Monthly Archives: 6月 2016
昭島市・賃貸S様宅・ネズミ調査
こちらは昨年鼠駆除でお世話になりました方の別の所有物件でのネズミ調査です。
範囲が近いのでやはりこの一帯自体にネズミが多いのだと言わざるを得ませんね。
最近では時代的にも「傷んだ建物」や「ゴミ屋敷」がらみの敷地も多く、
ネズミの生活にはもってこいではないでしょうか?(-_-;)
まずは外部調査と言うことで「サ~」ッと見回っても簡単に「出入り口」が見つかるほど、
築年数も経っているようです。
👇はご存じ「戸袋」の上にあるスキマ。
しっかり白い「足跡」がいっぱ付いていましたね。🐭
勿論、戸袋正面の「戸出し口」からも堂々と出入りしていますよ。👇
多少うっすらですが、でもしっかりと「足跡」が付いているのが分かるでしょう?
内部も当然のことながらこんなカンジです。👇
下地材が何もなく「裸同然」というカンジですね。
これでは安心して🐭は天井裏でもどこでも走り回れるわけでございます。(´;ω;`)ウゥゥ
☝も「気持ちよい」位にパックリ開いている「通気口」です。
これくらい劣化していますと簡単に「格子」は折れるので、ハクビシン等の大型害獣も狙うでしょう・・・
そしてコレはどこだかお分かりでしょうか?
最近では殆ど見かけなくなりましたが、吐き出しサッシなどの上に隣接してもう一段「横長」の窓があります。
これがランマという場所で「換気口」のような役目の名残りかもしれません。
そこからたぶんこれはTV配線でしょう、屋内外を通している為、常に一定のスキマが発生した状態です。
パテなり板なりでスキマ封鎖をしておかなければ、いつでもネズミは出入り自由ですよ。
境界線の都合で時間内では潜ってはみませんでしたが、☝のような「壁」が浮いた状態で持ち出している箇所、
これもひと昔前の住宅にありがちの特徴です。
経験上この浮いた壁の底にフタが無いことが殆どで、簡単に壁内に侵入が可能なことが多いです。
可能性は「大」でしょう・・・
さて室内はというと・・・
チョット写り方が悪いですが、☝は玄関「下駄箱」の下側を覗いています。
この様子だと床下と居住空間が「筒抜け」になっているカンジ・・・
洗面所の「石鹸」がかじられているというのもこの辺りからの出入りであれば頷けます。
これは「流し台」と左右の「壁」と取り合いの辺りです。
この奥を覗いてみても良く光が届かないのですが、どうも怪しい匂いがしますねえ・・(・・;)
手前で封鎖するに越したことはないでしょう。
こちらは「流し台」の下ですがどうも傷んでいますね・・・
これではネズミが食い破らなくとも難なくここまでは到達できそうです。
ベニヤ自体の交換が早いかもしれません・・・
あまりに経年数が経つ「建物」ですと、そに時点では「侵入口」にはなっていなくとも、
半年後、一年後には欠損などで「侵入口」に発展してしまう可能性が大きいのが悩みです。
行きつく先は「建て直し」となる訳ですが、とても簡単に結論の出る答えではありません。
とにかく私の仕事は今出来る「最善策」を講じて、面の前の問題を除去するしかないのです。
福生市・Dマンション・消毒調査
今年も「空梅雨」かな?と思っていましたが、幸か不幸かこのところは「判で押した」ような「梅雨空」です。
おかげで外部仕事がなかなか進まず気持ちもややブルーでしょうか?
やはり人間は気分・感情に左右される生き物だと誰かが言っていましたっけ・・・
暑いのは暑いのでまた「地獄」ではありますが、働いて汗かいてこそ幸せというもの。
一日も早い「梅雨明け」を願いたいところ・・・
同時にこの時期は大小の昆虫類が活発に活動を開始します。
勿論我々が仕事の対象とする「害虫」も同様です。
今回はコバエの大量発生の対処と言うことで調査に伺ってみました。
何だか玄関を開けた途端に異臭が鼻を突きます・・・
床(フローリング)が剥がしてあり、辺り一面が無数のコバエの死骸で一杯でした。
何でも「下水」の破裂か何かで居住空間に「汚水」があふれてしまったとのこと。
壁はカビだらけ、床はご覧の通り「コバエ」の死骸の山・・・・
窓回りにまで死骸が溜まっています。
こちらの台所の配管がどうやら犯人らしいとのこと。
よく隣の畳まで浸からなかったと思いますが、いずれ交換することでしょう。
床下はご覧の通り低いので「汚水」が回ると床組みまで浸水して傷めてしまいます。
ご覧の通り床下は土間なので「コンクリート」にカビが真っ白に発生もしていますね。
確かにこのままフタをしてリフォームでは入居者の体調に今後「異変」が起きないとも限りません。
出来れば浴室前のこの「洗面所」の床も、「開口」して直接消毒したい旨を依頼先に相談もしました。
床下への殺虫・殺菌消毒と居住空間への殺菌と消臭のご提案を相談させて頂く必要がありそうです。
「防除作業監督者」14681号!
待ちに待った「防除作業監督者」の免許状が届きました。
受講で取れる資格とはいえ、時間と費用はチョットハードルの高い免許です。
こんな分厚いテキストとか・・・
こんな分厚いテキストとか・・・・
一週間マルマル会場に通い詰めて「居眠り」も我慢でした。
オマケに「落ちる人もいますよ~」と脅かされた「試験」もあり~の。
「まさかね?・・・(-_-;)」と心配の一か月でしたが、
無事「免許状」👇が先日届きました。
「害虫・害獣駆除業者」としてわずかでも一歩前に進むことが出来ました。
そして次はいよいよ7号登録(都知事登録)して東京都の登録業者にステージアップの目標が眼前に見えます。
「器の形と大きさ」とそこに収まる実務という「中味」もどこまで「個人」で上を目指せるか?
全てにおいてバランスのとれた最優良な業者を目指すことは、独立当初からのエネルギーの源でもあります。
些細な会社ですが今後ともどうか宜しくお願い申し上げます。