国立・空き家・ネズミ?調査

今回は国立市の不動産屋様より、リフォーム前の「空き家」における「害獣調査」です。

どうしても賃貸で「空き期間」が長引くと、「家屋の劣化」と共にさまざまな「害虫」や「害獣」が接近します。

こちらはさほど「空白期間」は空いてはいませんでしたが、

前の借主のころより「何かが天井裏にいる」そうでした。

何とも聞こえは「不気味」ですよね。

まずは「相手」が何かを見極めることにしました。

どうやら「屋根回り」は幸い「大きな侵入口」はなさそう・・・

では下回りはというと・・・

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ありますね、スキマの大きな「通気口」が・・・

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そして1F,2Fの雨戸の「戸袋」を覗いてみました。

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分かるでしょうか?

光の先の奥に「雨戸」の「敷居」が欠けています。

当時の工事ではこれで「忘れ」でも「欠陥」でもないのでしょう。

まさか「ネズミ」を始めとする「害獣侵入」など想定した住宅建築が規格化されているはずもありません。

 

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そしてやっと相手の姿が見えてきました。

さらにこの戸袋の下を照らしてみると・・・ありますねえ・・・「糞」がパラパラと・・・

これでは総数10枚の戸袋内を封鎖しないと十分とは言えませんね。

それでは中に入ってみましょう。

まずは典型的な侵入口の多い「台所」です。

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「ブレーカー」を見てみると鼠の汚れ跡がしっかり残っています。

ここからも室内に出入りしていることが分かります。

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そして和室に調査は移ります。

真っ先に「長押」と近くの「クロス」を見ると、これまた鼠の汚れ跡が残っていました。

ここも「通り道」の一つですね。

何時ものように「金網」を設置した方が間違いありませんね。

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この散乱した糞は1Fと2Fの「押入れ」の中です。

大体の「侵入経路」はこれで分かってきました。

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「床下点検口」から覗いてみることにしました。

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やっぱり・・・というか・・当然と言いますか、床下の土壌にびっしりと「ネズミ」の足跡が散在していました。

これでは次の「借主」が決まるまでに、しっかりと「ネズミ駆除」する必要がありそうですね。