Monthly Archives: 1月 2020
昨年末からのハクビシン駆除あれこれ
寒さがかなりずれているからかわかりませんが、
今冬はハクビシンやアライグマなどのご相談がまだ少ないように思います。
しかしそれも最近まともな寒さになりつつあってからはやや増加傾向でしょうか?
今回はそれらネズミ以外の小動物の駆除相談を取り上げます。
最初は国分寺市のS様宅です。
屋根にはふつうに?糞が散乱しているので日常的に来ているようです。
足跡などは相当多数ありますね。
屋根の上記段差に問題ありと思いますが悔しいことにかなり梯子も困難な条件・・・
屋根からは「段差袖部」は封鎖できても軒先部が出っ張っているので正面からでないと不可能かと・・・(;´Д`)
やはり糞尿も一定間隔で来訪の上でかなり経過しています。
中には水分を含んだ最近のものもふくまれています。
苦心の上、上記のように屋根の上を簡易的に平らにしたうえで正面から封鎖出来そうです。
なんだか仕事の増加とともに危険な場面もかなり増加してきていると思いますね。
上記のように何とか封鎖することが出来ました。(-_-;)
後は汚物撤去のみが残されています。(;^_^A
何やかやで10㍑のバケツに一杯の糞撤去となりました。
このあと数日後に確認に伺い、終息であれば無事完工になると思われました。
夏の作業でないことが幸いですね。
次は最近伺った埼玉のM様宅の害獣調査です。
痕跡を確認するまではネズミかもしれないとのことでした。
建物全体をぐるりと見まわすと、やはり雨といにはハクビシンらしき足跡が付着していますね。
こちらの雨といにはもっとしっかり確認出来る痕跡が・・・・
天井裏は一体どうなっているのでしょうか?・・・
う~ん・・・浴室の上はネズミの足跡でビッシリですねえ・・・
大型害獣の足跡は見当たらないようですが・・・・
よく音のする和室の天井裏からも覗いてみました。
↑これは絶対に大きな獣の足跡に違いありませんねえ・・・
たぶん雨といに付着した足跡の持ち主であろうかと・・・
天井裏の奥を眺めると・・・
寝床らしき断熱材の傷んだ範囲が奥に見えました。
この日は足場もないので無理して奥まで確認はしませんでした。
外部の出入り口も時間の関係上、大まかにしか拝見は出来ませんでしたが、
例の雨といの最上部の付近がこんな感じでした。↓
増築?あろうか「建物」の接続部らしき部分にあたる箇所に隙間があります。
角度を変えて覗いてみます。
たぶん確実に侵入口の一つではあるでしょう・・・
この日の調査はここまででしたがまだ可能性として数か所は存在するような構造物でした。
今後再調査~駆除の機会がありましたらレポートしたいと思います。
昨年末からのネズミ駆除案件あれこれ・八王子編
昨年からハチも含めて、この西多摩地域一体の方々から一層多くのご相談を頂くようになりました。
特に最近目立って多くなったのは八王子近隣でしょうか?
レポートしてこれなかった時期にまで遡ると結構な件数になるでしょう。
今回は今冬シーズンに限定してまとめてネズミ駆除のレポートをしてみます。
まずはM様宅に伺いながらの作業です。
これは台所レンジフードの外側の内側です。
糞がいっぱいありますね(-_-;)
そこから伸びている配管の隙間がぽっかりと空いて天井裏へ自由でした。
これですもんねえ・・・( ゚Д゚)
早速外側から金網で封鎖をしました。
また忌避剤も塗布しておきました。
実はこの配管隙間が裏側の室内へ出入り口として「直結」していたから恐ろしい・・・↓
レンジフード上の壁材の隙間をかじって大きくしています。
こちらも直ちに封鎖をします。↓
しかしこちら様も決して「出入り口」はここだけじゃなかったのでした・・・(;´Д`)
真っ黒な配管穴は「親指」がすっぽり入るような隙間がなぜか存在・・・
ここもコーキング充填にて封鎖をしたのでした。
次は年末も迫ったある日に室内でネズミが発生して相談をお受けしたS様宅での施工です。
実は年末夕方に伺った際は「例によって」分電盤の穴から出入りしているのが「一目瞭然」でしたので、
そこを封鎖するのみであとは年明け作業になったのです。
すると今度は締め切った寝ていた「寝室」から暴れだしたとご一報が・・・(;´Д`)
和室の「長押」も無ければエアコンの配管回りなど典型的な場所は異常なしです。
「おかしい・・・」
やはり隣接する納戸しかないのですが衣服や家財道具でいっぱい・・・
しかしよくよく見ると「配管ダクト」の回りが大きく露出していました。
上の写真の左右、大小の配管回りですね。
各場所に金網を装着します。
上はすでに隙間をコーキング封鎖しましたが、
この通りネズミの足跡がビッシリと付着していましたね。(;^_^A
この大きな配管は床下から二階の天井裏まで通じています。
とにかく居住空間と遮断をしないといけないので金網で囲みました。
これらの御宅は今日現在もまだ管理訪問中なのでもうしばらく目が離せないですが、
とにかく早期終息で「安心」して頂けるように努めるのみですね
あきる野市・草花寄席にて落語再評価中
健康に苦しんだ昨年はコレで相当精神的に癒されてきましたのが「落語」でした。
かといって都内の寄席にはなかなか行くわけにもいかず、
いぜんからチョコチョコと買い貯めて未見のままだった「古典落語」のDVDを、
じっくり時間をかけては楽しんできました。
私は殆ど現在の民放のテレビは不要な生活習慣なもので、
本当に昨年は「いまこそ」とばかりにリハビリを兼ねて視聴を重ねることが出来ましたね。
昔紹介したかもしれませんが、落語経験の浅い方はぜひこの↑志ん朝から入って頂くと、
江戸前落語の世界に簡単に引きずり込まれてゆくでしょう・・・
引き込まれると言ったってそれは非常に「こころ豊か」で「ここちよい」ものなんですよ。
昔の日本人の生活にタイムスリップさせてくれると言うとぴったりかもしれません。
引き続き平行して覗いてもらいたいのは小三治師匠です。
志ん朝とはまた違った本格江戸前落語が楽しめます。
特にマクラといわれる前置きの軽い導入話しは右に出る方がいないと言われるくらいなもんで。
落語独特の見せる笑いで爆笑されたい方はそろそろここらあたりで五代目小さんが良いのでは?
特に「禁酒番屋」や「親子酒」など酒に関わるネタは最高に笑えます。
酒ネタの場合、ほとんどマクラは同じなのもなんか笑えます。
わたしは殆ど下戸に近いんですけれどね。
個人的には見かけや語り口に比べて爆笑派なんじゃあないかと思います?
この辺で落語に慣れ、また魅力に引きずりこまれてゆければ次のステップはお好きなように・・・
昭和の名人と言われる噺家に足を入れてみるのなら
この圓生とか
文楽や正蔵なんかも味わいがありとっても好きです。
いきなり昭和の名人級はちょっと楽しみがわからない方もおられるかもしれませんね。
もしくはアレルギーが無ければ関西、上方落語世界に耳と目をむけてはいかが?
この米朝と吉朝は子弟なのでとてもスタイルが似ているようで、
しかもよく言われる関西の濃くてくどい独特の味というものがかなり薄口に調理されていると思います。
ほかの上方芸人の落語は確かにギトギト濃すぎて相いれない印象でしたが、
初めて吉朝を聞いた時にはかなり爽やかで涼やかでここち良かったのをはっきり覚えています。
純粋な子弟だけに同じ演目ネタを披露していますから、
そのちょっとした違いを味わうのも楽しいもの・・・
特に上方落語は東京では寄席など生では聞くことが出来ないので、YouTubeの動画やDVDしかありません。
新年早速「新宿末広亭」でも行こうかなあ・・・
そうそう16年前、結婚前の家内と池袋末広亭に行ったっけ・・・ついこの間のことのようです。