立川・K様邸・ネズミ調査
やはりお仕事の記事も書かないと落ち着きませんので・・・
最近のネズミ調査報告を。
こちらは築30年前後のお宅でしたが、きれいに内外の改装をされお住まいを大切にされていました。
ところが最近になって「居住空間」にネズミが徘徊するようになってしまっているとのこと。
ブレーカーもかじられ・・・
建具の隅もかじられ・・・
このようにユニットバスの天井裏には「ネズミの徘徊」跡がしっかりと残っています。
こちらでは雨戸の「戸袋」やら「通気口」やらの他に、
面倒な侵入口がありましたので紹介したいと思います。
これはどこだと思われますか?
実は外壁の一番下端です。
外壁のリフォームにはいろいろなやり方があると思いますが、
こちらは旧壁の上に、新しいサイディングを重ね貼りをされているようでした。
そこで一部旧壁を剥がしたりして、「胴縁」というサイディングを受ける木材を設置した上で、
サイディングを貼っていきます。
一切、壁を剥がさないで重ね貼りすることもあるようですが、
こちらは明らかに断熱材が触れる箇所も多々あり、「う~ん、これは怪しい・・」と言ったカンジ。
だかこうして楽々と指が入っていきます。
キチンと対策をしたいところだと思います。
「ネズミ駆除」の場合、一軒一軒がみな違うのでコストも一概には言えません。
ご予算に応じてどこまでやるかはお客様判断なのですが、
私はまず「コスト」は横に置いて、精度の高い「最善」の方法からお話するようにしています。
予算とにらめっこはそれからで良いと思います。
最初から「広く」「大きな」侵入口を残しての「駆除」は中途半端でお勧め出来ません。