羽村市・M様：八王子市・T様ネズミ調査

 

今回は害獣調査案件を二件紹介します。

まずはおとなり羽村のM様よりのご依頼で伺ってみました。

こちらハウスメーカーさんの軽量鉄骨造のご住宅で、床下はこうした鉄骨材やヘーベル材を使用し、

通常よりは小動物は出入り困難な状況ではあります。

 

それでも床下には無数のネズミの足跡と確かに糞の痕跡確認も出来るのです。

経路としては一見「簡単」そうで「難しい」？・・・印象がしますが・・・

お部屋にもすでにネズミが出入りしてバナナもかじられたとのこと・・・(-_-;)

浴室の天井裏はこの通り↓

ネズミ糞とともにお客様が配置した殺鼠剤の袋も見事にかじられていました・・・

次は恒例？の配電ブレーカーを確認してみましょう・・・

当然というか、やはりというか・・・カバーを外すとこの通りネズミの糞がコロコロ・・・

こんな狭い場所で排便するなよお～と言いたくなりますな(;^_^A

室内徘徊箇所のまず一つ！

次は食洗器の下のカバーを外して内部（裏側）を見てみますと・・・↓

げ～・・・(-_-;)ネズミ糞はあるは出入り穴もあるは・・・

そういえば一昨年ありましたっけ・・・

同様の箇所からネズミが出入りで食洗器配管が食いちぎられ、水浸しの上に機械が使用不可になったお宅・・・

こうした箇所の出入りは経済被害が大きくなる可能性もあるんですね。

通気口は決して広くはありませんが小型の個体はやはり侵入可能・・・

ですが床下と壁内部の構造は配管穴を含め、潜ってみないと詳細や可能性はグレーと言わざる得ません。

むしろ現時点で優先的に怪しいのはこうした↑のシャッター関係ではないのかな？と・・・

ガイドレールとシャッター枠にネズミの爪の跡が結構な数で付着しています・・・

これは面倒臭い封鎖になりそうな予感がします・・・(;’∀’)

 

　次は八王子のT様のお宅のネズミ考調査です・・・

こちらはかなり複雑なお宅（構造物）で数回度重なるリフォームで死角は多数発生しています。

そして部屋内にもすでにネズミが出入りしている様子・・・

写真では全く伝わらないかと思いますが↑は昔のセントラルヒーティングのように床置き式の空調機器の裏です。

大きく開けた床穴にいくつもの配管が通り、その周りには大きな隙間が存在・・・

左端の白いくずはネズミがかじったと思われますね。

外に出てみますと・・・

これは外周で発見した汚水ます付近の陥没穴・・・

掘り返せば何かしら「侵入経路」は出てくる予感はしますね・・・

外周にはこうした↑劣化の進んだ基礎通気口でいっぱい・・・

これですといずれポキポキと格子は折れてゆくが予想されますね・・・

これは↑増築の境部の屋根に発生している不自然な開口穴？

勿論内部はどこかで遮断されている可能性もありますが指先はスッポリ入るこの穴？

理由がわからないので封鎖に越したことはないでしょう・・・

軒天井のところどころがこの程度劣化進行が確認出来ます。

客観的にはもうギリギリだといっても差支えないと思います・・・

早めに軒天の修繕が急務とはお伝えさせて頂きました(*’▽’)

ネズミで済んでいたのがあっという間に「アライグマ」や「ハクビシン」被害に発展してしまいますので。

こちらはやはりよくある古いタイプの出窓下から覗いた光景です。

屋根回りも含めこうした劣化光景が多くみられるお宅は、

先々に目をやり少々大がかりな外壁リフォームを真剣に検討した方がよいかもしれません・・・

今私どもに高額な駆除費用を捻出して頂いても、

劣化築年数がかさんだ建物は短い期間で再発の可能性が予想されるからです。

私も調査時にはこうした選択余地もあるのですよ・・・と目線を変えたアドバイスもしています。

参考にして下さい。