Monthly Archives: 12月 2015
我が心の怪獣ガレージキットと「イノウエアーツ」探訪②
お久しぶりです。
今年も残すところあと数時間となりました。
本当に今年は「出来すぎ」、「上出来」の一年でありました。
特に10月~12月は全速力で駆け抜けたように、昨日からの年末休みに入り、
ドドッとめまいのように疲れが出てきています。
「自分は実はこんなに疲れていたんだなあ・・・」とチョット驚いてもいます。
永い間「緊張感」で風邪もひかずによく持ちこたえていたものです。
とにかく今年は最後の最後まで、関係者一同の皆様に感謝で一杯です。
その代り好きな「造形」はなかなかできない年でもありましたね。
そのストレスは好きな怪獣ガレージキットをいじって解消しましょう。
今日の「イノウエアーツ」探訪②は、「サンダ対ガイラ」です。
作品自体も東宝特撮映画の中でも1,2を争う人気の作品です。
では早速主人公の一体「ガイラ」の登場です。
最初にこのガイラを見て「これだけで何も言うことはない」とう気持ちになりましたね。
似てる、似てないではないんですね、井上さんの作品は・・・
力任せに「サンダ」をねじ伏せる「ガイラ」の凶暴さを表現してあまりあると思いませんか?
そして「サンダ」です。
「怪獣」でありながら「優しい心」を持つ「サンダ」の哀しみに満ちたこの表情も、
これまた惹かれるものがあります。
この二体をガッツリデコレーションするのがこのベースプレート。☟
映画の通りのロゴをあしらったベースがニクイです。
形だけでも乗せてみました。☟
何時かは完成させたいものです。
確かに細かいディティールやデッサンやら問えば、
現在の原型師の方の方がきっと優れていることは言うまでもないかも知れません。
しかしそうした欠点も持ってしても、十分カバーできるだけの・・・う~ん、
何と言いますか、「永い時間」の経過に耐えうる作品のような気がします。
詳しいことは分かりませんし言い尽くされているとは思いますが、
ガレージキットという枠を超え、本人の意思を超えて「芸術」まで高めたのが井上雅夫さん・・・
それが今でもファンの心を捉えて離さない「イノウエアーツ」作品の血脈ではないでしょうか・・・・?
おまけにアオシマのメーサー車も登場。
昔はこうしたメカもガレージキットがありましたが、
いかんせん高価なうえ希少だったので学生の私には「高値の花」でした。
それがここまで立派な「完成品」が低価格で入手出来るとは有り難いことです。
最繁忙期のネズミ調査あれこれ
今回は矢継ぎ早にくる「ネズミ駆除調査依頼」のあれこれをレポートします。
まずは西東京のS様です。
こちらは軽量鉄骨増の3F建てですが、地下室の食品庫がネズミに荒らされているとのこと。
早速伺ってみました。
どうやら確かにかじられたいるようです。
出入り口は?・・・
どうやらココのようですね。
ダクト配管沿いがかじられて屑が散らばっています。
糞尿もチラホラと・・・
ココですね、構造体への侵入口は。
床暖房の配管沿いが大きく開いており、緑色の配管がややスス汚れているのがお分かりでしょうか?
他にもこんなカンジも・・・
「確実にココだなあ」と確信。
難なく「駆除完工」と相成りますように!・・・
次は東大和のT様邸です。
東大和の駅周辺の住宅街です。
数日前から天井裏で「バタバタする」とのことでした。
伺ってみますと・・・・
私もこのような「通気口」は初めてみました。☝
配管を通す為に始めからこうなっているのでしょうかね?
いずれにしても「ネズミ」には好環境です。
屋根もこれはだめですね。
ちょっとボケていますが、これでは天井裏へ一直線です。
ですがこれらよりももっと問題だったのがコレ☟
何だかわかるでしょうか?
度々レポートでも指摘させて頂いている「戸袋内部」です。
もう壁内に収めてあるはずの「断熱材」が露出されて「真っ黒」にスス汚れています。
誰を攻めるわけではありませんが、思わず「ひどいなあ・・・・」と思わずにいられません。
これではここから内部へ「スイ~スイ~」ってカンジで侵入ですよ。
こちらも年末年始が絡みますが、早期終焉を目指した駆除を実施させて頂きます。
最後のこちらは立川の共同住宅です。
鉄骨3階建ての古い建物ですが、空き部屋も多い中で102号室で「物音」が騒がしいとのこと。
伺ってみると・・・
色々な箇所に不審部分が発見出来ます。
なんでこんなところの「換気口」が開いているのか?・・・
不要な「配管切り口」も所々に見られます。
このような外壁の傷んだめくれや接道部分も怪しいですね。
そして空き家になっているお隣を拝見させて頂いてビックリ・・・・
押入れの天袋のフタが空きっぱなし・・・・で下を見ると・・・
そりゃ降りてくるでしょうよ~ってな具合でした。
不審箇所はダントツですがハッキリした「侵入経路」特定には時間がかかりそう・・・
どうやら腰を据えて取り組むしかなさそうです。
今年もあと約2週間・・・
どんな年末、大みそかを迎えることになりますやら・・・
最繁忙期のネズミ駆除現場あれこれ
おかげ様で現在「最繁忙期」を送っております。
一年前にはこれほど「ネズミ」との格闘になろうとは・・・思いもよりませんでした。
12月は「少々ゆっくり出来るか?」なんて思いきや、甘い甘い(´;ω;`)ウゥゥ
やはりかなり捕獲も続いていますので、幾つか「捕獲例」を紹介。
観たくない方はとばして下さいませ。
まずは昭島の賃貸・Y様宅。
音がする天井付近には「確認」出来る「点検口」がありません。
やはり駆除の最有力な手立ては、「音」のより近くに「罠」を張ることがその一つ。
「点検口」を開けて覗くと
そのすぐ目の前が「巣」のようでした。
ネズミも鳥のように「草・木」を運んで巣を作ることがあります。
そしてそれを囲むように「粘着シート」を敷設します。
そして一週間後・・・
ゴメンね・・・捕獲させて頂きました。
これは上手くいく一例ですが、こうした現場ばかりではありません。
苦労してきた杉並区・S様邸でも・・・
おかしいなあ?
捕獲されたこの周囲には一切「侵入口」はなかったはずなのに・・・
不思議ですが、まず「捕獲」されたことは喜ばしいこと。
浴室付近にももう一匹。
これで静かになると良いのですが、「侵入口」を再度発見しなくてはなりません。
やっと分かりました!
こちら板壁なのですが、雨水で板壁が傷み「軟らかく」なり部分的に外向きに浮いてきていました。
そのため「板壁」と「下地板」のスキマが大きく開いていました。
決まってこの部分の内側を「上る」ような物音がするとのこと。
状況的にツジツマが合います。
早速下から「金網」を差し込み、コーキングにて封鎖。
その後がどうなるか?楽しみですがそろそろ終焉したいところでもあります・・・(´;ω;`)ウッ…
次も苦労している日野市・S様邸での捕獲。
床下の基礎が囲われていたり、セントラルヒーティング配管等で複雑になっていると、
なかなか時間がかかることもしばしばなんです。
やはり今まで未侵入だった範囲でやっと多数の捕獲がされるようになりました。
床下は増築に次ぐ増築で「ガレキ」も多く、40~50年の築年も加わり、配管回りは確認出来ません。
「今に見ておれ!」とばかりに大量の「粘着シート」を敷きこみます。
「忌避剤」・「殺鼠剤」も効果が薄く、おまけに「侵入経路」の特定が困難なケースの一つです。
大量捕獲が始まれば「徘徊」も自然に減るはずです。
お客様との長い共同作戦も一旦終焉を迎えられることを祈りつつ・・・・・(^^;