神奈川県・Y様邸・白蟻防除工事
今回は久しぶりに白蟻の恐ろしさたるものに「恐怖感」を痛感した案件の紹介です。
神奈川県は海、山と水源、水域が多い為か?床下の多湿を非常に感じる地域でもありました。
以前から白蟻やカビ、腐朽菌等々・・・床下環境はどうしても「他より悪いな」と感じてきました。
やはり皆さんも数年に一度は「業者」に調査・確認くらいはお願いして頂きたいと切に願います。
殆どが「無料」のはずですので。
早速、衝撃の調査映像を・・・
いつものように点検口から侵入しますが、
点検口を開けてあきれる・・・両隅にまっすぐ上がる蟻道二つ見えますね・・・(-_-;)
潜ってまだ2mあまりで白蟻のこの「食べっぷり」ですよ☝
太い蟻道が何本も発生しています。
この時点でその奥を想像してしまいますよね(;´Д`)
その反対側の大引きは早速この状態です。
まだまだ序の口!なんのなんの!だったのです。
覚悟してドンドンその奥に進みます・・・
一見、表面的には問題なさそうな大引きでもドライバーがグサグサと貫通です。
他の大引きもこの通り・・・☝
断熱材も湿気を吸収してだいぶカビているようです。
そして重症の部屋奥に進みました。
同じように一本ドライバーを突き刺します。
もちろん根本まで貫通しますね。
もう驚いてはいられません((´∀`))
バリバリとむしり取ってゆきます。
ここまできたら工務店や大工に部材交換などをお伝するのに確認しなければなりません。
このように芯まで食害は進行していました。
部分補強では強度の維持が出来ないことが確認出来ます。
また左右にもむしり取ってゆきます。
結局のところ丸々一本を差し替えるのが最良ではないか?と被害進行度が明瞭になります。
よく見るとこの画面視界にも所処に蟻道が無数にみられるのが分かるでしょうか?
土壌も真っ黒なのは湿気を多く吸収している証拠です。
こちらはこの後でしっかりと部材交換や補強をし駆除作業と湿気対策作業も実施され、
見違えるような床下環境に変わったことは言うまでもありません。
優良業者の目利きは難しいかもしれませんが、
ご縁などを大事にされてぜひ定期的な調査だけでもされて下さいね。
何もなければ無いでそれでよいのですから・・・