Monthly Archives: 2月 2018
中野区・I様邸・鳥獣対策工事
今回も最近伺った鳥獣(鳩)対策の工事報告を簡単にさせて頂きます。
今回はかなりの高所作業もある為、同行作業補助が必要と判断。
従業員が都合が悪い為に久しぶりに家内に援助を依頼。
(梯子を下から体重で(;´∀`)支えてもらうだけなんですが・・・)
鳩で悩まされているのはシャッターボックスの上と2階の換気扇レンジフードの上でした。
このレンジフードの上に梯子が届くか否かがチョット怪しいところ・・・・
ですが少々足りない場合は道具を使用する予定でもありました。
まず二階のベランダに材料を移動します。
今回の為に仕入れたバードプロテクターを使用します。
バード対象なのでしょうが、ハクビシンなどの哺乳類獣にも効果が期待されると思います。
これを寸法通りに切断して埋めつくすように固定していきます。
「どうだあ~これでは着地出来まい~」とばかりに爽快な光景です。
しかしこれだけでは不安なので次の補助対策です。
この「バードフリー」というチューブから出るゲル状の物質を先端に付着させます。
いわゆる忌避材であります。
ガムの香料に使用されるあのクールミントな臭気と体毛に付着するとベタベタな感触が、
どうやら鳥獣に不愉快さを学習させるようです。
これは何か月も何年も品質を維持は出来ないのであくまで補助材というわけ。
シャッターボックス上部を終わり最後に問題の高所である二階のレンジフード上です。
これが内助の功?もあって思いの外スムーズかつ安全に作業が進みこの通り短時間で設置が終えられました~
この部分撮影でどれだけ高所かが想像できようというものです。(・・;)
「危険」か「汚い」かどちらかしかないのがこの仕事なのだなあ・・・と最近はつくづく思います。
がだからこそ価値もあるに違いないとご依頼には自信もって今後も応えていきたいものです(^_^)v
八王子市・S様邸・ハクビシン駆除調査
今回はごく数日前のタイムリーな最新害獣駆除調査をレポートします。
東京都ペストコントロール協会よりご紹介された八王子のお客様からの依頼でした。
和室の天井染みが気になり覗いたところ、
大量の獣糞とボロボロの断熱材を見てのことのようです。
早速伺ってみました。
真っ先に雨といを見てみるとやはり「足跡」付着しています。
屋根づたいも侵入経路に間違いことが既にほぼ確実?・・・
そのまま屋根に上ってみました。
この辺りの屋根が重なり一見「グチャグチャ」した範囲がどうも怪しい・・・
足跡も当然散見しています。
奥をもう少し覗いてみることにします。
どうやら屋根回りのうち現在使っている侵入口はココの様子・・・
他にもあるか屋根づたいを見て回ると・・・☟
コロニアル材の屋根と鉄板屋根の段差スキマが気になります。
通常殆ど出入りにはならないのですが・・・
下から手差しカメラで撮影してみました👇
返しの「軒天」材が劣化でボロボロに剥離してきていますね。
確か一昨年だったでしょうか?(◎_◎;)
傷みかけの「軒天」をぶち壊してまで侵入した「ハクビシン」が日野市でいましたっけ・・・コワ・・・
今後のことを考えると要補修は間違いないですねえ。
下に降りて基礎回りを見てみます。
あるある・・・・これではどうしようもないですね・・・
この後この通気口に触れただけで「パタッ」と全体が倒れてしまいました・・・(^^ゞ
またこうした下端が切れている中も怪しいんですね☝
人間は見下げるので視界に入りませんが、
よく考えれば「ハクビシン」などの「害獣」の視野は殆どが「ひざ下」程度ですから・・・
早速しゃがんで覗いてみました。👇
思った通り・・・
土台下が乗り越えられますね・・・床下へも楽々と侵入可能という訳です。
通気口ももう一つこんな調査ですし・・👇
こうした畳の多い昔風の住宅はまだまだたまに見かけることがあり、
害侵入口の多さから獣から狙われることが多いので要注意です。
またこうした住宅の多くがお庭などの周囲に樹木や植栽が多いときていますからね。
これが天井の染みです☝
確かに普通の方は気になるくらいの大きい染みに違いありません。
どれどれ天井裏を覗いてみることにしますか・・・
点検口に近くにホラホラ、ハクビシンの足跡がありました。
そして周囲を見渡すと「栄巣化」していたんだ断熱材がそこかしこと散乱しています。
もはや見慣れた光景ですが決して気持ちのいいものではありません。(-_-;)
ついこの間まではネズミで荒らされた天井裏で今度はハクビシンでボロボロにされた天井裏なわけです。
天井に現れた染みのある辺りを凝視して探してみると、
ありました、ありました糞尿の堆積がありましてねえ・・・(;´∀`)
丁度この辺りが染みの正体のようです。
このあとご依頼者様と駆除工程や方法、金額などをご提示と御相談をさせて頂きました。
そして早々とご依頼を頂き来週から早々の駆除作業の予定となりました。
何時も通り頑張りますので宜しくお願い致します。🙇
国立市・ネズミ駆除工事2件
先週のワンフェスの追い込みも終わりやっと平常に戻ったカンジです。
たまった駆除レポートなどは「今更いいかなあ?・・・(~_~;)」と流されてしまいそうです。
がまた少しずつ再開したいと思います。
今日は国立のねずみ駆除工事が二件です。
どちらも其々異なるご依頼先からの賃貸物件の駆除でもあります。
まずは戸建て賃貸のS様宅~
コチラは12月より別の従業員が管理していたものを、
ネズミの終息と共に私が仕上げの対策に伺ったものです。
まずは最後の何時ものように衛生消毒を施します。
御覧のように今回敷設した粘着シートには捕獲はありませんでした。
ネズミ自体が勝手に何らかの理由により自ずと移動してしまうこともよくあります。
その場合、幸か不幸か我々はさほど手を煩わされず、
予定の手順により予防と駆除の「ダメ押し」という訳です。
ホントは消毒前に粘着は回収するのですが、
この時はうっかり先に薬剤を噴霧してしまい、(^-^;後手になってしまいました。
そしてこれもいつものように「基礎通気口」には金網を設置します。
まだまだ金網なしの通気口は街中に沢山存在しますが、
そのうち十年もするとだいぶ無くなってくるのではないでしょうか?・・・
それだけでも戸建ての住宅は結構な割合で「ネズミの侵入」は減少してくるかもしれませんね(*^_^*)
基礎沿いの死角にはこんな「穴」も存在しました。
なにせおそらく4~50年以上もの築年数の建物なので、
この「穴」が「いつから?」、「何の目的の為に?」出来ていたのかは分かりません。
それとも自然に欠損して出来たものか?・・・
それを考えるより「封鎖」をしなければなりませんので・・・(^^ゞ
10㎝くらい地面を掘削して金属板をザクザクと差し込みます。
そして回りにモルタルセメントを流し込み掘り返されないようにしてオシマイ。
最後に厄介な侵入箇所が残っていました。👇
これはたぶん「基礎通気口」を利用して出来た「配管貫通口」のようなものです。
配管の1本、2本ならいざ知らず、これだけ多くの配管が貫通されていると一瞬「う~ん・・・・」と、
腕組みして眉をしかめてしまいます。(どうして封鎖するのが得策かなあ?・・・)と。
所詮は普段使用しているいずれかの材料で施工することになるのですが・・・
金網か?金属板か?コーキングか・セメントか?・・・と悩んだ末に「金網」施工に決定しました。👇
「見栄え」も大切ではありますが、本来の通気口の用途も残しつつ、
害獣封鎖という目的達成の重要視ということで・・・こうなった次第です。
そして次はアパートのHLアパートです。
コチラは十何世帯あるうちの1世帯様よりネズミの徘徊告知があり対応となりました。
コチラも前述の案件同様12月より従業員が担当して訪問していたものを仕上げに伺いました。
一定期間、天井裏に敷設しておいた「粘着シート」にも徘徊の痕跡はもとより捕獲もありません。
ましてやネズミの「徘徊音」も皆無になって久しいわけです。
鉄骨材のアパートなので侵入口もほぼ「通気口」くらいしかないと思われました。👇
しかし総箇所数が多いののと少々の加工が必要で同じ作業が延々と続きました(^^;
これで今後一切の再発の無きよう祈るばかりです。