Daily Archives: 2021年9月30日
神奈川県・Y様邸・白蟻防除工事
今回は久しぶりに白蟻の恐ろしさたるものに「恐怖感」を痛感した案件の紹介です。
神奈川県は海、山と水源、水域が多い為か?床下の多湿を非常に感じる地域でもありました。
以前から白蟻やカビ、腐朽菌等々・・・床下環境はどうしても「他より悪いな」と感じてきました。
やはり皆さんも数年に一度は「業者」に調査・確認くらいはお願いして頂きたいと切に願います。
殆どが「無料」のはずですので。
早速、衝撃の調査映像を・・・
いつものように点検口から侵入しますが、
点検口を開けてあきれる・・・両隅にまっすぐ上がる蟻道二つ見えますね・・・(-_-;)
潜ってまだ2mあまりで白蟻のこの「食べっぷり」ですよ☝
太い蟻道が何本も発生しています。
この時点でその奥を想像してしまいますよね(;´Д`)
その反対側の大引きは早速この状態です。
まだまだ序の口!なんのなんの!だったのです。
覚悟してドンドンその奥に進みます・・・
一見、表面的には問題なさそうな大引きでもドライバーがグサグサと貫通です。
他の大引きもこの通り・・・☝
断熱材も湿気を吸収してだいぶカビているようです。
そして重症の部屋奥に進みました。
同じように一本ドライバーを突き刺します。
もちろん根本まで貫通しますね。
もう驚いてはいられません((´∀`))
バリバリとむしり取ってゆきます。
ここまできたら工務店や大工に部材交換などをお伝するのに確認しなければなりません。
このように芯まで食害は進行していました。
部分補強では強度の維持が出来ないことが確認出来ます。
また左右にもむしり取ってゆきます。
結局のところ丸々一本を差し替えるのが最良ではないか?と被害進行度が明瞭になります。
よく見るとこの画面視界にも所処に蟻道が無数にみられるのが分かるでしょうか?
土壌も真っ黒なのは湿気を多く吸収している証拠です。
こちらはこの後でしっかりと部材交換や補強をし駆除作業と湿気対策作業も実施され、
見違えるような床下環境に変わったことは言うまでもありません。
優良業者の目利きは難しいかもしれませんが、
ご縁などを大事にされてぜひ定期的な調査だけでもされて下さいね。
何もなければ無いでそれでよいのですから・・・
東大和市・S様邸・ネズミ駆除工事
もしかしたらこれからレポートする案件が今年一番悩まされた案件かもしれません。
東大和のS様宅はそれはそれは立派な御宅ですが、
やはり古民家に近しい旧日本式の家屋で築年数も経過しております。
天井の太い梁は露出し、洋間は一部屋もありません。
それだけでも向ける視野の広さを予感させました。
お受けするからにはもう覚悟歯科ありません。
「ゴールしない駆除はない」・・・なんちゃって・・・(-_-;)
しかし正直なところ毎現場ごとにそうした気持ちで向かい合っています。
こちらで初めて発見した実例だけ紹介しましょう。
それは「おかしいな・・・おかしい・・・」
「もう封鎖するところも無いはず?・・・(;´Д`)」と先の見えないトンネルの壁に・・・
屋根周りと言えばこうした大きな空間から・・・
壁沿いの小さな配管スキマから・・・
これでもか!これでもか!と封鎖作業は継続しますが、
捕獲もされるわけでもなく天井裏での徘徊音だけが続くと、
都合よい身勝手な気持ちが湧きそうなのを否定しなければなりません。
「本当に鼠や小動物の音なのかな?・・・聞き間違えでは・・・」などと自己正当化しそうになります。
「しかし何とかして前に進めなければ・・・」の気持ちから二回、三回、四回・・・と同じ個所の探索・・・
そして思わぬ死角にたどり着きます(;^_^A
映像の真ん中に明らかなネズミのかじり跡が・・・!
その奥には天井裏がわずかに覗けますね。
この場所がどこか?
まだまだわたくしめもヒヨッコの青二才であることを思い知らされますね。
望遠映像は掲載出来ないので残念ですが、とても文字では説明できない死角です。
外観からは全く見えないので封鎖作業も半ば手探りとミラー頼みで行います。
1~2㎝幅のスキマが直線でなんと6m近くあるのですから、
しかも熱い時期の屋根の上での作業なのでなかなかハード・・・(-_-;)
やや細めのスキマには金属板より直接コーキングを充填した方が容易と思いきや、
かえってコーキングガンの太さがこの狭いスキマに挿入困難だったりして・・・( ノД`)
ありました、ありました、問題なく箇所の具体性を感じていただける写真がありましたので、
見ていただくとその「死角度」ともいうべきものが分かると思います。
☝の屋根段差の奥~内側と言えばよいでしょうかね?
もしかするとこうした箇所への対応も他業者様では、また一味異なる方法手段でクリアしていると思います。
う~む・・・ご教授をお願いしたいです・・・m(__)m