Monthly Archives: 1月 2017
我が心の怪獣ガレージキットと「イノウエアーツ」探訪記⑩
やっとこのブログも200回目の記事となりました。
何人の方が読まれているやら分かりませんが、関心を持ち続けて頂き本当に有難うございます。
200回もよく書き続けられてきたなあ・・・とその継続に我ながら感心します。
一年に約100くらいの記事を書いている計算ですから、
あと一年しっかり仕事があれば書いていけるだろうと信じましょう(*^_^*)
今日は久しぶりに今年最初の「イノウエアーツ・探訪記」です。
昨年秋頃やっと入手出来ました、通称「新・モスゴジ」です。
残念ながら「未組み立て」の美品ではなく、「組立済みの塗装済みです」が・・・
箱はしっかりオリジナルのモノが付属していますので「よし」としましょう。(*^^)v
最近ではオークションでも数年に一度しか見かけなくなりましたしね・・・・
という訳で「箱」はこんなカンジです👇
箱はほぼ美品と言えましょう。
イノウエアーツのロゴもしっかり刻印されています。
「新・モスゴジ」はインストがあるとか無いとか・・・やはり今回は付属していませんでした。(残念)
早速完成品がこちら👇
まずは横顔からです・・・
製作者オーナー様には申し訳ありませんが、塗装は少々というかかなり荒いカンジですね。
当然いずれは基礎的な表面処理から再製作しないとチョット・・・
最近は完成品のソフビでもそれなりに十分な塗装が施されていますからね。
正面のツラ構えです。
顔は特に「チョット」な塗装が目立つので、逃げるように今回は撮影しましたから、
なのとかそれなりに見られます。
そこはやはりイノウエ御大の原型が良いからに他なりませんけれど。
特に言われる「ソフビ」と「キャスト」の収縮比から、「ソフビは見られたものではないと・・」。
そこはさすがにキャストのこちらは重量感が丸で違うのが頷けます。
今度は下から煽ってみます。
「モスラ対ゴジラ」の大きなベースはちなみに自作です。
以前作成し、倉庫に眠っている70㎝モスゴジの原型に併せて作ったものです。
以前紹介した30㎝「モスゴジ」一作目と比べるとだいぶ改良されているようですね。
いつかは併せて完成させて並べられる日が来ることを祈り200回目レポート終わりま~す。
立川市・H様邸・しろあり調査
この時期としては珍しい「シロアリ調査」のご依頼を頂きました。
大抵「シロアリ」は気温5℃を下回ると活動を停止(休眠)すると言われていますから、
激しく加害する時期ではありませんが、やはりリフォーム中に見かけると怖いですよね。
今回もそういったパターンからお声を掛けて頂きました。
一部シロアリに食害されていたとは言え、予想以上にきれいな床下のようです。
床組みや配管は場所によってこのように複雑に入り組んでいますが、
建築上はしっかりされているように思われました。
それでも時にはいろいろな予期せぬ状態を発見してしまうことも度々です・・・(^^ゞ
これもその一つ👇
基礎コンクリートの型枠材が装着したままです。
型枠材は木製のことが多いですから、そのまま床下に放置されると水分湿気を吸収し、
カビが発生したり、腐朽菌に侵されたり、はたまた「シロアリ」の格好の寄せ餌になったり・・・
ともかく最終的には残材ゴミになる結果です。
地面に埋まっている部分を少々「掘り返して」みると、
初期の段階でシロアリに食された後、ドンドン地中の水分を吸収して今では腐朽化していました。
他にもシロアリそのもよりも「床下環境的」に改善点が幾つか見つかりました。👇
あらら・・・・
スタイロフォーム断熱材が地面に落下しています。
前回報告の「断熱材落下」は「グラスウール」でしたが、今回はスタイロでした。
これはどうやら床組みに挿入しているだけなので、
床下「通気口」から強風が吹きこむと煽られて落ちてしまうのでしょう。
これでは真冬は寒いのではないでしょうかねえ・・(*_*;
落下止めの金具を打ち込んでしっかり固定してあげないと、
いずれ大半が落下してやはり同じく「不要物化」してしまうでしょう。
スタイロフォームの一面が落下を待つ「落下予備軍」みたいなものです。
ちなみにシロアリが好む食材ではありませんが、
こうしたスタイロのようなウレタン系断熱材もかじって「蟻道」を作ることはよく知られています。
三鷹市・T様邸・ネズミ駆除管理・経過
「三寒四温」という言葉がチラホラ聞かれるようになりましたがやっぱりまだ寒い!( ゚Д゚)
毎土早朝だけ「新聞配達」のお手伝いをしているわたくしの身としては、
人一倍「寒さ」の変化、「四季の変化」を実感出来るのが土曜日なんです。
それも少々ではありますが楽になってきた気がします。(*^_^*)
今年は実験的?にコンビで動き始めたということもあって、
日々の「緊張感」と言いますか、アンテナ感覚が常に研ぎ澄まされているようです。
早く言えばよい意味で「ストレス」がいまだかつて無かったほどかもしれませんね。
さて昨年からお邪魔しています三鷹のT様邸の床下へ初めて潜ってみました。
床下「点検口」が十分ではないうえ、どうも「床下徘徊」が濃厚な限り、
これは工務店様にご協力・ご尽力頂かなくてはなりませんでした。
早速、作って頂いた最初の点検口を覗いてみました・・・ビックリ・・
これは高さわずか10㎝しかない「洗面所」の床下ですが、
これほど糞尿で汚れていようとは・・・相当来ていますね、ネズミくん・・・
二つ目の「点検口」を覗いてみまるとこれまた「嫌な」環境・・・
相当に昔からねずみの徘徊が蔓延していた証拠です。
分かるかなあ?・・・
チョット気色悪いかもしれませんが、ネズミのバラバラになった白骨がありますね。
もう何年も経っています。
その他にも「床下」とは言えどうもよろしくない環境・・・あれこれと・・・
劣化した断熱材がこの通り落下し始めて、もはや不要残材化しています。(◎_◎;)
ココだけではありません。👇
湿気を吸収して断熱機能は無くなっているうえ、ネズミの栄巣化に利用されます。
全体的にこのような状態ですからすべて落下するのも時間の問題でしょう・・・
この際、全て撤去~清掃を行い、新規材料を敷設されることをお勧めしたいところです。
築年数が古く、床下環境が悪い建物はこのような状況に陥っていることが少なくありません。
断熱材の傷みは床下だけではありませんでした・・・・👇
やっと開口して頂いた「天井点検口」より覗いた天井裏です。
完全に一部の断熱材が「栄巣化」しているようですね。
ここは消毒すれば引き続き使用可能かもしれませんが、
お客様の「気持ち」の問題で「交換」を望まれることが比較的多いと思います。