東大和・O様邸・鼠調査
今回のお客様も11月ころより、ほぼ毎日「ネズミ」が室内に徘徊し、
ご家族様がややノイローゼ気味とのことでした。
やはり前回の「白蟻調査」と同様に、
数回に渡るリフォームと築年数の経過によって、侵入口らしき箇所はいくつも見られました。
特に「室内徘徊」の典型的な「出入り口」が上記のような「ブレーカー」スキマでした。
ブレーカーに隣接する「冷蔵庫」の上は、ネズミの毛油と足跡でベタベタでした。
お客様ご自身が、このブレーカーで「ネズミ」を何度も目視しているとのこと。
ブレーカーの奥を見ると、配線沿いの下地石膏ボードがかじられていますね。
上記はお客様でも気づかない箇所かもしれません。
おそらく増築された時に「通気口」を開放したが、
ガスボイラーの陰になり気が付かず、そのまま室内の一部として機能していたのでしょう。
床下と室内が筒抜けの為、楽々に室内侵入~徘徊が可能です。
上記は同じくボイラーが設置されている、現在使用していない「勝手口」下です。
木で柵のようになっていますが、スキマもあり、右下の辺りが掘られています。
これはネズミが床下と室内を通過するのに作った、「トンネル」のようなものです。
こちらのお客様もそうでしたが、「住んで何十年も被害なんて無かったのにどうして・・・」と、
言われる方は本当に多いです。
毎年「初めての経験です。ネズミって都会にいるんですね」という案件の連続です。
それは「ある日突然」なのかもしれません。
ご自宅の周りは「植栽」「植木」「アウトドア用品」などの整理整頓をお勧めします。
少しでも「ある日」が来ないために・・・・