Monthly Archives: 11月 2015
富士五湖・秋の小旅②
先日の富士五湖は小旅の二日目のレポートです。
朝はさすがに寒かったですね。
何時もながらおいしい朝食を頂き、宿前にて出発前の「記念撮影」です。
宿の女将さんに教えて頂き、何でもこの近所に有名な「千年杉」があるとのこと。
行ってみることにしました。
ウォー!これかあ~(^^ゞ確かにスゴイですねえ。
「天然記念物」に指定されるだけのことはありました。
その近くで「茅葺」の吹き替えをしている珍しい光景にも遭遇。
専門の職人さんもなぜか若い方たちが多くて、ホットしたような気持にも。
なかなか需要の無いと思われる仕事に従事することは簡単ではない気がします。
我々の「害虫駆除」「環境衛生」関連の仕事も、若い方が進んでやるとは思えない仕事ですしね。
日本の良い伝統を守り続けてほしいものです。
またそのすぐ傍にこんな素晴らしい紅葉が「ひっそり」と、しかし名一杯「艶やか」に咲いていました。
毎日住むにはきっと少々サミシイ「田舎」なんでしょうが、自然と共に住むのはやはり人間らしいですよね。
昔は賑やかに栄えたであろう、周囲の集落も半分は空き家になっているようでした。
平日の為か、人っ子一人見かけません・・・・
近所の散歩から再び「宿」に戻ってきて、さて帰路に出発です。
何でも河口湖で「紅葉お祭り」をしているとのこと。
早速「そこに行ってみよう」ということになりました。
賑わっていますね。
B級グルメグランプリに輝いた「富士宮焼きそば」も勿論ありました。
勿論食しました。
歩きまわって結構ここで半日過ごすことが出来ましたね。
何度も言っている「河口湖」ですが、また違う楽しみ方と知らないスポットを発見することも出来ました。
また来るのが楽しみですね。
そのイベント会場範囲内に「綾小路きみまろ」のお店がありました。
何でも自宅もこのすぐそばで生活されているとのこと。
さて年末の「足音」もヒタヒタと忍び寄る昨今、一気に仕事もラストスパートに突入します。
本年後半は出来すぎの感すらしていますが、
常に「謙虚」に「原点」を忘れず来年への「橋渡し」がしたいものですね。
杉並区・S様邸・ネズミ駆除・断熱材撤去
前回に引き続きなかなかの作業内容をレポートします。
先月からお世話させて頂いています、杉並のS様のネズミ駆除。
天井裏が想像を絶する「断熱材」の傷みでいっぱいなのでした。
要するに長期に渡り、ネズミが巣やWCをあちこちに作っていた為、
すでに「断熱材」の体を成していないかったのです。
改めてマスク無しで天井裏を覗くと・・・とてもとても・・・めまいで居られたものではありませんでした。
従って全て「断熱材」を撤去することになりました。
とにかく粉塵がものスゴイのでこうして「点検口」周囲や床~壁へ十分「養生」をします。
ここから道具を使い「引きずり出す」しかありません。
場合によっては「天井」を壊して一斉に床へ落としてしまうこともあります。
まずはこの状態をご覧ください。
奥はよく見えませんが後々、その無残さが露呈します。
まだここは「経年劣化」程度の汚れと傷みですが・・・・
手前を「掻き出す」と、ネズミによって「無残」にも粉々にされた「断熱材」が見えてきます。
ホラホラ!出てきました、見えてきました、ひどいその光景が・・・(・_・;)
これは相当長期に渡り、複数匹が住み着いてきた「確かな」痕跡であります。
自分がこんな下で生活していたかと思うだけで「痒く」なりませんか?(-_-;)
最もひどい範囲はこんな様子でした。
見たくない方は御免なさい🙇・・・パスして下さい。
さすがに私もマスク越しに「ゲゲッ!(;´Д`)」っとのけぞる光景です。
これがネズミに住み着かれた現実なのです。
今回は1Fの天井裏でしたが、すでに2Fの天井裏は撤去を済ませました。
当然のごとく状況は同様に「無残」なものでした。
幸い寒気に入る為、2Fの断熱材はしばらく不要なこともあって「駆除」の終了後に新品を敷設となります。
今回も「粉塵まみれ」で大変な作業と相成りました。
これで駆除の終焉に拍車がかかるとよいのですが・・・(;^ω^)
三鷹市・A様邸・白蟻駆除・床下環境改善工事
今日は久しぶりにハードな白蟻駆除と床下工事をレポートしたいと思います。
以前白蟻の被害と生息が見つかり、早急な工事のご依頼となったのは良かったのですが・・・
工事指定日の「天気予報」がかなり前より「雨天」でした・・・ので少々「憂鬱」でもありました。
「快晴」であればどんなにヘビーな工事でも独りでやり切るのですが、
さすがに「雨天」の「準備」と「片づけ」は1.5倍かかると言えるのです。
この週は他にもヘビーウェイトな内容の仕事が幾つか重なっていたので余計でした。
それが工事終了のギリギリまで「最小限」の「雨天」で済んで、ホットしてこうしてレポート出来ます。
今回のどこがヘビーと言えば、画面左にドカンと存在する「調湿剤」のヤマなのでした。
「調湿剤」とは「ゼオライト」と言う天然の鉱石を砕いた優れモノなのです。
どこが優れているかと言いますと、要するに「呼吸」のように「湿気」を吸着しては吐き出し、
床下空間の湿気を軽減するという訳なのです。
消毒後にこの1袋10キロを、幾つも床下へ敷き詰めなければならないんですよ~(´;ω;`)ウゥゥ
仲間も多忙の為「応援」ならず・・・
よっしゃ~「やるしかない」ですね~(^^;
それともう一つ、機材を車に積み込んだまま施工が出来ない環境の為、
こうして降ろしてのセッティングも普段より時間をみなければなりませんでした。
雨が降らないうちにまずこうすして「外部」の壁面注入です。
こうした「蟻道」や「被害箇所」へ穿孔と注入です。
そして全体的な「床組み」への木部処理をして・・・
次は全体的な土壌一面への「土壌処理」ですね。
ここまでなんとか天気が持ってくれました・・・フーっ(・_・;)
これからが一苦労です。
「調湿剤」を敷く前に「土間用・防湿シート」を敷設しなければなりません。
「土壌」に直接敷き詰めると「土壌」の湿気を下から直接吸ってしまい、劣化進行が早まります。
現在の新築工事でも「コンクリート」を打設する前に、必ずこうしてシートを敷設します。
こうしてシートを敷設するだけでも綺麗でしょう?
たしかにこれだけでも土壌からの湿気が「床下空間」へ充満し、
床組み木部へ吸収されるのを軽減することが出来ます。
「調湿剤」の敷設は、さらに効果的な「既存住宅」での湿気対策でもあるわけです。
こうなる訳ですね・・・
見た目が見違えるだけではなく、当然ジメジメ感が無くなったり、「カビ臭」が無くなったりと、
実際、後々「アフター」で床下へ侵入してみると、「心地よさ」でチョット「横たわって」みたくなりますよ。
あ~(^^;)でもこれで2~3日は、「肩~背中」を中心に筋肉痛が止まないだろうなあ・・・(;´Д`)