最近の害獣調査アレコレ・小金井市U邸・他
今回も引き続き害獣調査アレコレをレポートします。
まずは小金井市のU様邸
前回のレポートと同様の「独居高齢者」の住宅での害獣被害・・・
表面化はしていませんが本当に多いパターンです。
コチラは天井を破ってハクビシンが降りてきた?というもの?・・・(-_-;)
ココまで極端なケースは珍しいかもしれません・・・空き家ではあるまいし・・・
確かに和室の畳の上に大きな足跡がべたべたと・・・
その和室の上を見上げると・・・
何よりハクビシン?本人が何より驚いたのではないでしょうかね?
自分の重みで落ちた可能性が大のケース・・・
薄い天井板の穴にまた戻ってゆくのはさぞかし大変だったろうな・・・
当然スゴイ足跡の山・・・があちこちに・・・
以前昔昔・・・防鼠対策をされたという箇所も含めチェックしてゆきます・・・
申し訳ないのですがどこのどなたか分からないので許して下さい・・
「甘い施工だなあ・・・」というのが真っ先の感想・・です👇
補修・補強が必要な屋根周り・・
大きな戸袋は経験上「ハクビシン」の侵入口になりえます。
内部を手差しカメラで覗いてみます・・・(-_-;)
戸袋を通してこうした壁~天井裏への空洞空間がつながっています。
これじゃあ大好きな侵入経路だなあ・・・と感心・・・(-_-;)
安心して登攀が可能ですから・・・
コチラが「くせ者」的スキマです。
コレだけ手のひらが入ってしまい、土台や壁構造に触れるのはあまりないかもしれません。
もっと驚くのは手の平どころかブロックが挿入出来ました・・・(◎_◎;)👇
驚くケースと同時に「一体どうなっているのだろう?」と構造的な興味も湧きますが、
現在の住宅構造では皆無です。
この辺りも金属板か?金網を利用して封鎖するようでしょう・・・
この辺りの下端に見かけより大きな壁空間が存在しているのでした・・・
コチラは現時点で封鎖対策等のご依頼は頂いていますので週末に施工に伺う予定です。
機会をもってまたレポートしたいと思います。
次は青梅市のO様邸のネズミ調査です。
コチラは有名な某ハウスメーカーさんでの建造物とのこと。
軽量鉄骨という少ない構造体なので特徴がハッキリしています。
また既に他社にて駆除の最中に相談というのも少々訳あり感ありです・・・
逆の立場にはあまりなりたくない・・・(◎_◎;)ですよね・・・
典型的な特徴、絶対的に必要な広範囲の封鎖がコレ👇
このように床下空間が外周「浮いている」ように開いているわけです。
床下というより縁の下というイメージでしょうか?
配管回りやら、左隅の断熱材の垂れ下がり~などなど細かい指摘点はジックリ潜って探す?
のも時間があればよいのですが、細かいスキマを追うよりも、
効率と精度の両面をクリアするには、周囲をぐるりと金属板の幕板で覆うのがやはり最適です。
コストは多少プラスにはなりますが止むを得ないでしょう・・(-_-;)
余分な補足的な指摘事項としてはコレ☝
シロアリの侵入の痕跡と共に、土台周りから指を入れるとポロポロと木くずが・・・
加害の進行が確実な状況が明らかに・・・
調査が進むうちに目的外の発見をするのはいつものことですが・・・
誘導的、営業的な誤解を生んでもイヤなのでお知らせには気を使っています(;^_^A
あくまで「事実の客観的報告」ということで・・・