近況と練馬区・G様邸・害獣駆除
災いというものは本当に続く時は連鎖のごとく続いてしまうものです。
昨年は私自身が遠方でケガの為に救急搬送・・・痛みとの闘いは今も続いています。
とは言え、こうして仕事が出来ていることは本当に感謝するしかなく、
世話になった友人夫妻の「恩義」は生涯の財産となりました。
それに続き昨年秋の地元での大規模な「豪雨災害」・・・
個としての人間の限界というか無力さというか、
生きる上で「何が本当に大切か?」を浮き彫りにさせられるアクシデントが頻発しました。
そして今の「コロナウイルス」による人類の危機・・(大げさではない気がします)
そのさなかに先日義母が78歳の生涯を全うされました。
目の前の一人の人生の終焉と、地球規模の大異変との闘い・・・
私自身も落ち着かない「見えぬ不安」を抱えながらも、
こうして何か記事を発信するしかない今日この頃であります。(-_-;)
はやり「先の見えない不安や恐怖」に打ち勝つには、どうでしょう?
いつ、いかなる境遇になろうと一切の悔いもなく今日を生きることが出来た幸せ感・・・
それに絞られるのではないでしょうか?
どんな困難な状況でもそれを楽しむくらいの境涯になりたいものですねえ(;’∀’)
更新がまたまた遅れましたのも、
そんなトラブルやアクシデント続きな中でお仕事はたくさん頂き、
まあ・・・時間と身体が悲鳴を上げていまして・・・などというありきたりの言い訳なんです。
さてまずは練馬のG様邸の害獣駆除からのレポートです。
上は天井裏にデカデカと付着した大型動物の足跡☝
ネズミも徘徊していたようですね。
人の入れない擁壁のスキマの下に経路がありそうなカンジです。
和室の広縁の下に増築時に発生した基礎のスキマがありました。
ココからも床下へ侵入出入りが出来そうですね。
☝はどうかなあ・・・
ネズミという視点ならレッドゾーンですが大型害獣は微妙という感じですが?
封鎖するに越したことはないでしょう。
ということで調査・提案後に引き続き駆除作業のご依頼を頂きました。
最初は調査時に詳細の確認が出来なかった、建物と擁壁の間の不穏な場所の確認です。
和室の床下からなら、容易に確認できるはずです。☝
ドンピシャ!ありました!
真ん中に写るはガランと開口されたままの大きな「基礎通気口」です。
「以下、閲覧注意!」てな程ではありませんが・・・
ネズミの糞の下の断末魔の顔のようにパックリ口を開けたままの猫の頭部がありました。
☝の通気口から侵入して死んだ後、ネズミの餌になったと思われます。
異臭に気付かなかったのが幸いと言いますか・・・微妙なところ。(;´Д`)
そしてこれもまた不思議な例のあまりない状態が。↓
増築された範囲なので以前は地上に露出した「排水桝」か何かだったのでしょう。
☝から覗くと・・・
フタが落ちて割れているようです。
古い配管経由でネズミは入ってこられるかもしれませんね。
今日は出来得る限り「封鎖」をしてしまい数日「動き」を経過観察することにします。
やはり床下は施主様がご覧になる機会はまずないと思われ、
「え~うちの床下ってこんなだったの!・・・」と驚かれることも少なくありません。
それにはいろんな意味においてなのです。
「見えない場所」だからこそ胸張れる仕事をしたいものです。👊
最近の害獣駆除調査あれこれ②
前回に続き最近の調査案件レポートです。
立川のS様では「天井裏で何か大きい音がする」とのこと(-_-;)
伺ってみますと・・・
真っ先にご相談者様から知らされたのがココの部分☝
玄関脇の壁の下のスキマです。
確かにここは小動物のよくある典型的な侵入経路の一つではあります。
問題は手前に転がっている石の置物なんですね。
実はこの「石の置物」をこの壁下のスキマへ置いておいたところ、
夜中の「ガタガタ!」と音がして玄関外に出ると、
石の置物が逆さになって転がっていたということです・・・( ゚Д゚)
5キロ以上はあると思われる石を退かす力は相当な相手です・・・
下から覗くと確かに土台を乗り越えて床下へは通じている様子。
ここから外部へ脱出するのに強引に石を退かしたと思われますね。
しかしもっとよく周囲を調査して回りますと・・・
こんな場所・・・↓
それにこんな場所も・・・
確かに通気口に石は置いてあることは置いてありますけれどね・・・
コレだけじゃ・・・ねえ・・・
さてさて一番早い痕跡確認は浴室の天井裏ですが。
当然というかやっぱりというか・・・
床下から浴室に昇ってくるハクビシンらしき無数の足跡で壁は泥だらけに・・・
幸い「糞尿」は無いものの、浴室の真上もこのように泥だらけ・・・
この後は詳しい対策案をお伝えしご自宅を後にしました。(@^^)/~~~
次は八王子市のA様宅のご依頼です。
こちらは一軒家なのですが台所周囲でネズミが徘徊するのを確認してのご相談。
早速「台所」の回りを探索。
ご主人様が「ココへネズミが逃げた」という付近にこんな痕跡がありました。
食洗器の下の黒いカバーの右上に足跡が付着しています。
わかりずらいですがカバーの端にかじった痕跡も私にははっきり分かります。
ここは明確な一つの出入り口に一つですね。
黒いカバーを外して中を拝見してみました。
ガス配管が横から縦に走り最後に床下へ通じています。
そこの際に開いた穴のスキマは以外に大きいものです。
こちらにはこうした箇所が数か所ありました。
例によって分電盤のカバーを取ると穴はポッカリ・・・
非常に見にくいですが白いプラスチックの真ん中あたりにわずかですが足跡が・・・
幸い外には出てきていませんが、
生活空間直前までここからもネズミが来ていた痕跡ですね。
こちらも必須の調査項目の一つであります「玄関框」の裏側です。
どうも床下へ通じる経路になっている疑いがあるようですね。(;・∀・)
今年は再び、こうした駆除レポートの他にも「人生を楽しむ」為のもろもろの記事を、
何とか定期的に更新してゆけると良いのですが・・・
やはりそのためには「健康第一」であるとが嫌というほど痛感している昨今です。
最近の害獣駆除調査あれこれ①
いつも気候の話からさせて頂きますが、
このところ毎日の10~15℃の温度変化は当たり前になりつつありますね。
コロナウイルスで全世界は半ばパニック気味でもすし、
子供のころに「絵ときばなし本」なんかであったコワーイ未来予想がチョット真実見を帯びてきてもいます。
私自身の仕事柄も日々痛感しますが本当に「生物多様性」と言いますか、
自然と共存してゆかねばわたしたちの未来も決して明るいことばかりではないようです。
地球に生きづらくなっているのは「害虫・害獣」も同じかもしれません・・・・
さて先月の月末はいろいろと調査のご依頼を多数頂きましたので、
それらを何件がご紹介しましょう(*`艸´)
年度末が近くなりリフォーム案件もたけなわではないでしょうか?
先日も武蔵野市のあるT店舗からのお急ぎのご依頼。
改装中の天井裏がすごいことになっているとのことで、さっそく伺ってみました。
繁華街の建物なので骨組みはいつの時代かわかりませんが、
外からも内側からも幾重にも壁や屋根を重ねて改装してきたようです。
それこそ雨漏れも何度となくしてきた名残も垣間見えます。
「何か?」が侵入しても経路の特定は困難そうなカンジ・・・・です(;’∀’)
古いネズミの糞や尿、そして断続的な雨漏れの後などで明確な判断はつけにくくなっていました。
軽量鉄骨の梁はさすがになんと錆などの腐敗からはまだ免れているのが幸いです。
フラッシュの光でよくわかりませんが、
確かに小動物の糞尿に違いはありませんが、
ちょうど雨漏れ部分の真下の為に湿っており、
それが最近のものか昔のものかも予想は出来ても断言はしにくい感じです。
ネズミの白骨化した死骸などもゴロゴロ転がっており、
衛生的にも気分的にもあまり気持ちの良い環境ではありませんね・・・(;・∀・)
早速明日にでも「撤去と清掃」の御時間を取らせて頂くことになりました。
次も東大和のとある古い小型マンションの店舗の一室のご依頼です。
どうやらフロアーがネズミに荒らされているらしいとのこと・・・
こうした依頼も時代とともに次第に減少してゆくでしょうが、
まだまだ多いのが現状ですね。
外部をサラ~っと眺めてみますと・・・
こんな☝配管隙間や
こんな☝配管隙間やらは数多く見られました。
しかし「決定的」というのがコレかな?↓
お隣の空き部屋のエアコンダクトです。
直径10センチ近いうえに穴の下部がラットサインで真っ黒に汚れているのも、
侵入出入りの確かな証拠!
店内はというと・・・・
「ココでよく捕獲される」という厨房の部分ですが、
店員さんの敷きこんだ「トラップ」が徘徊の多さを物語ります。
よく見ると壁の奥に隙間があり出入りできるような感じですね。
厨房といえば配管回りですが・・・
やっぱり丸く食い破られている穴がありました。
カウンターの内側(厨房側)の下ですが、カウンター内での物音はよくある例ですね。
夜は誰も居住はしていないそうですが、どうやら不在・閉店時は店内全域を走り回っているようです。
あっちの長押もこっちの長押も新旧に及ぶネズミの足跡だらけです。
この汚れがネズミの足跡だと気が付くお店のお客様はまず一人としていないことでしょう・・・(-_-;)
配電ブレーカーの一部もかじられている線がありました。
火災になることはめったにあることではありませんが、
典型的な出入り口としても確実に封鎖して抑えておきたいところですね。