Monthly Archives: 9月 2015
?十年振りの「軽井沢」探索レポート①
夏休みもチョコチョコとお仕事させて頂いていた「我が家」は遅い「夏休み」を頂きました。
どこへ行こうか悩んだ末、家内の意向から「軽井沢」と相成りました。
私自身、大学時代に行ったきりですので約30年振りでしょうか?・・・・
家内も十年振りとのこと。
「雨天」も心配しながらの出発に「ふくちゃん」も車内でワクワクしいる様子。
今回の「軽井沢」ツアーに際してどうしても譲れなかったのが、
「横川の釜めし」でした。
初めて食べてからというもの、デパートの駅弁大会などでも必ず買って食べた懐かしさ・・・
「古い人間とお思いでしょうが・・」、やはり「釜めし」、「駅弁」は「横川の釜めし」!だと、
声を大にして言い切りたい!(だから何なの!って?)
やっと来ましたよ!
この国道、「碓氷峠」の麓の「横川」で腹ごしらえをしてから、
キツイ「山登り」に入るわけなんですね。
この「「荻野屋」という「横川」のドライブイン(古いか?)は歴史も古いらしい。
かつて「駅弁屋」夫婦の一代記として、TVドラマにもなったとか・・・
当然「皇室ご用達」のシロモノとして「お墨付き」でもある由緒正しい「駅弁」なのでした。
きたー!コレコレ!変わっていないなあ~
もうこれで今回の旅行の目的の大部分は達成されたってカンジです。
初めて食す家内も満足の様子でした。
「碓氷峠」ってこんなに長くキツイカーブだったんだなあ~と実感して、
やっと「軽井沢」に入りました。
何十年ぶりに家内も私も「車酔い」にあってしまった気分でした。
それだけ「急カーブ」が多かったわけで、これからは好き好んで「旧道」はもう走りません。
いつも「温泉」と「食べ歩き」目的の「我が家」の旅行。
一日目は「軽井沢銀座」でまさしく銀ブラです。
9月の平日とあって人出はまばらで閑散としていました。
ふくちゃん、やっと歩けるね。
おしゃれな街並みは落ち着きます。
きっとシーズンはこんなでは無いでしょう。
コンビニもないマックもファミレスもない・・・あらゆるチェーン店が殆どない「街並み」は、
かえって「豊か」な暮らしを想像させますね。
予想はしていましたが11月近い陽気だったので、この格好でも少々物足りなかったです。
こういう時「犬」は暖かくて羨ましくなりますね。
軽井沢の観光事務所も、昔の有名な建築様式のままのようで趣がありますね。
軽井沢らしい風景です。
路地に入ってみるとテニスコートがあり、こんなバスまで走っていました。
危ないところでふくちゃんが轢かれそうになり、ヒヤっと(;´Д`)しましたが・・・
その横にひっそり構えているカレーやさんで、楽しい犬の出会いがありました。
このお店のワンちゃんですが、マスターもまた楽しい方でした。
俳優の「渡辺謙」や「長塚京三」などがよく来店されるとか・・・
きっと周囲に別荘があるんでしょうねえ・・・羨ましい・・・
後は宿にチェックインをして一日終了となりました。
夕食~二日目はこの後またレポートします。
昭島・Tハイツ様・鼠調査
このところ立て続けにご依頼を頂いている、昭島のNF建設様の調査依頼、
有難うございます。
1Fは倉庫、2Fが賃貸という軽量鉄骨の建物でした。
202の入居者N様は以前から「天井裏」の物音に悩まされていましたが、
この9月の一連の「台風」時には特に騒ぎがひどかったとのことでした。
早速お部屋を拝見してみますと・・・
いつものようにブレーカーの中がスッポリと空いていますね。
よくこれで「室内」に徘徊していなかったものです。(;´Д`)
また天井裏はと言うと・・・
画面左はじっこに「ネズミ糞」があるのが分かりますね。
「木造」ではないので、「天井裏」の構造もだいぶ違います。
よって「侵入経路」も油断が出来ません。
外回りは・・・
玄関の上のこの「破損・換気口」はまずいですねえ・・・
たぶん「天井裏」へ筒抜けだと思われます。
マンションやアパートの廊下に設置されている「ガスチャンバー」内の光景です。
赤いのは躯体の軽量鉄骨ですね。
これを覆っている壁材が「破損」か、最初から意図があり「欠けて」いたか?・・・
どっちにせよ、ここから構造内部へネズミは侵入出来てしまいますね。
ちなみに右に見えるのはこの部屋の「給湯器」です。
つぎに1Fの倉庫を覗いてみました。
食品庫でないのが幸いです。
これがスーパーなどのバックヤードですと話が深刻になります。
平時は開けっ放しというこのシャッター・・・
よく見ますと・・・
両脇の「ガイドレール」から「ボックス」に不審な汚れがありました。
どうやら「ラットサイン」かと・・・
そして構造上からも、シャッターから1F倉庫内へは楽々と通じています。
そして万が一倉庫内へ侵入出来たとすると・・・
分かりずらいですが、こうした内壁の上と鉄骨梁の「突き付け」部分にあるスキマ。
ここが壁内へ通じて2F天井裏へも侵入可能・・・
このスキマは倉庫内の内側をグルリと囲んで生じています。
ここは現実的にそれなりの予算を考えなければなりませんから、
最初からどこまでやられるか?はオーナー様の意向次第ということになりますね。
川崎市・S様邸・白蟻駆除
相変わらず「同業他社様」より「床下の低い」お宅の「白蟻駆除」のご依頼を頂きます。
今回も床下は土壌なので「掘削」出来ますが、17㎝程度の高さの床下らしいのでした。
「勤め人」の時代は「低い」床下など、なんのことはなかったのですが、
現在のように「白蟻駆除」よりも、圧倒的に「ネズミ駆除」や「ハクビシン」やその他の、
虫や獣が多くなると、たまに潜る「低い床下」に抵抗を感じてしまします。
贅沢になってきているのかもしれませんね。(;^ω^)
「床高」を表現するには適当な写真がなくてスミマセン。
40年近くを経ているお宅なのでどこもこのようなカンジです。
確かにところどころ「掘削」しないと先に進行していけないのですが、
「う~ん」・・・自慢ではありませんが、私にはたいしたことはなかったかなあ・・・(^^;)
このように玄関ドアや勝手口のドア枠に「薬剤注入」する為、
ドリル穿孔しますが、木材の「経年劣化」も勿論あるにせよ、傷みが進行しているようです。
ドリル先の感触が「柱」など木質の健康状態を明確に伝えてくれるのです。
お施主様もある程度「認識」しているようでしたが、周辺の柱も過去に「白蟻食害」に合っている様子。
我々の仕事は「現在生息の駆除」と「この先数年間の予防」であって、
「お住い」の耐震的な保証をするものではないところが少々つらいところです。
薬剤注入後、木栓をしましたが、「木質」に「腐朽」や「食害」による「空洞」があると、
この時「薬剤」がみな外に流れ出してしまします・・・
この場合必ずしもそれが原因ではありませんが。
床下は昔の「堀炬燵」やら土壌に埋め込み式の「床下収納」があったりと、
やはり「白蟻」が近寄りやすい条件が重複していました。
よって上記にように全く気付く間もなく、「白蟻被害」にあってしまったのでしょう。
「木部処理」を終え、
「土壌処理」を終えて終了となります。
蛇足ですが、実はこの日「薬剤」を忘れてしまい「現地調達」が大変でした。
従って通常の「方法」、「流れ」と若干違う為もあって、「準備」と「片づけ」がもう大変・・・
もともと「白蟻駆除」は実際の「薬剤散布」などの作業よりも、
「準備」と「片づけ」に時間がかかることを知っておいて下さい。
最も仕事は何でも「段取り八部」とは言いますけれど・・・まさにその通り。