北区I様邸・ネズミ駆除対策工事①
もはや毎年のことですが、温暖で秋の短いこの時期もやっと冷え冷えとしてまいりましたね。
そしてこれも規則正しく?ネズミなどの獣の駆除相談も増加傾向が顕著になってきました。
今年上半期はなかなか駆除困難に苦労する案件が多かったことは前にも述べましたね。
今回もそうした案件をレポートしたいと思います。
何しろ夏前頃から作業を開始してから、あれやこれやと苦労しながら一息つけるようになったのは・・・
お恥ずかしながら最近のことです・・・(-_-;)
最大の原因は鉄骨材と木造の混在した構造体の上、かなり経年数を超えた時代の増築方法・・・
おまけに建物の半分は半世紀以上経過・・・・(-_-;)
想像すればわかると思いますが「鉄骨材」と「木造材」はそのままではとても相性が良いとは言えず、
スキマ空間が出来ることが多いからです。
最初のうちは手探りでこうした☝などの基本的な空間を封鎖していきました。
このように金網で封鎖をしてゆきました。
いつも通りの流れです。
こんな配管スキマが結構たくさんあります。(-_-;)
こんな簡単なスキマ封鎖などで侵入封鎖出来れば本当にラッキー(^^)vな案件例ではあります・・・
まずまれと言えばまれなんですよね・・・残念ながら・・・(´;ω;`)ウゥゥ
地面スレスレに横に走る配管の奥に暗闇が・・・・
殆ど見えないくらい狭い、一応?「通気口」のようですが、その奥はどうなっているかというと・・・
カメラを差し込んでみるとこのように☝
床下が丸見えな為、当然のごとく小動物は出入り自由・・・
このような死角空間が何か所もありました(-_-;)
表側から金属板を接着して封鎖してゆきます。
この箇所は何気に見てお分かりか?どうか分かりませんが・・
建物と擁壁に空間が30㎝程度しかなく、身体の前と後ろはピッタリと挟まれたままの作業でした。
このような☝出窓下の空間もいつものように開いていますので・・・
この時期は丁度「梅雨」の時期でムシムシ~か晴れればすでに30℃以上の高温です。
この閉塞空間で「ツナギ作業着」を着込み「蚊」と闘いながらの作業は、
(手を抜いて楽したい)気持ちや(早く帰りた~い)気持ちとの闘いでもあるんです(;^_^A
他にも最も古い構造体の範囲には☝のように基本的な通気口も当然あるので封鎖します。
「天井裏などへのトラップの設置」や「忌避剤の散布」などの通常過程も平行しながら、
ここまで数回に渡り作業してきましたが、当然というか?やっぱりというか?
まだまだネズミの徘徊気配は一行に変わりませんでした。
こうして記事を書いている11月の今を作業効率100とすると、
この時7月頃は40くらいの作業効率だったかもしれませんね。
泣き言ではないのですが、こうした時はいつも「なんてキツくて汚くて危険な仕事しているんだろう・・」
と作業をしている自分を別の自分が冷静に見ているような気がします。
それでも「たいしたもんだよオマエさんは!恰好いいよ!」と褒めてニヤリとしたりして・・・・(-_-;)
こちらのI様宅の本当の苦労はまだまだこれからでした・・・
ということで続きは次回に。