国立市・E国立+鎌倉市・M様~害獣調査
まだまだ寒さが続きますが昨日やっと年が明けたと思ったら、
早くも1月も残すところ数日となり、梅の開花が楽しみになってきました。
ますます身の回りは騒然とした事件ばかりですが、
今日を悔いなく少しでも楽しく生ききるだけです。
思えば日本も世界も数十年と「天下泰平」な安穏とした時代はそうそうなかったわけで、
その時代を生まれた人間はどのような境遇でも受け止めて生ききっていくしかなかった・・・( ノД`)
人類なんてそんな繰り返しなのか?・・・と最近は「開き直り?」か、
「諦め」にも似た気持ちになりますね・・・
しかし同じ「時が過ぎる」のを待つのであれば、自ら楽しくするのとでは180度違うものですよね?
さて今回も最近の調査案件をいつものようにご紹介です。
ひとつな国立市の共同住宅でのネズミ騒動です。
こちらは2階建てのワンルーム系のアパートです。
こちらの若い女性の一室でネズミが出没・・・とのことで急遽伺ってみました。
ワンルームによくある「ミニキッチン」の流し台周辺でネズミが目撃されました。
流し台の下の幕板にネズミの足跡が付着していますね↓
やはり裏側の配管回りの穴に大きな開口隙間があり、そこを経由して出入りと思われます。
入居者様が「応急処置」で貼った厚紙をはがすとこの通り↑筒抜けなのか?幕板回りに足跡付着・・・
乗り越えて室内に徘徊の状況のようです・・・
ユニットバス天井裏を覗いてみます。
徘徊音などの割にはネズミ糞の数は極少のようです。
床下は点検口がないためやむを得ず未確認・・・(;’∀’)
外周回りの経路を探索してみます。
う~ん・・・(-_-;)基礎通気口が一つもなくどうしたものか?・・・
廊下のガスチャンバーに目をやり注視してみますと・・・・
よかった~・・・(*’▽’)・・・一つのネズミの痕跡(ラットサイン)を発見です。
ガスチャンバーのドアの隙間からよじ登り、出入りをしているのは間違いないようです。
扉を開き内部を確認・・・
これだわ~↑水道管が床下~壁内部へ貫通しており、いくらでもネズミは自由ですわ!(-_-;)
この給湯器を設置したチャンバーが全部で7か所ありそれぞれに隙間穴が存在していました・・・
こんな感じの箇所も↑・・・
周囲はネズミの糞が散乱・・・隙間穴の周囲もかじられているのが見受けられます・・・
主だった室内側~屋外側の経路が特定できれば、初動調査としてはまずまずですね( ^)o(^ )
申告者がお若い女性ということもあり、こちらも早めの対応をさせて頂こうと思います。
次は少々遠い鎌倉市のM様調査です。
こちらは以前ハクビシンが複数匹侵入しご苦労されたとのことですが、今回はネズミにより室内徘徊です。
失礼ながら室内側は家財道具が多数あるので当日断定できる材料が拾い上げられず残念です。
今回は屋外側のみの報告ですがご了承のほど・・・
真ん中の黒い空間の先には床暖房の配管が見えました。
間違いなく床下に通じている一つかな?と・・・
以前の工事で漏れたか?「大丈夫」と割愛されたか?・・・
やはりハクビシン駆除の際に塞がれた「縁の下空間」の小さな封鎖隙間↑
確かにハクビシン対策としては良いのですが、ついでなら?・・・・と首を傾げる施工でしょうか・・・
このあたりは間違いなくハクビシンとネズミ対策を区切っての施工除外と想像しますね(;^_^A
浴室の熱源機配管隙間空間でした↑
時間の都合この日は上屋根回りの詳細な調査は割愛しましたが、
↑のような瓦の段差は非常にグレーゾーンなので後々は確認する必要がありそうですね・・・
う~ん・・・( ノД`)久しぶりに遭遇したセントラルヒーティングなどを含め、
床下を覗き上下左右の配管段差にガックリとせざる得ないのでありました・・・(-_-;)
さてこれからどうしましょう・・・