Monthly Archives: 5月 2022
最近の害獣調査案件・世田谷区・Y様
引き続き「害獣駆除」の調査案件をレポート致します。
どうしたものか?初夏になっても害獣駆除のご相談が減りません~
有難いのですが、どうしても「機器を使用」するとは言っても「人間の手作業」の為、
相談が多発、連続するとすぐにつかえてしまうのがこの仕事・・・(-_-;)
ご相談がありすぎても効率化出来ることは微々たるものですねえ・・・
だから体力勝負の重労働でもあるんです・・・(また愚痴を・・・m(__)m)
さて世田谷区の相談者様の御宅も貴重な日本家屋を長年大事にご使用されている方。
しかしそれだけに一見「害獣」の「侵入経路」は多岐に渡ることが脳裏に浮かびます。
まず外周から見て回ります。
大きなお住まいの為に「通気口」の多いこと多いこと・・・
しかもタイプが様々なようです。
殆ど見たことのないタイプは建築的にも学習と経験になります。
当然こうした「折れている」箇所や
こうした「破損」個所・・・
全て数えて二十数か所・・・ほとんど全てがネズミでいえば侵入は可能です。
また「広縁」下のように縦横が大きく空いている空間には過去こうした👇
パンチング板で封鎖した箇所も、既に劣化破損で要補修だったりして・・・(-_-;)
封鎖しているつもりがそのすぐ傍に別の侵入経路がモレていたり・・・
(大工さんなどの封鎖補修らしいので仕方がないのですけれど・・・)
☝「戸袋」も当然やっぱりでした・・・(^_^;)
こうした「軒天井」のちょっとした破損ネズミのうちなら良いのですが、
概してハクビシンなどが好む「侵入口」としては早めに補強や改修したいところです。
彼らは「破壊」は造作もないことなんです、獣ですから・・・
「以前ここからハクビシンが入った」という軒天の「換気口」に設置した繊維網も、
とっくに劣化破損で破れていますし・・・・
ここまででも結構な数量の侵入経路でしょう?・・・
増築を複雑に重ねた屋根周りには、こうした箇所もいくつか見られました。☝
また「特にこの周囲で音がする」という近くの基礎回りでこんな痕跡が・・・
床下へ続くような陥没穴・・・
以前はこの場所は大きな玄関土間だったとのこと・・・
大きなリフォームで大きな配置替えまで行ったケースは、
案外と床下にトンネル経路が発生してしまっていることが多いものです。
おそらくその一つかと思われますね。
う~ん、なかなか駆除し甲斐のあるご相談なので正式なご依頼が楽しみで~す!
最近のネズミ調査案件・町田市・K様・世田谷区・N様
晴れ晴れすることのない「天候不順」と「体調不順」の話ばかりで盛り上がる今日この頃・・・(;´∀`)
せめて「身の回り」と「私自身」からだけでも(#^^#)した毎日が過ごせないものか?
「害獣・害虫駆除・衛生消毒」といったお悩みの解決だけでも十分なのかもしれませんが、
不肖で未熟者のわたしでも、何か「楽しい会話」の中からでも、
一時的でも元気や癒しがお届けできればうれしいなあ・・・(^_^;)と心に留めております。
このような身も心もなかなか置き所のない時代に、
一生懸命生活している方々から元気や癒しを頂くことが、
今一番の喜びかもしれませんね。👌
有難いことと感謝しております。
さて今回も最近の調査案件のレポートです。
まずは町田市の方からのご相談・・・
伺うと非常に閑静な住宅と建物で、とてもネズミ関係しているとは思えないくらいです。
奥様も驚いたのは☝の室内建具の際に発生た傷・・・🐭
ガリガリガリ・・とかじった跡にかじりカスも残っていた模様・・
家屋内の物品被害はたいてい起床後に発見して( ゚Д゚)・・・ということが殆どです。
このような☝壁の内側に収納するような引き戸は、
凝った御造りの御宅でたまに見られます。
その引き戸の内側を覗いてみると・・・・
やはりネズミの糞が確認出来ます。
ご相談者の方は今まで「物音」にも悩まされたことが無いので「半信半疑」・・・
こうしたケースも珍しくはありません。
移動範囲を探索してみるのに床下を覗いてみます👇
これも当然といいますか、床下にはネズミの糞がアチコチかなりの量が散乱しています。
いままで気づかないでこれたのは不幸中の幸いかもしれません?
併せて天井裏も覗いてみますと・・・
床下に比べては相当少ないようですが、浴室の天井裏周辺には徘徊の痕跡がありました。
床下から壁~天井裏へは多少移動しにくい構造のようです。
外部はというとこれが指摘する点はあまり多くはないようです。
「通気口」の上部のスキマが若干広いくらいでしょうか?
初回訪問で目立った箇所はこのくらいなので、
「死角」的な箇所は訪問を重ねて確認~発見しかありません。
最後に室内建具を丁寧に外して内部詳細を確認してみました。👇
よくご紹介する「戸袋内部」の露出した構造空間ですね。
天井~壁内~床下へつながり移動自由というわけです。
可能ですが内部を封鎖するにはチョット困難な箇所でもあります( ノД`)
続いては世田谷区のご相談者様です。
やはり天井裏での徘徊音・・・
特に決まった箇所(戸袋)周辺での「ガタガタ音」ということです。
戸袋自体が一多くあるのですが一つ一つ覗いてみます。
やはりスキマは大きいようです。
上部は10㎝近く開いておりなかなかどうして大きいスキマ空間と思われます。
普段の使用の仕方によっては大型害獣も侵入可能かもしれません。
実際にこうした戸袋からハクビシンが出入りしており苦しんだ経験があるのです。
では実際に物音がする戸袋周辺を探索すると・・・
内部の仕上げが異なる為にさほど大きいスキマでは無い様子・・・
足跡やかじった痕跡なども現在は見られない・・・
そのちょうど上が段差のある屋根と庇の為にそちらが怪しいかも・・・?
戸袋の真上の庇のスキマより「枯草」の一部が露出しています。
これはどうやら鳥獣関係の侵入であったか!・・・と推察
角度的に撮影も出来ない位置に天井裏へ通じる「穴」も確認出来ました。
しかし丁度増築部に位置するために「天井裏」は残念ながら確認出来ず・・・(-_-;)
ネズミが侵入した過去もあるとのことなので、
「戸袋」全体を封鎖するなり鳥獣の栄巣跡を撤去することをお勧め致しました。
最近の調査案件・八王子市・K様・八王子・T様
お仕事の多忙と、季節の不安定さと、世の中の混沌さと騒然さと・・・・
なかなかシンドイながらも頑張っておりますが、
どうしてどうしてやっぱり記事の更新がコマめにゆかないのが歯がゆいところ・・・
この2~3週間前後は半分以上は新規のご相談・調査お仕事でありました。
まずは八王子市のT様宅です。
どうも聞き取りによると「天井裏でみや~みゃ~という鳴き声が聞こえる」というお話・・・(^_^;)
(は~イヤな予感・・・しかも時期が時期だもんあ・・・)と胸騒ぎを抱えつつ伺いました。
ザックリ外周から拝見すると・・・
戸袋はご覧の通り大きく空いておりますが周囲に出入りの痕跡はありませんね。
最も現状放置は決して良いことではありません。
↓は文章での説明が難しいのですが、増築した半外部?(構造体が露出したまま)のような
範囲ですね。
こうした納屋のような作業スペースのような箇所はたまに見られます。
日曜大工的に御家族がされるケースが多い感じがします。
物理的にはネズミなら侵入出来ると思われるスキマが点在しますね。
やはりコレはほぼ外部といった方が良いかもしれませが非常に複雑な経路が存在しそうです。
究明と解析には訪問と時間が必要です。
板金屋根には肉球のハッキリした痕跡が点在しています。
こいつの痕跡をもっと探したいところ・・・
みゃ~みゃ~の鳴き声の主ですな・・・(;´∀`)
この辺りの屋根壁周囲も、家屋の劣化や過去のリフォームから発生した隙間がどうもありそう・・・
ありましたねえ・・・☝
足場が無いと「波板」の屋根に乗れない為に遠方からの確認ですが・・・
足跡の割と近くのコレは濃厚な箇所かもしれません。
足跡の激しく集中する範囲をたどると、どうも移動経路が推測されてきました!
というところで残念ながら今日の調査は終了(;^_^A
というのも「時間切れ」ではなく、室内側からの「点検口」が皆無という理由からです。
天井裏をなるべく広く眺望できなければチョット先には進められず、
ましてや「子供」の存在が危惧されるので「捕獲」も優先出来ません。
「まずは床を開口してから先に進みましょう」ということでご依頼を頂きました。
次も八王子市でK様宅の調査でした。
こちらは以前からネズミ騒ぎはあったようですが今回もそうなのかは?です。
伺ってみると外周は結構「典型的な」侵入経路が幾つも点在しているようです。
おなじみ?のふかし壁下空間ですね。
真っ先に目に入る危険範囲です。
底板のベニヤはご覧のごとく劣化破損、壁側の空間は上れるようになっています。
金網や金属板の封鎖が必要と思われます。
戸袋も写真のように大きなスキマが存在↓
少々ネズミの引っかき傷がありますが写真では少々分からないかもしれませんね。
サンルームと板金庇の上には「肉球付き」の足跡が無数に点在しています。
そしてこの「庇」も軒天が劣化破損していました。
小動物の出入り箇所の一つである可能性は濃厚です。
もう一つ反対側にふかし壁下空間がありました。
下から覗いてみます(;・∀・)
やはり基礎と土台の間にスキマ空間が存在し、
いくらでも床下へ通じることが可能でした~( ノД`)
コレだけでも結構な侵入箇所なので、(これで終わりか~)と思いきや・・・
なんだか胸騒ぎ的予感もあり、
建物を遠方から眺望しビックリ( ゚Д゚)~そして(見落とさず良かった~)です。👇
二階の軒天井が劣化してパックリと開いているではありませんかあ~ショック!
こちらもどうやら今回はネズミではなくハクビシンなどの中型害獣であるようですね。
早速対策案をご提示します。