ワンフェスへ向けて~面倒な「型作り」
今回は前回に続き「造形」の「型造り」であります。
あれもこれも・・・許される限り「挑戦」してみた私が、30年前より続いてきたこの「造形」こそ、
今後も生涯で一番愛する「道楽」、「趣味」かもしれません。
さて今回は前回仕上げた「みどりちゃん」の原型を複製するための「型」を作ります。
これが「型どり」用のシリコンと硬化剤です。
一つ工程の記録を抜かしてしまいました。
それは「原型作品」を油粘土に半分埋め込むこと。
その際、「型」の最終的な「仕上がり」やレジンキャストを流し込み複製する作業をイメージします。
上の写真はすでに油粘土に半分埋めこみ、プラ板で枠を整えたうえに「液体シリコン」を流しているところです。
そしてシリコンが想像以上に消費するので、材料削減の為に過去の不要型を刻み、
容量補充のために適量を落とし込みます。
そしてあとは半日おき「硬化」するのを待って、裏の油粘土を抜き、そこへシリコンを流し込み完成。
数年ぶりの「型作り」~「量産」なのでやや流れに戸惑うことがありますね。
時間が十分ある「若いころ」は、面倒な「型抜き」や「型作り」も楽しい過程でしたが、
正直「時間的」、「体力的」に面倒だなあ・・・というのが作業を通じての本音でした。
しかし作品を「量産」して「販売」出来るというのは、純粋に「楽しい」ものではありますね。
当日まで二週間前の「工程作業」となりました。
一方でこういう時になぜか、おかげさまで「ネズミ駆除」調査依頼が多かったりします。
こちらの「ネズミ駆除」のレポートも併せて紹介いたします。
次回はいよいよ「量産」になります。
ライフワークとしての造形とワンフェスの存在。
このブログは専門的な仕事内容を、日々の業務を通じて分かりやすく紹介します。
もう一方で「信頼出来る仕事」=「信頼出来る人?」という訳で、
「仕事をする人の様々な側面」を知ってもらおうという目的も兼ねています。
私生活や趣味などの一端を赤裸々に、また、さしつかい無い程度に公開します。
私自身が「人生は可能な限りやりたいことに挑戦し楽しむもの」という考えを大事にしています。
今回はそんな数ある「ライフワーク」に一つ「粘土造形」のお話です。
ちょうど2月に千葉の幕張メッセで開催される「ワンダーフェスティバル」といアマチュア(一部プロ含む)の、
「造形イベント」に出店参加するための行程を紹介したいと思います。
私は今まで何度か参加してきましたが、製作対象の殆どは60年代~70年代のTVキャラクターや、
映画の主人公などが殆どです。
しかし「造形」自体は大学のころより続いているので、かれこれ30年近くになりますか・・・
一緒に参加される大学時代の先輩は、「その世界」では知る人ぞ知る存在でもあります。
今回私は「リフォーム」や「独立」などの難事が重なった為、比較的容易(?)と思われる、
手塚治虫原作のアニメ「ワンサくん」から題材を拾うことにしました。
中でもヒロインに値する「みどりちゃん」は可愛らしく、最も「造形意欲」にかられました .
製作の大部分は「ラドール」という紙粘土から原型を起こします。
そして粘土を盛っては削り、また盛って・・・の作業が大半になります。
それを磨いていきながら、量産する為の「型抜き」を考えて分割していきます。
この辺りは難しいので次回「型作製」と「量産」にて説明します。
参加当日は「量産」した製品をブースで販売するのですが、
あくまで趣味であり、特に今回は「売れセン」から外れているので期待はしません。
ちなみにここに至るまでには、キチンと「手塚プロダクション」に版権料を支払い、
「お墨付き」をもらわなくては「量産」~「販売」は出来ません。
我が家の家族~マスコット・ふくちゃん①
1月半ばよりやっと協力業者からの依頼があり、やっと仕事らしい仕事がスタート。
「ネズミ調査」・「既存住宅の白蟻駆除」・「新築白蟻防除工事」・・・と多忙なひとときでしたが、
このまま今年も忙しくなることを切に願うばかりです。
今回は我が家のマスコット=ふくちゃんを紹介したいと思います。
出会いは4年前、国立に住んでいたころに遡ります。
ちょうど「東日本大震災」の一か月前の休日、市内のペットショップに家内と訪れました。
まさかこの時の家内のいわゆる「一目惚れ」によって、
一匹の「ビジョンフリーゼ」が大切な家族になろうとは・・・
「ビジョンフリーゼ」と言っても「聞きなれない」、「見たことのない」方が大部分でしょう。
これが典型的な姿でしょうか。
名前は直ちにためらいもなく「ふく」と命名しました。
トイレも2~3日で覚えてくれて、その後も大きな面倒はかかっていませんね。
今ではどこへ行くにも一緒の、まさに立派な一人(いや一匹)の家族になりました。
なによりTVが好きで、動物が写るとそれは激しく吠えて手が付けられません。
逆に「歌番組」や静かな「ドラマ」などは、じっと画面に見入り静かなものです。
「お座り」、「待て」、「おいで」程度がやっとなので、
それ以上は無理にしつけてはいませんね。
基本的にビジョンフリーゼは「利口」で「陽気」で「人なつこい」と言われ、
「初心者向き」の愛玩犬と言われているのもうなずけます。
車の移動もすぐに慣れ旅行も楽しいですし、本当に苦労少なく、
誰にでもぜひおすすめしたいですね。
最初は犬を飼うことによる「不安」や「リスク」に翻弄されて躊躇するでしょう。
しかし飼ってみれば、共稼ぎの我が家でも人並みに飼育できることに自信がつきました。
もちろん「愛情」はたっぷり注いであげることは「最大・最低条件」だと思いますよ。
飼い主に対し、「純真無垢な愛情」を一杯注いでくれることが、
日常の「ストレス」や「苦労」をこれでもかと解消してくれるのです。
また何よりも、家族内でのチョットした「トラブル」や「衝突」もたいてい緩和してくれるのが、
我が家の場合はこの「ふく」なんです。
少子高齢化の現代、ペット、なかんずく「犬」の役割は様変わりしているようです。
雑種を「番犬」に飼っていた「昭和」から、今後は「番犬」としてだけでなく、
毎日ともに「泣き」「笑い」「怒り」ながらお互い励ましあい、いたわりあう存在でしょうか・・・
本当に「ふくちゃん」には毎日感謝で一杯です。
これからも「ふく」との暮らしも度々紹介させて頂くので、
一人でも「素晴らしい犬との生活」が共有出来る一助になれば幸いです。