羽村市・S様邸・ハクビシン対策工事
今回は地元に近い羽村市でのハクビシン対策です。
最初に蛇足ですが今回当方に依頼していただいたキッカケを「お勉強」としてご紹介します。
事の始まりはどこもそうですが、「天井裏でのものすごい異音」でドキモを抜かれます。
こちらのご高齢のご婦人も同様。
恐怖感に駆られて急いでネット検索にて電話~調査~お見積りと相成りました。
そこまでは良かった・・・のですが・・・
提示された見積もり予算がなんと数百万円だと。
とにかく恐怖感に駆られるご婦人は「疑う余地」も「立ち止まる余地」もなく、
「そうか・・・そのくらいかかっても仕方がないんだ・・・」と思われたとのこと。
しかし同居の息子さんが立ち止まり、急ぎキャンセルの上で市役所に相談。
そして役所から当方を紹介されて赴きました。
これが調査して驚きというかどうしても数百万には届かないのです。(^_^;)
結局私が提示させて頂いた「お見積り金額」はそのたった1割程度・・・
現実にあったことなのでご紹介させて頂きました。
すぐに訪問されたその業者は名前だけは聞いたことのありホームページもぞのけます。
決して「〇欺」とまでは申しません。
私どもについてもそうですがその場で決定されることはないと思っています。
私が帰って相談者様お独りになった時、冷静になって納得することが大切です。
その場で契約書に捺印、サインをされてもそれが本当に「理解・納得」したとは限りません。
さてこちらはそうした経緯もありましたが先に従業員が「追い出し」確認や「糞清掃」など、
所定事項を終えた上での私の封鎖工事の段階になりました。
築年数は経っていますが趣のある素敵な日本風の建物です。
屋根回りから封鎖していきます。
瓦屋根の典型的なスキマですね。
複雑な穴回りに沿って金網を設置してから大目にコーキング接着し固定します。
一見小さなスキマですが侮れない穴です。
これでハクビシンはゆうゆう天井裏へ侵入、ネズミならなおさらです。
そしてこうした屋根回りのスキマを合計6か所封鎖したのでした。
こちらは金属板との併用にて封鎖。
次は下回りに着手します。
コレ↓なんだかわかりませんね?これだけでは・・・
縁の下に出入りするために設置してあった木製のフタです。
幅の広い格子だけで、しかも簡単に脱着できてしまう為に金網設置の後、
簡単な鍵を取り付けます。
ちょうどそのフタ脇にステンレス製のか金網を取り付けています。↓
そして完成したものを束柱と脱着式に固定するとこうなりました。↓
こうしておけば簡単に外れることもないでしょう。
こうしておかないと簡単に枠が外れて小動物が床下へ侵入~ひいては天井裏で悪さ・・・です。
後は各部の基礎通気口を十数か所「金網封鎖」して完了となりました。
S様大変ありがとうございました。