東村山市・H様邸・白蟻調査
決まり文句で恐縮ですが、本当に暑いですね。(・・;)
もう毎日これしか言いようがないくらいの「梅雨」時期・・・まだ「梅雨」ですから・・・(-_-;)
先が思いやられますが、皆さんも本当に体調管理には配慮して頂きたいものです。
何を隠そうわたくしも6月に風邪を引いてから、
前回紹介の付帯工事の重なる「白蟻駆除」があったりして、
全身の筋肉痛と腰痛の古傷が発症・・・( ノД`)
そして全身の倦怠感と頭痛は家内曰く「熱中症」だそうで、
寝ても寝てもスッキリすることのない毎日・・・
それでもケガだけは無いよう、十分配慮はしています。
毎年のことですが「涼しい季節」が待ち遠しいなあ・・・・
それでもこの時期はあらゆる害虫が活発に活動するので忙しく声を掛けて頂き感謝ですね。
今回も「玄関」に白蟻が出たというお客様へ調査に伺いました。
チョットボケてしまって申し訳ありません。☝
丁度玄関の「框」部分がスカスカになっていますね。
木材の中心を食べてゆく白蟻の食害は、
材料の表面上には目立ってくるのが遅い為に発見が遅れます。
床下に潜ってみるとまあ当然と言いますか多湿でジメジメしています。
断熱材も古くなって湿気を吸収しながら劣化が進行、今に「バサッ」と落下しそうです。
和室から玄関回りに進行していくと・・・
やはり白蟻の蟻道がありました・・・(◎_◎;)
蟻道は乾燥しているのでココは侵入経路としては、
現在「奴ら」は使用していないのでしょう。
さらに進んでみます。
玄関の真下にたどり着きました。☝
「土留め板」がすっかり水分を吸収してこの通り「腐朽」で傷んでいます。
地面も多湿ですねえ・・・
近くでよくよく観察してみます。
よく観ると板と板の「継ぎ目」を上手く「白蟻」が登っているのがわかりますか?
地面から床組までこうして到達するんですよね。
反対側の「土留め板」を支え止めている木材が何となくオカシイ・・・
表面に蟻道が発生しているものの、見かけは形状を保っています・・・が・・・
ホラ、玄関の框と同じですよ。☝
触れてみるとウエハースのようにサクサクと中味が崩れてしまいました。(~_~;)
これで玄関回りの土壌下にはウジャウジャ生息していると疑ってかからねばなりません。
そして床下全体を調査して問題点がもう一つ。
これです👇
これ以上先に進めません・・・・
洗面所の下がこのように配管が幾重にも連なり、入ることが出来ないのです。
建築前、建築中はこうした事態の想定にはなかなか気付かないかもしれませんが・・・
白蟻の生息~被害がある以上、特に被害の多い「水回り」をスルーすることは危険です。
コチラはこの後「工務店」様より新規点検口を作成して頂き、
改めて調査~駆除をしてゆくことと相成りました。👌
それにしても暑い。暑い!