「早く人間になりたい!」哀しき「妖怪人間ベム」は大人のアニメ
このところ仕事の写真撮りを忘れるは、今月末のWF参加の準備で焦っているは、
ブログの定期的な更新が少々「面倒」気味な昨今ですが、
安定ペースを守るのも一つの挑戦と思ってます。
夫婦揃って「昭和育ち」の我が家では、最近「トラック野郎」シリーズや、
「江戸川乱歩・美女シリーズ」にはまっています。
やはりどれもこれも「昭和」の映像は「奇想天外・破天荒・」で面白い!
この話題はまたいつか・・・ということで、今回は大好きな「妖怪人間ベム」をチョコット触れたいと思います。
近年「実写ドラマ化」されたので、結構若年層にも浸透してますね。
しかしやはり昭和に初アニメ化されたものとは、もはや別作品・・・
評価は言い尽くされていますが、あの時代に「震え上がる」ほどトラウマを植え付けた①怖さ、
②個性的で生き生きとした「主役」3人と、敵キャラ、③外見は「醜く」とも「美しい心」を持つ主人公が、
「人間」としての外見を求めながら「人間の生き方」をも求め貫く・・・・といった諸点でしょうか?
「テーマ・メッセージ」、「映像」、「主題歌・音楽」、「インパクト」等々・・・
どれもが上手く融合して完成された、昭和の「名作」アニメですね。
特に全編に漂う「醜き」非人間の「哀しみ」は、まあ現在では表現が不可能でしょうね。
やはりウチの家内もお気に入りです。
コレ↑では「未見」の方にはその雰囲気しか伝わらないのが残念です。
これは30年ほど前に、某ガレージキットメーカーからLD購入の特典で入手したものです。
映像に忠実でありながら、原型師の程よい解釈による「デフォルメ」感が「いい味」出しています。
「名作」でありながら、この後先にも「一般商品化」された商品でコレを超えるモノが無いのも残念。
いつか自分でも造形化したいところです。