Monthly Archives: 12月 2018
最近のネズミ調査・2件ほど
今回の「ネズミ調査」案件2件は現在すでに正式依頼を頂き作業進行中です。
本当に在り難いことですね。
体調がまだまだ不完全なのですがそれを言い訳にしない十二分施工を心掛けたいものです。
まずは国分寺市のS様です。
実はこちらは私が独立する前にも「白蟻工事」でお世話になっているお客様でした。
それでまた話が弾み調査もより気持ちよく出来ました。
その時併せて「通気口」は封鎖したのですが目的が白蟻であったため、
十分なネズミ対策は出来ず仕舞いだったのでしょう。
夏ごろに一度お部屋にも出没・・・
今回は外部から見て回ります。
これっぽっちのスキマなんですが子ネズミなら・・・↑
浴室給湯配管のダクトスキマです。
しかし現在の侵入可能性はこちらの方が数倍多いようです。↓
よくある「ふかし壁」に下に問題がありました。
タッタッタ~とネズミが天井まで駆け上がってゆけるスキマが壁の底にありました。
これは地面に這いつくばらないと確認もできない箇所ですね。
構造上は何の問題はないのですが、
我々の「害獣・害虫駆除」というお仕事の視点からは「突っつきどころ」になってしまうんです。(-_-;)
当然痕跡はあるでしょうが「天井裏」を覗いてみましょう。
洗面所の付近に寝床らしき痕跡が確認出来ました。↑
糞はさほど大きくないので個体も小型かもしれませんね。
そして二件目は杉並区のT様邸です。
こちらも私ではありませんが2~3年前に「通気口封鎖」など一度ネズミ対策をされたとのこと。
さて腕の見せ所になってしまいましたが・・・(-_-;)
ここ数日何度も室内での徘徊被害に遭われているとのこと。
まずはそこからの対策が急務!というわけです。
早速、お客様が「ココに入っていくのを目撃した」という洗面所のシンク下を拝見。
あらあら・・・壁の中の断熱材が丸見えですよ~
そして洗面のシンク下のドアは閉めてもこんなカンジですもんね(・・;)↓
閉めても閉まってないやんけ~(~_~;)
直接目撃しなければ意外にわかりずらい箇所だと思いますよ。
あとはココもあぶないかな?↓
というより絶対に危ないでしょ!
台所の隣に隣接した食品庫の天井です。
配管回りが手首程度のスキマで空いていますね。
残念ですがこちは現状「天井裏の点検口」がないために工務店で後日作成してもらいます。
床下を覗いてみました。
ゲゲ!点検口に真下に白蟻の蟻道があるではないですか・・・
今回目的は違いますが取りあえず報告だけはしておきましょう。
またあたりを見回すと食いちぎられたゴキブリの死骸が散乱しています。
床下でのネズミ生息の根拠の一つかと・・・(^^ゞ
そしてこの日は残念ながら雨天の為外部の侵入口の調査は断念となったのでした。
国立市・Zハイツ・ネズミ駆除調査&工事
今年の当社は戸建てに比べて、アパートやマンションなどの「共同住宅」への依頼が多い気がします。
もちろん築年数を経た建物の方が侵入や被害は多くなりがちですが、
不思議とそう古くない共同住宅からも相談を頂くことがありますね。
その点についてはいつか時間を割いて書いてみたいと思います。
今回はそんな共同住宅のオーナーさまから頂いた依頼をレポートです。
今回は「天井裏がうるさい」と申告があった入居者様のお部屋を起点として対策していきます。
早速、まずは天井裏を覗いてみます。
ところどころにネズミの「栄巣」の痕跡が確認できますね。
糞の大きさなどから小型のクマネズミかもしくはハツカネズミなどのようです。
さて古い外観はあれこれと弱点はありそうな雰囲気ですが・・・
ありました~なにこれ~(-_-;)といった感じの給湯釜と思われる設備機の回り・・・
外壁との接続材がゴッソリと破損しています。
場所は結構な高所ですが外壁のあちこちに様々な配管や配線が張り巡らされており、
意外にも容易に侵入は可能な気がしますね。
一応正しく設置されている箇所はこんな感じですが?・・・↑
境界のせま~い壁沿いの配管周囲などもな~んか怪しいなあ・・・(^^ゞ
とにかく雑草や植栽が多くて面倒な範囲です。↓
これではまともに確認できませんわ・・・
こうした悪条件は都内では当たり前のように出くわします。
それだけで対策としては精度がグッと下がってしまうんですよね。
とにかく作業と対策を進めていきながら、必要に応じて随時方向転換しながらの対策工事です。
初回は天井裏への忌避剤散布や粘着シートの敷設で終わり。
10日後に伺ってみました。
まず天井裏を確認です。
前回はこんな感じで仕掛けておきましたが・・・
アチコチをさ~っと見回すと・・・
可愛いネズミが一匹捕獲されていました。
「ゴメンね」と手を合わせて回収します。
やっぱり捕獲されたのは小型のネズミでした。
「いったい犯人はコイツ一匹なのか?・・・」んなわけありませんやね。
経験上、潜在的に10匹以上は出入りしていると思われます。
徐々に封鎖工事を進めていく中で様々なことがハッキリと見えてくるんですね。
に十か所近い「基礎通気口」をいつものように封鎖してから、
例の設備機器と壁回りのスキマを封鎖していきます。(^_^;)
どうしようか考えましたがやはり汎用性の高いパンチング板を加工して装着することにしました。
こんな感じでしっかりと装着してゆきます。
近くではっきりと見えますがこの場所はとりあえず二階なんですよね。
少々足元が怖かったんです。(-_-;)
細かい侵入可能箇所はまだまだ存在するようなのでしばらく来年年明けまで作業は続きます。
続編レポートもできたら報告したいと思います。
写真は
大田区・S様邸・ハクビシン調査&工事
今年ほど公私ともに年末が「不気味」なくらい静かに感じられる年は初めてかもしれません。
とても残りあと10日あまりとは・・・?
長いこと同じように年末年始を繰り返し経験してきたオジサンとしては、
むしろ今年のこの静けさはまるで「喪に伏して」いるかのよう・・・
思えばこちらも公私ともに今年は災厄続きの一年でしたから、
むしろ「心穏やかに」過ごすべきなのかもしれませんね。
明るい材料が決してあるわけではありませんが、
全てを刷新、洗い流して来年は本当に良い年にしたいものです。
さて今回は現在進行中の大田区でのハクビシン対策の一環をレポートです。
下町の住宅密集地でさえ当たり前のようにこうした中型害獣がはびこる時代なんですよね。
最初こちらは駆除対象の特定がすっきりできませんでした。
こうして↑大きく格子が破損した「通気口」が幾つも存在する状態なので、
まあ、小型から中型まであらゆる小動物の侵入が可能なことだけは確かです。
ココなど一本も格子がありませんからね・・・(^_^;)
またこうして↑分電盤ブレーカーの表面にはネズミの足跡が多数残されています。
それだけではなく「押入れ」の家財道具にもビッシリとネズミの足跡・・・↓
驚いたのがこの押入れの天袋を見上げると・・・・
何でも調査依頼を頂く数日前にこの天袋から何かが落下した模様です。
この押入れにも確認出来るのはネズミの糞ばかり・・・?
そこで天井裏をこの押入れから確認してみます。(・・;)
ああ・・・今回はネズミじゃないみたい・・・(~_~;)
大きな足跡が天井裏の内壁にしっかり残っています・・・
これではしばらく通気口をすべて封鎖するわけにはゆきません。
そこで雨に濡れない通気口の表に粘着を仕掛けて嫌がらせしてみました。
そして室内の作業に移り約一時間ばかりして奥様から驚く声がして外へ出ると・・・・
粘着シートにもつれ、踏みにじり出てきたではありませんか!↑
これには私もちょっと驚きの結果でした。
転がっていた粘着にはハクビシンの体毛や足跡が付着していました。
まさかこんなに即座に結果につながるとは思いませんでした。
ただ・・・これだけで安心はできないんですよね・・・(-_-;)
過去思い返すと・・・
一匹と思っていたのが・・・夫婦だったり・・・子供は3匹と思っていたのが5匹だったり・・・
苦い経験を重ねているので安堵するのはもう少し先なんですよね・・・