大田区・K様邸害獣駆除経過

月初に紹介したご依頼者様の工事経過からです。

駆除の中でも最も「心労」というか「苦労」の多いハクビシン駆除ではあります。

ネズミにも言えることですが、経験を重ねていく中で相手の行動を推測してこちらが対策を実施していきます。

ですから必ず「推測」が「的中」、「最大限の効果」を得られるとは限らないのが難儀するところです。

まずは最初の一歩として「忌避的対策」を講じてみますが、

その前に前回の調査時が高温で天井裏に未侵入だった為、入り口の再確認です。

ありました☝間違いなくココですね。

 

ホラ、足跡も散在していますね。

侵入口としては大きい方だと思います。

忌避は恒例の消毒薬のお皿を各部に配置。

かなりの臭気なので居住者が気になる場合は中止の場合もあります。

そして薬剤を器械で噴霧します。

そして入り口にも仕掛けをします。☟

粘着シートやガムテープを使用し、「出入り時」の「不快感」を学習させるのと同時に、

個体の違いによる「執着心」を読み取るのが目的です。

この程度は何ともない個体もいれば、

例えば「子ども」が居れば何が何でもという「執着心」があるというようにです。

簡単に退出してくれればそれに越したことはありませんからね。(-_-;)

そして数日伺ってみると・・・

この通り「粘着シート」が飛び散っていました。

そして出入り口もこの通りです☟

見事に無理やり「出入り」下のが分かります。

粘着シートには体毛や足跡が付着していましたね。

それから数日は天井裏では静寂が保たれているとの報告により、

金網でさらに手堅い「仮封鎖」をします。

格子て一部だけ「その気になれば」出入り可能な箇所を残します。

ただしこれも怖いところはあくまで相手の動きを「推測」しての対策。

お客様と随時細かに連絡をとり合い「天井裏での徘徊」の有無など最終段階に向けて、

裏付けを高めなければいけません。

 

何とかかんとか先月で独立し丸3年が経過。

まだまだこの先も仕事の精度向上の為に必要な物事や段階があります。

今回のような仕事の為にもそろそろ赤外線カメラの購入投資を検討するべきと考えますね。

「効率」や「精度」が向上すれば自身の「心労」は軽減されるのですから、

そろそろ要検討の時期かもしれませんね。頑張って!(^^)!

このまま無事に駆除終了まで到達することを祈りあと少し・・・

ちなみにこちらの方は同時に床下調査もご依頼頂き、

「浴室の漏水」などが見つかった為に「床下の防蟻・防腐防カビ工事」も指名頂いており感謝感謝です。