青梅市・M様邸:北区・Iアパート:ネズミ駆除対策
今回は多摩地域と都内のネズミ駆除対策工事を二件をご紹介したいと思います。
まずは北区のI様アパートです。
こちらは昨年の今頃に母屋にネズミがはいり長いこと駆除でお世話になりました。
その敷地内にある古い共同住宅の一室でのネズミ駆除対策作業です。
集合住宅での相談は年中ありますが、居住者がいるとなかなか作業が出来ないことが多いもの・・・
ですから退出されて次の入居が決まるまでに点検~対策されることを私もお勧めしています。
特に傾向として古い共同住宅で高齢の方がお住まいの場合、
多少のネズミ被害であれば「見過ごす」ことや「我慢」されることが多いからです。
こちらも例外ではないようでした。
玄関ドアを開けて真っ先に目が行くのは土間と框の裏側です👇
既にネズミの汚れが私の目には入ってきます。(^_^;)
下から覗くと当然のようにスキマもあり、頻繁な出入りを示す「ラットサイン(汚れ)」が付着しています。
これでも大家様には申告されない入居者の方は以外に多いのです。
続いて奥の和室に入ってやはり最初に目がゆくのは「長押」ですね👇
見慣れている私ですがこれはかなり重症・・・(長期・頻繁に侵入を許す)だったはず・・・
通常では考えらない方がきっと多いでしょうが、
御高齢の単身の住宅でここ数年急増している傾向に間違いありません・・・😢
様々な複雑な要因に触れることは今回は致しません🙇
「長押」の内側を覗くと「ネズミ糞」もあるし、かじった跡も確かに見られます。
壁の中をつたってここから年中出入りをしていたようです👆
かなりかじられていますが、居住空間側からではなかなか死角になって見えません。
早速順番に封鎖作業をしてゆきま~す。
玄関の下側はこんなカンジ👆です。
金網でも良いのですが今回は金属板にて封鎖しました。
「長押」もいつものようにテキパキと施工してゆきます。
今でいう「ワンルーム」程度の一部屋ですので「部屋単位」の封鎖作業はこれで終わりました。
次の入居者様は「我慢」したり「諦め」なくてもこれで大丈夫!(^^)v
次は青梅のM様邸でのネズミ駆除作業の紹介です。
こちらは「嗅覚」の鋭いご家族の方のお悩みと指摘からご縁することになりました。
発端としては「天井裏異音」はもちろんですが、
どうも部屋の一部で以前から異臭がするようになったらしいとのこと・・・
「臭覚・聴覚」などは個人差と趣向が強い為に非常にデリケートな部分です。
他のご家族様と間隔差がある場合はなおさらです。
今回は臭気の源がどこかにあるのか?
ということでその周辺の床板を開口してみると・・・・
比較的新しい「断熱材」の上にコロコロとネズミ糞をまず発見・・・
そして奥を覗けば覗くほど・・・・これほど酷いとは・・・(-_-;)
断熱材の半分くらいは食い破られて「栄巣化」している様子です・・・
「臭気」は個人差とは言えど目にしてしまえば不快なのは確かです。
よってご希望もありこの一部屋の断熱材は全て「撤去」することに・・・
あまりにひどいので消毒と並行での撤去なりました~(;´Д`)
さぞ住みやすかったであろう残骸がこの通り・・・
粉々の綿くずのような断熱材でもネズミにとっては格好の住か・・・
結局コレだけの量の撤去となりました👇
「気づかない」・「我慢できてしまう」ということの結果は結局のところこうなるわけです。
前述のアパートのネズミ被害も同様で、
程度差こそあれ家屋の財産に「経済被害」を及ぼすということは知っておいた方がよさそうです。