蜂駆除報告PART5・最終回

さてやっと今夏の蜂駆除レポートも最終回。

写真を残してある代表的な御依頼だけですが、総件数は紹介していないアシナガ蜂も含めたら相当なものでした。

今回は終末期の二件をレポートさせて頂き終了です。

まずはこれまた檜原町の奥のあるお宅です。

軒先の40㎝程度の大きさです。

この辺りですと住宅が少なく離れている為に余計発見が遅れるように思いました。

それはそれとしてこの日は何と防具服を忘れてしまい、

家内と一かバチかのプロとして恥ずかしい仕事に臨んだのです。

何かの機材の交換で積み忘れていたものだと思いました。

それでも何とか無事に終えることが出来ました。☝

 

次はあきる野市のあるお宅の2F屋根での栄巣です。

コチラもシーズン末期で大きさも40㎝~、足場も高所ということで暗くなってのお伺いでした。

夜だというのに巣の表面に沢山の蜂が群がっています。

それともこちらの意志に気付き臨戦態勢なのでしょうか・・・

しかしここは躊躇せずにズブリと薬剤を注入!

意外と派手な混乱はありません。

今回は出来るだけ上手く巣の撤去がしたかったので、下からスッポリとビニールで覆って形状を維持し撤去完了!

珍しく比較的原型を留めた状態で撤去出来たので持ち帰りました。

もう少しで完全な形で持ち帰れたかもしれません。

もともと外皮は細かな樹皮や唾液等で固めているだけなので外部からの軽い衝撃には弱いのです。

 

内部監察を込めて綺麗に外皮を切開してみました。

最下層部には充満した薬剤で死んだスズメバチが溜まっていました。

5段~6段の巣で構成されている様子です。

 

裏返すと丸い入口が確認出来ます。

やはり出入り口にもスズメバチが詰まっているようです。

パニックにも似たような状態でたった一つの出入り口に集中したのでしょう・・・

チョットだけ済まない気持ち・・・(^^ゞ

丸裸にした状態もなかなか見ごたえがありますね。

天井からぶら下げたりしたら変わったオブジェか何かに役立ちそうな気がしなくもない?・・・(-_-;)

これでこの今夏の蜂駆除レポートをまとめて終了。

次回は趣を変えて「この夏入手のレアものアイテム」紹介です。

つらい時こそ少しでも遊びも人生も楽しむ余裕は大切ですよ。(なんて勝手な自己正当化ですけどね(^^;)