Monthly Archives: 10月 2017
我が心の怪獣ガレージキット「イノウエアーツ」探訪記・番外編
今回はイノウエアーツ以外で気に入っている怪獣キットの紹介をしたいと思います。
私は怪獣キットと言ってもイノウエアーツ以外は殆ど数えるほどしか持っていません。
それだけに気に入ったアイテムしか入手はしません。
怪獣は怪獣でも東宝特撮の中で「モスラ対ゴジラ」と「サンダ対ガイラ」、「フランケンシュタイン体バラゴン」が、
マイベスト3なんですね。(ホントベタですけれど・・)(;”∀”)
このメジャー中のメジャー怪獣の中でもNo,1というと私は「モスゴジ」です。
今日までありとあらゆる世界中の「モンスター」の中でまさに「キングオブモンスター」なんです。
日本中、いや世界中に同様の方がどれだけいらっしゃることか?・・・・・
なので(唐突!(‘◇’)ゞ)今回は番外編としてモスゴジのガレージキットの秀作を紹介しま~す。
「浅井造型」さんのモスゴジ1作目です。☟
イノウエアーツのイノウエ御大の作品の多くがそうであるように、
この☝パッケージ写真もまるで実物映像の一片を切り取ったかのようですよ!開ける前から興奮します。
ひしゃくれた鉄塔がモスゴジの凶暴さを際立たせていますね。
では開けてみま~す。
80年代のイノウエさんに代表される「お遊び抜き」の真面目なインストと完成品フォト。
この「真面目」なインストはかえって原型師の熱意が伝わり非常に好印象ですね。
さて実際の作品はというと・・・
う~ん・・美しくて何時間でも眺め続けたい「人類最大の敵」・・・の頭部
角度を変えると・・・
完全なコピーではないのに「これぞまさに」モスゴジそのもの・・・
表現者たる原型師のイメージがしっかりとモスゴジに乗り移っているかの如く作品として成立していませんか・・
そう、確かこうした表現を「もののけが入っている」とか言っていたことがありますね。
イノウエさんの作品での褒め言葉で表現されて久しい「言葉」かもしれません。
全体像はというと・・・
眼飛ばしてケンカを売るかのようなふてぶてしいこの「面構え」!
「凶悪」という言葉がピッタリです。
「仮組み」もせずにすみません。
どうでしょうか?・・・見惚れてしましますねえ・・いいですねえ・・・
イノウエさんを始めファンの気持ちをつかんで離さない作品に共通しているのは、
その対象アイテムに対する「限りない愛情」ではないでしょうかねえ?・・・
上手い人はそれこそ星の数ほどきっといるのでしょうが、「愛情にあふれて味がある」作品はそうはない。(ように思います)
背びれも無くて恐縮ですが、後ろ姿にも何か「異形の哀愁」のようなものがあふれていませんか?
私には絶対表現できないものだと思います。
いつかこのキットを組立てられることは「至福の喜び」になることでしょう!(^^)!
さて次回ももう一点、私の気に入った「モスゴジ」キットの紹介でもしましょう。☟(ゲっ、写真ボケてました(;´Д`))
最近の害獣・害虫調査あれこれ
今週もどうやらずっと雨天が続くようで本当に今年の後半はスッキリ晴天が少ないですね。
屋根回りのお仕事が幾つか控えている私にとっても「恨めしく」もあります。
一日で寒暖差が10以上なんて最近ザラなので、体調崩す方も多いようです。
お互いに御身体をご自愛しましょう(#^.^#)
歳を重ねると風邪一つとっても本当に完治がかかりますよ~
最近頂いた調査依頼のうち幾つかをレポートしたいと思います。
最初は川崎市のS様邸でのネズミ駆除調査。
聞くところによると依頼者様の裏のお宅では、
何でもご家族自身の手で100匹近く捕獲し、超音波でやっと来なくなったとか!?・・・
(後で聞きましたがどうやらまた再侵入が始まった様子とのこと・・・)
ご主人に案内されて見回してみます。
ご主人曰く「ココが一場怪しい!」と力説。
この部分は東西に増築した範囲で、
どうも基礎で全て囲まれているわけでなく、いわば「半分は浮いている」状態。
ココから中を覗いてみると・・・
ご覧のように「床下丸見え」ですねえ・・・(;”∀”)
古い基礎(右側)の通気口が壊れているとか、床組の接続箇所にスキマがあるようにも見えます。
この奥の「ドン付き」の部分を反対側に回って確認してみました。☟
こちら側は茶色の板金で覆われてはいました。が・・・よく見ると・・・(◎_◎;)☟
これって「自然発生」?と疑えるような手のひら程度のスキマが・・・
ほぼ間違いなくネズミが掘削したものと見て間違いないでしょう・・・(^^ゞ
当然「今更・・」なんですが床下にネズミ糞もありました。☟
通気口もやはりこのように・・・☟
大きく隅が空いていますが格子自体も劣化でボロボロのようです。
他にも「戸袋」だとかも怪しい個所が幾つかありましたね。
ご主人様によると「天井裏」での騒ぎは殆ど感じたことが無いとのことですが果たしてどうなのか?
そんなわけありませんよねえ(-_-;)・・・
糞尿の証拠は断続的なネズミの徘徊の証拠ではないですか・・・
この写真を見てビックリするご主人様に私が( ゚Д゚)!です。
居住空間に出入りが無いだけ幸いというもの・・・どうか早めのご決断を・・・・
次も川崎市のご依頼者様でした。
こちら様はお悩みと言っても、現在「何らかの害獣侵入」で悩まされているのではなく、
近所に「空き家」やいわゆる「ゴミ屋敷」的な建物が増えている為の、
「万が一の為の事前対策」とのこと。
最近は「外来生物の被害」やら「空き家」、
「ゴミ屋敷」などの社会問題がやや扇情的に報道されることも多く、
こうした「不安」で煽られる方が増えるのも自然かもしれません。
指摘される近所の「お屋敷」を拝見すると、黙って頷くしかない趣とたたずまいです・・・(*_*;
「社会の時代背景をモロに受ける仕事だなあ・・・」と日々痛快する次第です。
さて早速外周や天井裏を拝見・・・
以前「鳥の巣」を作られたという「戸袋」には「戸出し口」にガムテープが張られていました。
ネズミやハクビシンの侵入ならいつもように内部に「金属板」を加工し封鎖です。
が「鳥の巣」やら「蜂の巣」も予防するのであれば「開閉式」のフタを取り付ける策に変更です。
同様の戸袋が10か所もあるのでちょっと大変かな?
また天井裏はというと・・・
埃の堆積以外は「糞尿」た「足跡」など全く異変もありません。
ある意味キレイなもんです。(#^^#)
40年も経過する建物への建築屋様の愛情を久しぶりに感じました。
建築業界の片隅で長年生きていて「作り手」の「魂」や「心」を純粋に感じられることはそう多くはありません。
とは言えこれから先の「家の保全」を考えると手を入れた方が良い個所はあるもの・・・
天井裏の正面に八の字に見える「換気口」・・・見た目は破損はありませんでした。
しかし手で触れてみると薄いアルミ板はもう劣化が進みパリパリです。
これは近い将来簡単に破れて開口されるのは確実・・・
鳥獣の侵入を防ぐのなら今のうちに補強されることをお勧めしました。
今後こうした「事前対策的」なお仕事も増える事でしょう・・(;^_^A
最近の自然体で楽しむ造形?
季節感が薄れてきた昨今とは言え、
やはりそれでも季節の移り変わりがきちんとやってくるのは何だか「ホッと」しますね。
やっと「食欲の秋」・「スポーツの秋」・「芸術の秋」に相応しい涼しさに慣れつつあります。
夏ころまでしばらくご無沙汰だった「造型」もまた再開という訳です。
この二ヶ月くらいかけてまた「日々チョビチョビ」が習慣化してくるようになり嬉しくなります。
念に二回のワンダーフェスティバル参加も、
出品参加の為のタイトな創作スケジュールに疲れることはもう辞めました。
「作品が間に合わない」、「創作意欲が沸かない」、等の時は当然不参加も。
また「販売売上高」を意識した「売れる対象」はもう造らない。
その時その時に「造りたいものを思いのままに造る」ですね。
結果として「欲しい人がいて売れたらそれはそれで良いこと」です。
もう二十代や三十代ではないので「好きなことをやって疲れるのは意図することではない」んですよね。
だから当分は気楽に楽しんで造れる対象ばかりが脳裏を渦巻いているんです。
この冬はやっと「ワンサくん」が日の目を見れそうです。
(誰も楽しみにはしてないでしょうけど(;”∀”))
☟もったいぶって後ろ姿から((´∀`))
ガールフレンドのみどりちゃんから三年でしょうか?
全く売れなかったですねえ・・(^^ゞ
でも自分が気に入っているので殆ど意に返さずですけれど・・・
でもコストだけはペイしたいですよね・・
ですから残ってもいいように小型のコンパクトな作品にはしています。
これくらいなら10個増産してもたいしたコストと手間はかかりませんからね。
そして今回はもう一匹のガールフレンドのミミ―ちゃんも造ってみました。
これがなかなか奥さんから(だけですけど)評判がいいんです。☟
おきゃんなキャラはアニメ中でも個性が光っていて楽しい犬キャラだと思います。
もっと可愛らしくなかったらまたイメージの違うドラマ扱いになっていたかも・・・?
年内中にサフ吹きはもちろん、なんと型抜き~増産までやってしまう予定・・
こんな大きさだからできることですよ。(* ´艸`)
実はあと「ヘラヘラ」というキャラクターも完成はしています。
こうなったらあと数匹は造りたいですがまた気が変わるかもしれません。
東映ヒーローモノ作品だって後回しになっているだけ身体がもう一つあればバリバリ造っていますねえ(〃艸〃)
そして並行してコンな関係ないモノまでこの一か月で造っていたんです☟
さあ何コレ?
今回はあの「オーロラ」調にベースに、小物まで造っています。(コレがまた楽しい♬)
花に空き缶、それとチョットとぼけたワンちゃん・・・それと・・・
右端に見えるはチョッピリ昭和を意識した「電柱」(のつもり・・・)
さて全貌はというと・・・
( ̄∇ ̄;)ハッハッハ・・・
たぶん誰も知らないキャラクターでしょうね。
原題となる資料と並べてみます。☟
「ルミちゃん教室」という「つのだじろう」氏原作の下町人情漫画の主人公の少女なんです。
ふとしたきっかけで読んでみるとなかなか先品的にも素晴らしい内容なんです。
どうもこの作品自体は発表当時「講談社漫画大賞」か何か受賞されたようで、読んでみると理由も納得がつきました。
でもこれはワンフェスに出品のつもりは全くありません。(~_~;)
こうした全くの個人的趣味作品もこれから増えそうな予感・・・
「型抜き~販売」は本当に大変で私にはさほど魅力を感じなくなりつつあるのかもしれません・・・
ルミちゃん本体ももう少しランドセルや全体に手を加えて、
珍しく早く着色したいと思っているので、これも年内にはそこまでいったらご報告を!(^^ゞ
そして次回作は何と「つのだじろう」続きでこれに決定しています。
年内に1~2体は原型完成したいと思っています。やる気だけはモリモリと・・!
DVDでアニメも久しぶりに拝聴しましたがコレが面白いのなんの!☟
四、五十代にしか絶対分からない、いや四、五十代なら絶対一度は見ているはず?です。
仕事と人生を楽しみましょう!少しでも・・・・