男はつらいよ・寅さん造型を楽しむ
今年は何年ぶりかに随分と造型をさせて頂いております。
コロナ渦のせいもあると思いますが、家で過ごす時間が多けりゃそりゃ「造型」というわけですね。
インドア生活はいくらでもやりたいことはあるので困らないのですけど、
40年続いているライフワークというには大げさですが最高の趣味の一つですから(;^_^A
今年はいろいろ集中して造ることが出来ていますが、
今回は恥も惜しんでなりふり構わず紹介してみようかと思います。
今まですでに二回造っているのですが、全身をリアルに挑戦は最初で最後かも・・・
というわけでご存じ「男はつらいよ」の寅さんですね。
知名度では文句なく昭和の大スターですが、特撮ものなんかではないので立体物は殆どないんですよね。
「なければ造ろう」という単純かつ根源的な発想です。
前回のブルースリーとは真逆なヒーローというのも豊かな時代の昭和ならではだと思います。
今はヒーローもスターもいませんからね。
昭和よりも深刻にヒーローが必要になってきているというのにです・・・( ノД`)シクシク…
わたしはこの渥美清の顔が好きで、造型は絶対に帽子なし、ジャケットなしと決めていました。
旅人の寅さんよりも故郷の柴又でリラックスしてくつろぐ寅さんを造りたかった。
素の寅さんというか俳優・渥美清らしさを造りたかった・・・というべきか?
個性的な顔は誰が造っても似せることは出来ると思いますので気楽に取り組めます。
わたしくらいの下手でもです。(-_-;)
全身はこんな感じで小さい写真がごとく我が家で「堂々」とした寅さん。
「よお~社長~!」とか「リリーじゃないか!どうしたんだい?」みたいな雰囲気ですかね。
ダボシャツのしわなんかは面倒なんで多少省略しました。
わたしは精緻なフィギュアを造れるほど上手くはないし、そんなものに挑戦する気もなし!
だから洋服とか装飾品はおおざっぱでもいいかな?と
造型の先輩からもそれでよいのだとアドバイス頂きました。
もともと最後にまた寅さん造りたいと思ったのは柴又の寅さん象を改めて見てからです。
ですから「小さな銅像を造りたい」みたいな発想なんです。
柴又の銅像は哀愁タップリ。
自分は元気タップリでいこうかな?と。
手を振る感じはこんな感じをイメージなんですがチョット違いましたかね?
どちらかというと10作以内の若くて元気な寅さんを表現したつもりです。
他人の作品や立体物はそれこそ好みで良いと思いますので、
基本的にとやかく言うも言われるも良いものだと思います。
評価なんでどうでも良いし「楽しく造って平和で健康」、仮に見て喜ぶ方が一人でもいればそれはそれでよしと😊
後は時間をかけてゆっくりと仕上げてゆこうかな?・・・
それと共に次は寅さん続きということで「さくら(倍賞千恵子)」と「タコ社長(太宰久雄)」に挑戦予定。
さすがにタコ社長はこの世で一つの立体物になるでしょうね。
ついでにマドンナを代表して「リリー(浅丘ルリ子)」まで造るのがこの数年間の夢です。
妹さくらは年内中に頭部から着手するのでまたブログで記事にします。
粘土造型はおカネもかからないし、頭や指先の連動で体にも良いし、完成したら嬉しいし・・・
誰しも平和で幸せな夢があるといいですよね。
造型ではもう一つのビックリ作品を近日公開します!