ネズミ駆除における封鎖あれこれ

今日は最近の施工の「ネズミ駆除」における、「侵入口・封鎖」のあれこれをまとめて紹介!

まずは相模原のT様の一例がこれ。

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これは昔の造作家具(これはタンスのような収納です。

ネズミ糞が見事にチラホラありますね。

この造作家具の上部がこんな感じです。

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造作家具とは建築の時点で構造に造りこませてスペースを生かす作りです。

ベニヤの壁と防虫剤がぶら下がっている横材の間にスキマがあります。

ここが意外と構造内(壁の内側)とつながるスキマだったりします。

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こうして金網で封鎖しないと室内に出てきて☝みたいに糞尿をされてしましまいます。

次は立川市のT様の複雑な屋根回りの例です。

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最近にしては非常に複雑に凝った作りの「屋根回り」です。

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ほら、はっきりと鼠の足跡(ラットサイン)が付着しているでしょう?

こんなところにボールを当てて遊ぶ子供もいませんよ。

そしてライトを当てて奥を覗けば除くほど、複雑に屋根の奥とつながっているようです。

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結局このように周囲全体を覆う形で封鎖をしなければなりませんでした。

制限時間のありがちな、初回訪問の調査時でなかなか全てを「判明」することは難しいのです。

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言い訳ではありませんが、当初の見込みより「封鎖箇所・範囲」の増加はよくあることなのです。

それをいちいち追加請求するか、最初から予想を含めて「見積もり」に含めるかは業者によるところです。

次は昨日施工した、小平市のS様の施工例です。

これは典型的なエアコンの配管穴からの侵入例ですね。

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使用線路を変えた為、不要となった既存穴が放置されており、そこから平然と出入りしていました。

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手前の汚れは長年のネズミ徘徊による痕跡(ラットサイン)ですね。

また奥の取り付けスキマもかじられると困るので、金網にて封鎖しました。

そしてこれももう一つのエアコンスキマです。

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やはりエアコンの上は真っ黒!(;´・ω・)

部分的にはココ↓

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古いエアコンパテが外れた為、そこから出入りしていたと思われます。

新たに増量のパテと、その上から金属を固定してコーキングで接着しました。

こちらのお宅はこれから先、「追い出し」や「外部侵入口」の封鎖が沢山残っています。