今年の初調査~飛躍?への助走・青梅市・寺社調査
「有限実行」ということで今年最初の調査相談を早速レポートです。
実は昨年の暮れにご相談をお受けしていましたが、
当時多忙の極みということもあり年越しをした青梅の某お寺での害獣調査であります。
青梅付近もやはり「劣化住宅」の取り壊しや駅前の再開発などで、
ネズミを中心にアライグマやハクビシンなどの害獣系が大きく周辺に散らばり移動しているとのこと・・・
毎年365日~大都市圏を中心とした日本中のどこかで進行している現象ですね・・・(-_-;)
ウォーミングアップかたがた伺ってみます。
聞けば昨年夏ころより天井裏の徘徊と糞尿被害で一度主だった「封鎖」と「清掃」などはしたとのこと・・・
改めて天井裏を覗いてみます。
まず目につくのは小さな害獣より先に「ネズミ」の糞です。
大きな獣が侵入可能である以上、それ以下の獣は侵入出来て当然といえば当然・・・なわけですから、
驚くべくもない(-_-;)
お寺ですので天井裏はかなり上下に空間は広く、調査はさほど困難ではありません。
左右に目をやると↓
栄巣状態の破れて傷んだ「断熱材」がそこかしこに散見してきました・・・(-_-;)
断熱材の中にネズミの糞もありませんが、小型、中型どちらの害獣の栄巣でも不思議ではありません。
ややカビの生えた糞もチラホラ見かけてきましたが、どうも内容物からしてハクビシンではなさそうな気配・・・
ハクビシン特有の木の実がほとんど見られず、また色も茶褐色ではなく黒褐色です。
どちらかといえばアライグマにみられる傾向ではあります。
こちらの具合もご覧の通り~
少々撮影角度と採光が悪く不明瞭ですが「糞」は同じく黒褐色で内容物に特徴的な残留物はなし。
ネズミの足跡こそ多数すれど、大型の害獣足跡がほとんど天井裏の目立つ場所には少ないのです。
しかもサイズがバラバラだったりして頭数も単数か複数か?
はたまた時間差的に複数が前後して侵入していたか?
屋根回りも比較的複雑でもなく、また建築やさん目線で一通り封鎖をしたとのことなので、
下回りを目線で確認・・・
ネズミは当然スイスイの基本箇所ですね~
今回対象となる「庫裏」は比較的簡素な形状の建物でも、
渡り廊下で本堂とつながっているので、その部分に死角があるのでは・・・とは経験上の疑り深さ・・
中型の獣は手首かげんこつ程度の侵入経路が必要ですから、それだけの隙間はそうそう見落とすには?・・・
下回り、基礎回りをよくよく観察してゆくと・・・やはり・・・
手前が本堂~奥の突き当りが「庫裏」の床下付近です。
どうも木の板を縦にはめ込んだ格子のような構造が見えます。
それが床下と外部を隔てるものであれば、
見た様子だと害獣は自由に床下に出入りは自由と思われますね・・・
もう少し写真を望遠でアップしてみましょう
もう一つハッキリはしませんがやはり疑わしいグレーゾーン、いやレッドゾーンかもしれませんね(;^_^A
あとは時間をかけて細かく拝見するには、正式に依頼を頂きながら「探索~封鎖」となります。
今年の投稿発信はプライベートの勝手に楽しい話題も含めて、
目安は月/10件くらいにチャレンジしていきたいものですね~
それが自分へのエネルギーになって返ってくることを確信して(^^)v