新年の害獣駆除調査2件

やはり寒い季節はしっかり寒い方が気持ちが良いとは思いませんか?

だってあとチョットで冬から春と、その先にはおそらく例年通りのキツ~イ夏が来るのですから・・・(~_~;)

雪国にお住まいの方々には少々申し訳ないのですが、

このままもう少し冬が続いてもいいくらい・・・って必ず春が来るから言える贅沢かもしれません。

でもせっかく日本に住んでいるのです。

「四季を楽しむくらいの余裕の心は持ちたいものだなあ・・・」と最近しみじみ思ったりもします。

 

仕事もどんなに忙しかろうが、相談者様方のご依頼があり続けることが一番の幸せ・・・!(^^)!

さて今年は新年早々から調査依頼が続出して嬉しい悲鳴!(^^ゞ

まずは私の育ちの故郷ともいう昭島市の飲食店からのネズミ駆除依頼に伺ってみました。

思えばその付近は私が幼いころ頻繁に通った商店外の一角でもありました。

築年数を経た懐かしい建物の出で立ちは昭和そのものです。

その代りに老築化してそれなりにネズミの出入りはありそうな予感・・・

まずは外部を一回りしてみます。

1Fが店舗で2Fは使用していないようですが、構造体は一体なので見逃すわけにはいきません。

二列に並んだ古い雨戸の戸袋・・・築50年~というお話ですのでまず間違いなく出入り可能でしょう・・・

もしかしたら下地材も無いかもしれませんね(・・;)

エアコンのダクト穴らしき開口がポッカリと存在・・・・

しかも電気ケーブルだけが通っているので、ネズミはそれを伝ってスイスイと出入りをしているかもしれません。

裏手で目に付きにくく底板のないであろうふかし壁・・・↑

配管が躯体に挿入されているのがチラッと見えますね。

中を覗くといつもこんなカンジでした↑

やはり土台と根太の間がポッカリと空いているようです・・・

築年数を経た建物を我々が防鼠的な目的でどこまで封鎖する必要があるか・・・?

これもまた利用者や建物のオーナー様にとって頭の悩む判断です。

そして内部はというと・・・

人の目に余り触れない箇所にはビッシリと鼠の足跡が付着・・・

おそらく深夜の閉店後にチョロチョロで出てきては徘徊しているのでしょう・・・

出入りはしていませんが、こうした古い配管がそこかしこと多いので、

かじられる前の予防的な封鎖も欠かせないでしょうね。

そして最も大きな出入り口を見つけました!↓

古い飲食店ではよくある、厨房カウンターの裏側です。

普段は当然「目線」よりだいぶ下に位置している場所なので、しゃがんだ時にしか目につきません。

しかし頻繁に出入りを目撃されている方ですと、時にはネズミがココに逃げるのに遭遇します。

別の場所と角度から見ますと、やはりもっとはっきりしたラットサイン(ネズミの痕跡)がこびりついています。

店舗でも長年同一業者様が使用していると、リフォームもしなかったりと気が付かずに放置されがちです。

他にもこのような画面中央↑の真っ黒なラットサインなどネズミの「通り道」があるのですが、

どこもそうで「飲食店」の厨房は狭い上に機材が多くて「死角」ばかりなのです。

これらを移動して確認の上封鎖までこぎつけるには少々時間が必要・・・(-_-;)

というわけで今日のところはここまでで終了と相成りました。

どのような対策提案をさせて頂こうか急いでじっくり検討ですね。

 

そして次は八王子のS様のネズミ調査です。

こちらは軽量鉄骨造の建物のようでスッキリとした立法体の形状。

が故にデコボコの凹凸がほとんど無いので極端に出入り口の要注意箇所が少ないようでした。

特定は簡単明瞭か、逆に経験の少ない死角にでも存在するかのどちらか?

少ない調査箇所のうちに私が特定したのは↑のような基礎と水切りの間のスキマでした。

基礎パッキンが装着されていない為に指がスッポリと中まで入ってしまいます。

お客様とご一緒にチョットだけ水切りをめくって確認してみることにしました。↓

やっぱりなあ・・・(-_-;)

構造の奥が見えていますね・・・

ずっと奥までは見えませんが確実に壁内~天井裏へはつながっているとみて間違いないでしょう・・・

ネズミもよくこんな場所を探せるものだ・・と感心ひとしきりです。(^_-)