Daily Archives: 2015年3月18日
横浜市・T様邸・鼠駆除①
元同僚よりご紹介され、横浜のT様へ「ネズミ駆除定期管理」に伺っているレポートです。
築年数は経過していますが適度に補修やメンテナンスをされている為、綺麗なおたくです。
とはいえ小さければ「1センチ」四方のスキマより「侵入」可能な鼠が相手。
荒探ししてしまえばそれなりにあるものです。
「通気口」や配管沿いのトンネル穴、それに古い「戸袋」内のスキマ。
痕跡はなくとも屋根裏の「通気口」も2センチ四方のスキマで格子がはいっていました。
まずは室内に食害があるので、最も色濃い侵入口の「勝手口」下を仮止めにします。
エサと粘着シートを配置した上で、室内には出ないように「アルミパンチング板」にて仮封鎖。
天井裏へは「忌避」的な意味も含めて「衛生消毒」を実施します。
これから暖かくなると、ネズミとセットで「ダニ」などの被害報告と対策依頼が急増します。
そして最後に床下へもエサと「粘着シート」を配置してみました。
1週間後に訪問して床下を開けてみると・・・・・・⇒
こんなに大きい「クマネズミ」が捕獲されていました。
(生々しくてお嫌な方には申し訳ありません)
これが室内の野菜を荒らし、天井裏を駆けずり回るのですから、たまったものではありません。
所沢・Hハイツ・防鼠工事
こちらは1階 がオーナー様宅。
2階~4階がワンルームマンションの大手ハウスメーカー仕様の建造物でした。
オーナー様のお部屋に白昼堂々と鼠が徘徊し、食物を荒らすとのことで出動依頼となりました。
私の仕事は数回に分けて賃貸範囲の各部屋に、鼠の室内進出予防の封鎖工事をすることです。
ワルームマンションというのはたいてい「ポイント」は限られており、
①配電ブレーカーのスキマ
②ミニキッチンの裏板から配管沿いにかけてになります。
これは慣れて構造を理解するとすぐにわかってきます。
これも同様のキッチン裏に隠れているスキマで封鎖が必要です。
こうした箇所は狭い為、「アルミパンチング板」や「金網」など「軟らかく」、「加工性」に富んだ材料を使用します。
見えない箇所なので施工後の外観よりも、「ネズミに外されない」ことが出来不出来を左右します。
ちなみにこの日の朝、前日室内に仕掛けた「粘着シート」に大きな「クマネズミ」が捕獲されました。
これでオーナー様範囲も鎮まるのではないかと思います。
東大和・O様邸・防鼠工事
こちら様は毎日室内に鼠が進出・徘徊しており、対策を急務とのことでした。
やはり築年数は経過すればするほど、規模は大きくなればなるほど、それだけ駆除の規模も大きくなります。
大雑把ではありますが、25年以上の築年数の御宅は全体の3割程度は鼠被害の対象と思います。
もちろん気が付かないほどの「短期的侵入」も含めた、「潜在的」割合ではあります。
これが都内の下町周辺になれば、その数字はもっと大きいものになるでしょう。
こちらの室内の侵入口は典型的な「電気ブレーカー」のスキマでした。
いわゆる「ラットサイン」(鼠の体毛が残す徘徊経路)で真っ黒です。
配管沿いを金網を併用しパテ埋めしました。
また殆ど使用していない納戸勝手口の下にある「床下」とのスキマや、近くの破損した「通気口」です。
通気口も配管を通す為に利用して間隔が広がる為、そのままでは格好の「侵入口」になります。
納戸勝手口下に「金網」設置。
通気口にも同様の「金網」を設置して対応します。
このあと後日、難易度の高い「戸袋」内の防鼠工事が待っていますので、またご報告します。
こちらもお客様が大変協力的なので本当に助かっています
害虫・害獣駆除などは施主様のご協力なしには、効果的な駆除施工が出来ないことをお知り下さい。