Monthly Archives: 6月 2015
日野市・S様「鼠駆除」調査
先日日野市のS様より「鼠駆除」の調査見積もり依頼を頂きました。
幸いこちらのお客様は室内には徘徊は免れていますが、
もう2年くらい「天井裏」や「壁」の中を徘徊しているようです。
家の周囲にはこうした糞が散乱しています。
どうも壁~基礎沿いの、人間からの「死角」に侵入口が多いのかも。
こうした基礎沿いの穴があちこちにありますが、
こうした穴を一つ一つ見つけては、埋めていかねばなりません。
当然というか築年数を経た「通気口」は予防も含めて全て「封鎖」を薦めます。
問題は木造の「既築部」と増築の「鉄骨部」の間が「不透明」で確認不可の為、
限りなく怪しいわけです。
もうこうした場合、ご予算はさておきまずは「最善」の対策を提案すます。
「施工するか?」「様子を見るか?」迷う箇所、範囲については、
まず「予防」という視点でお見積り致します。
「追加」の発生よりも「減額」の可能性の方が、お客様の気持ちの負担と、
「安心して背中を押してあげ易い」などお互いメリットがあるからです。
この写真では分かりにくいですが、「戸袋」の中もスッポリ「開放」されていました。
それがなかなか私には難しいパターンのスキマ構造でした。
昔の私なら「出来ないかな?・・・」とスルーしていたかもしれません。
現在は「自分にできないことはあってはいけない」位の気概で取り組めています。
これもSCSのみなさんのスキルアップ援助の賜物です。
この場を借りて改めてお礼を申し上げたいです。
やはり同業者の横の連携は、本当に有難くも大切なものですね。
小金井市・K様邸・鼠駆除管理+ゴキブリ駆除
鼠駆除を管理させて頂いているK様より「ゴキブリ駆除」のご依頼を頂きました。
これが「ウルトラガン」ならぬ「ベイトガン」ですね。
子供心のように持っていると思わず「構えてしまう」カッコよさです。(笑)
さてこれがベイト薬剤です。
チョット写真がぶれてしまいお恥ずかしい限り・・・・
「白蟻」同様、薬剤散布による「ケミカル工法」とベイト剤(毒餌)による「ベイト工法」が、
現在の害虫駆除の主たる手段です。
昆虫・害虫の習性や生態に合わせて生息・繁殖範囲に「毒餌」を設置することで、
効率的に効果を発揮すると言われます。
ベイト工法は一見「簡単」なようで「カン」や「経験」に熟練を要することが分かります。
学べば学ぶほど「奥が深い」ようなので、今回は細かくは割愛しますことをご了解ください。
今回のように「戸建て」が対象の場合、基本的には①食材や水のある場所・範囲、
②熱源のある「暖かい」場所となります。
冷蔵庫の裏や食材のしまってある食品庫の中、勿論「流し台」周囲などの生ごみのある場所。
しかし相手は人間が誕生するはるか昔から「姿」を変えず、
どんな環境でも生き抜いてきた「強者」です。
生態や行動範囲をよく知り、「適切な場所に」、「適切な量を設置」し、「適切な対応」をしなければ、
失敗も多いようです。
ともあれ「鼠」と同様で、居住者様の「環境改善」協力も無ければ、
「効果的な駆除」が困難なことも大切なポイントとして挙げておきたいところですね。
国立・K様邸・ネズミ封鎖工事
元同僚のKさん紹介のお宅に「防鼠工事」に伺いました。
年配のお独り暮らしのお宅は、やはり最近「ネズミ駆除対策」の依頼が増加傾向です。
これは時代の反映でもある為、今後も増え続けると思います。
今回の室内への侵入口を順に追っていきますね。
まず「恒例」と言っては何ですが、「配電盤」のスキマです。
スキマの周囲が汚れているでしょう?
今回はコーキングで封鎖しました。
次は和室の「長押」に金網を埋め込みました。
このお宅様が建てられた時代は「セントラルヒィーティング」が全盛だった為、
当時の配管が床下や壁から居住空間に突出したままだったり、
配管は撤去しても貫通した「穴」がそのままだったり・・・・
今回も数多くこうした「穴」がありました。
これも立派なリビングに放置されたままの「配管穴」です。
この配管の前に使用していない「ファンヒーター」がドン!と居座っており、
見えないその裏ではこうしてネズミが異物を持ち込み「いたずら」していました。
こちらのお宅も築30年以上の純和風のお住まいの為、外部からの侵入口も数えきれません。
ここから先、こうした侵入口を封鎖するなど「費用」と「時間」をかけるかは、
お施主様のこれからの「人生設計」や「ライフサイクル」などと検討した上でも遅くありません。
今回はまず「室内への徘徊を止める」ことを第一の目的とさせて頂きました。
今後「連絡」を頂かないことを祈りつつ・・・・