在↓
少々ネズミの引っかき傷がありますが写真では少々分からないかもしれませんね。
サンルームと板金庇の上には「肉球付き」の足跡が無数に点在しています。
そしてこの「庇」も軒天が劣化破損していました。
小動物の出入り箇所の一つである可能性は濃厚です。
もう一つ反対側にふかし壁下空間がありました。
下から覗いてみます(;・∀・)
やはり基礎と土台の間にスキマ空間が存在し、
いくらでも床下へ通じることが可能でした~( ノД`)
コレだけでも結構な侵入箇所なので、(これで終わりか~)と思いきや・・・
なんだか胸騒ぎ的予感もあり、
建物を遠方から眺望しビックリ( ゚Д゚)~そして(見落とさず良かった~)です。👇
二階の軒天井が劣化してパックリと開いているではありませんかあ~ショック!
こちらもどうやら今回はネズミではなくハクビシンなどの中型害獣であるようですね。
早速対策案をご提示します。