Monthly Archives: 2月 2015
東大和・O様邸・鼠調査
今回のお客様も11月ころより、ほぼ毎日「ネズミ」が室内に徘徊し、
ご家族様がややノイローゼ気味とのことでした。
やはり前回の「白蟻調査」と同様に、
数回に渡るリフォームと築年数の経過によって、侵入口らしき箇所はいくつも見られました。
特に「室内徘徊」の典型的な「出入り口」が上記のような「ブレーカー」スキマでした。
ブレーカーに隣接する「冷蔵庫」の上は、ネズミの毛油と足跡でベタベタでした。
お客様ご自身が、このブレーカーで「ネズミ」を何度も目視しているとのこと。
ブレーカーの奥を見ると、配線沿いの下地石膏ボードがかじられていますね。
上記はお客様でも気づかない箇所かもしれません。
おそらく増築された時に「通気口」を開放したが、
ガスボイラーの陰になり気が付かず、そのまま室内の一部として機能していたのでしょう。
床下と室内が筒抜けの為、楽々に室内侵入~徘徊が可能です。
上記は同じくボイラーが設置されている、現在使用していない「勝手口」下です。
木で柵のようになっていますが、スキマもあり、右下の辺りが掘られています。
これはネズミが床下と室内を通過するのに作った、「トンネル」のようなものです。
こちらのお客様もそうでしたが、「住んで何十年も被害なんて無かったのにどうして・・・」と、
言われる方は本当に多いです。
毎年「初めての経験です。ネズミって都会にいるんですね」という案件の連続です。
それは「ある日突然」なのかもしれません。
ご自宅の周りは「植栽」「植木」「アウトドア用品」などの整理整頓をお勧めします。
少しでも「ある日」が来ないために・・・・
世田谷区・M様邸・白蟻調査
さて当分寒い日々は続きますが、今年も暖かくなると害虫が活発に動き出します。
我々「害虫駆除業者」にとって「シーズン」と言われる時期を前に、
ぜひご自宅の調査もご検討をされては?・・・という良い例が今回の調査でした。
都内の閑静な住宅街にありながらも、昔ながらの趣を保たれたお住まい。
やはり築年数が経過されているほど、それは傷みも伴いますので要メンテナンスなんですね。
床下へ侵入して早速「蟻道」を発見。
嫌な予感をもって進んでみますと・・・・
水回りは「漏水」による土台等「木部」の傷みと劣化。
さらに奥へ行くと・・・・
あるある、巨大で長い「蟻道」が・・・
「束」と「地面」の接点付近の「蟻道」が黒いのは、
シロアリが水分を運んで徘徊している「証」と思われ、
被害が「現在進行形」であることがうかがわれます。
これだけの被害ですと「駆除消毒」のみで安心とは言い切れません。
「大引き」が半分以上食害されているために、「耐久性」に影響してくるからです。
築年数が経つ為に、もともと全体的な「耐久性」が低い為、
「部材交換」などの「改修工事」を併せて慎重にご検討いただく必要があるでしょう。
また床下も低く、一部配管も多い為に作業性は良くありません。
外周から拝見した際に発見した「通気口」の劣化~破損も「嫌な予感」を感じましたが・・
それも当たっていたようでした。
鼠は楽々に侵入でしょうね。
比較的新しい中型の獣糞が散在しています。
糞量が少ないので「ハクビシン」なのか、たまたま「猫」が侵入したのかは判別困難ですが・・・
糞の中に木の実などが混在してないので「猫」かもしれませんね。
ちなみのこの調査のご報告の後、
お施主様より、直ちに「改善対策」と「現状復旧」をご依頼頂きました。
立川・O様邸・ネズミ調査
今回は戸建ての「ネズミ調査」です。
こちらは年配者のお独り暮らしなのですが、
室内に鼠が徘徊する為に近所に住む「息子さん」からの調査依頼でした。
建物外観はお手入れをされているので新しいのですが、
実際は「築40年~」なので、チョット見れば「スキマ」が多いことが次々と発覚します。
上記のように交換した戸袋の下が大きく開いており、床下が「丸見え」状態でした。
ここは「金属板」や「金網」で封鎖が必要です。
また2階の戸袋は内側にフタがしていない為、壁の中が「開放状態」。
「ハクビシン」などの大型の害獣も侵入可能化かもしれません。
そして例外なく「通気口」も古い為、金網などの封鎖が必要ですね。
これでは小さいネズミの侵入可能えあるばかりか、錆びて最後は「ポキン」と折れて「大開放」です。
また床を「持ち出し」で増築しているのでその下が開いているようです。
土台のスキマを超えて床下へ侵入するか、増築した壁の内側にスキマがあり壁面に入れるか?です。
ここもグルリと「金網」や「金属板」でスキマを封鎖しないといけません
殆ど使用していない2階から階段沿いにネズミが降りてきているようなので、
帰り際に「階段踊場」へ「粘着シート」と「エサ」を設置して御宅を後にしました。