生涯唯一の心のアイドル「キャンディーズ」

久しぶりに「お楽しみ」記事です。

昭和を語る時、「アイドル歌謡」というカテゴリーは外せませんよね。

わたしは生涯唯一夢中になったのが、かのキャンディーズなのです。

小学校5年生ころTV番組のあちこちで、「やさしい悪魔」を聴くようになってからかなあ・・・

それまで周囲に「山口百恵」ファンや「桜田淳子」ファンはいましたが、

自分にはそこまでアイドルに夢中になる気持ちもサッパリわかりませんでした。

そのころ男子は野球に明け暮れ、帰宅すれば「太陽にほえろ!」や「プロレス中継」などに夢中でした。

そんな中もう一つ全国誰でも夢中だったのが、「8時だよ全員集合!」ですよ。

そこで見かける「キャンディーズ」が、前からなんとなく「身近にいる」お姉さん・・・

そんな感じで気にはなってたんでしょうね。

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それから何やかやで、しっかり私の心を捉えたのが、「みごろたべごろ笑いごろ」という、

全員集合!にも匹敵のバラエティー番組だったのですね。

学校に行くのがイヤーな月曜日の夜に、これが一番の楽しみだったっけ・・・

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それから瞬く間に、キャンディーズが出演する番組は片っ端からチェックするようになったっけ・・・

そしてアッと今の「解散宣言」は小学生には「何がなんだか」分かりませんでしたね。

1977~1978年解散までの半年間は「アンドウトロワ」~「わな」~「微笑みがえし」と、

カウントダウンに比例してオリコンヒットチャートを駆け上っていきましたねえ・・・

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少ない小遣いをはたいてはレコード店にも入りびたり、

クラスの「キャンディーズファン」仲間とLPを共同購入したっけなあ・・・

一番の思い出は、よくわかりもしないのに、ランちゃん、ミキちゃん、スーちゃんの家を探し回って

今は無き国鉄をはしごもしました。

家を探し当てても当然会えるわけもなく、それで満足して帰るのが嬉しかったなあ・・・

解散コンサートもこれもまた小学生にはプラチナチケットは間違いなく、

テレビのニュース映像を見ては涙をポロポロ流したことも、とっても切ない思いでですね。

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それから数か月は毎日「キャンディーズ」を聴いては泣いていたチキンボーイでした。

その後これほど夢中になるアイドルは生涯現れませんでした。

だから夭折されたスーちゃんこと田中好子さんも共に、これからもずっと自分の胸中で歌ってくれるんです。

老若男女問わず、だれからも愛されたキャンディーズこそ、アイドルの中のアイドルでしょう。

また今後二度と現れることもないと思います。

ありきたりですけど、だから「キャンディーズ」は永遠に不滅なのであります!(エキサイト状態!)