国立市・Zハイツ・ネズミ駆除調査&工事
今年の当社は戸建てに比べて、アパートやマンションなどの「共同住宅」への依頼が多い気がします。
もちろん築年数を経た建物の方が侵入や被害は多くなりがちですが、
不思議とそう古くない共同住宅からも相談を頂くことがありますね。
その点についてはいつか時間を割いて書いてみたいと思います。
今回はそんな共同住宅のオーナーさまから頂いた依頼をレポートです。
今回は「天井裏がうるさい」と申告があった入居者様のお部屋を起点として対策していきます。
早速、まずは天井裏を覗いてみます。
ところどころにネズミの「栄巣」の痕跡が確認できますね。
糞の大きさなどから小型のクマネズミかもしくはハツカネズミなどのようです。
さて古い外観はあれこれと弱点はありそうな雰囲気ですが・・・
ありました~なにこれ~(-_-;)といった感じの給湯釜と思われる設備機の回り・・・
外壁との接続材がゴッソリと破損しています。
場所は結構な高所ですが外壁のあちこちに様々な配管や配線が張り巡らされており、
意外にも容易に侵入は可能な気がしますね。
一応正しく設置されている箇所はこんな感じですが?・・・↑
境界のせま~い壁沿いの配管周囲などもな~んか怪しいなあ・・・(^^ゞ
とにかく雑草や植栽が多くて面倒な範囲です。↓
これではまともに確認できませんわ・・・
こうした悪条件は都内では当たり前のように出くわします。
それだけで対策としては精度がグッと下がってしまうんですよね。
とにかく作業と対策を進めていきながら、必要に応じて随時方向転換しながらの対策工事です。
初回は天井裏への忌避剤散布や粘着シートの敷設で終わり。
10日後に伺ってみました。
まず天井裏を確認です。
前回はこんな感じで仕掛けておきましたが・・・
アチコチをさ~っと見回すと・・・
可愛いネズミが一匹捕獲されていました。
「ゴメンね」と手を合わせて回収します。
やっぱり捕獲されたのは小型のネズミでした。
「いったい犯人はコイツ一匹なのか?・・・」んなわけありませんやね。
経験上、潜在的に10匹以上は出入りしていると思われます。
徐々に封鎖工事を進めていく中で様々なことがハッキリと見えてくるんですね。
に十か所近い「基礎通気口」をいつものように封鎖してから、
例の設備機器と壁回りのスキマを封鎖していきます。(^_^;)
どうしようか考えましたがやはり汎用性の高いパンチング板を加工して装着することにしました。
こんな感じでしっかりと装着してゆきます。
近くではっきりと見えますがこの場所はとりあえず二階なんですよね。
少々足元が怖かったんです。(-_-;)
細かい侵入可能箇所はまだまだ存在するようなのでしばらく来年年明けまで作業は続きます。
続編レポートもできたら報告したいと思います。
写真は