昭島市・賃貸S様宅・ネズミ調査
こちらは昨年鼠駆除でお世話になりました方の別の所有物件でのネズミ調査です。
範囲が近いのでやはりこの一帯自体にネズミが多いのだと言わざるを得ませんね。
最近では時代的にも「傷んだ建物」や「ゴミ屋敷」がらみの敷地も多く、
ネズミの生活にはもってこいではないでしょうか?(-_-;)
まずは外部調査と言うことで「サ~」ッと見回っても簡単に「出入り口」が見つかるほど、
築年数も経っているようです。
👇はご存じ「戸袋」の上にあるスキマ。
しっかり白い「足跡」がいっぱ付いていましたね。🐭
勿論、戸袋正面の「戸出し口」からも堂々と出入りしていますよ。👇
多少うっすらですが、でもしっかりと「足跡」が付いているのが分かるでしょう?
内部も当然のことながらこんなカンジです。👇
下地材が何もなく「裸同然」というカンジですね。
これでは安心して🐭は天井裏でもどこでも走り回れるわけでございます。(´;ω;`)ウゥゥ
☝も「気持ちよい」位にパックリ開いている「通気口」です。
これくらい劣化していますと簡単に「格子」は折れるので、ハクビシン等の大型害獣も狙うでしょう・・・
そしてコレはどこだかお分かりでしょうか?
最近では殆ど見かけなくなりましたが、吐き出しサッシなどの上に隣接してもう一段「横長」の窓があります。
これがランマという場所で「換気口」のような役目の名残りかもしれません。
そこからたぶんこれはTV配線でしょう、屋内外を通している為、常に一定のスキマが発生した状態です。
パテなり板なりでスキマ封鎖をしておかなければ、いつでもネズミは出入り自由ですよ。
境界線の都合で時間内では潜ってはみませんでしたが、☝のような「壁」が浮いた状態で持ち出している箇所、
これもひと昔前の住宅にありがちの特徴です。
経験上この浮いた壁の底にフタが無いことが殆どで、簡単に壁内に侵入が可能なことが多いです。
可能性は「大」でしょう・・・
さて室内はというと・・・
チョット写り方が悪いですが、☝は玄関「下駄箱」の下側を覗いています。
この様子だと床下と居住空間が「筒抜け」になっているカンジ・・・
洗面所の「石鹸」がかじられているというのもこの辺りからの出入りであれば頷けます。
これは「流し台」と左右の「壁」と取り合いの辺りです。
この奥を覗いてみても良く光が届かないのですが、どうも怪しい匂いがしますねえ・・(・・;)
手前で封鎖するに越したことはないでしょう。
こちらは「流し台」の下ですがどうも傷んでいますね・・・
これではネズミが食い破らなくとも難なくここまでは到達できそうです。
ベニヤ自体の交換が早いかもしれません・・・
あまりに経年数が経つ「建物」ですと、そに時点では「侵入口」にはなっていなくとも、
半年後、一年後には欠損などで「侵入口」に発展してしまう可能性が大きいのが悩みです。
行きつく先は「建て直し」となる訳ですが、とても簡単に結論の出る答えではありません。
とにかく私の仕事は今出来る「最善策」を講じて、面の前の問題を除去するしかないのです。