国立市・M様邸・ネズミ駆除管理

一年中で一番寒い季節に入りました。

「暖冬」とかいう「言葉」もさすがこの数年は当てはまりませんね。( ;∀;)

この仕事は「生き物」相手の為、どうしても仕事量は一年通しても「一定」ではありません。

(そこを出来るだけコンスタントにするのが今年の挑戦課題の一つです・・・)

新たなステップアップを目指す今年は幸い、年頭の動きがやや静かな為、

今のうちになすべき事務作業に没頭しています。

一つは「公益社団法人・東京都ペストコントロール協会」への入会手続きに着手。

もう一つは東京都へ「建築物ねずみ昆虫等の防除業」の正式な事業登録です。

この二つをさほど忙しくない今の時点で済ますことは、今年の大きな課題なのです。

そしてあと一つはこの「ホームページ」のリニューアルです。

さすがに三年目に入った今日まで「あきる野で始めました」はチョット如何かな?・・・ですよね。

こうしたスッテプアップへの挑戦をしながら、気分は三年前の開業時以上のプレッシャーです。

 

さてだいぶ前置きが長くてスミマセン。(^^;

今回は現在「ネズミ駆除管理」中の国立はM様邸のレポートです。

今回はお客様のご要望で数か所に及ぶ「天袋点検口」の交換リニューアル作業です。

天袋の点検口の殆どは、単に「ベニヤ板」をスライドさせるだけの簡易的なものが殆どです。

しかし中には経年劣化でベニヤが剥離から欠損していることもあり、

そこから居住空間へネズミが出入りすることもよくあるのです。

そういうわけで人通りのない玄関先を借りてベニヤの裁断です。

既存のベニヤが薄くて軽いものだったので、

耐久性を考え一回り厚いベニヤを使用します。

居住空間側にはスライド移動し易いように、取っ手を取り付けました。

またベニヤとベニヤの重なり部分には「スキマ」の発生や、

ネズミの「かじり」も考えて金属板(アルミパンチング板)を接着しました。

こうして全部で三カ所作りました。

そしてこの日は封鎖工事も行いました。

昔の建物は100軒あれば100軒と意匠が違うことが多く、「通気口」の形状や位置も様々・・・

このお宅も少々変わった軒先通気口でした。

またそこがあちこちかなり破れて(破られて?)おり、ネズミの侵入も可能でした。👇

分かりますかね?

よく見る小屋裏や屋根裏の「通気口」は、

壁側に四角なり台形なりの形状で設置されていることが多いと思います。

それがこちらは軒先から地面に向けてに設置されています。

おかげでチョット見落としがちかもしれませんね。

このようにして総全長約30m前後の通気口に金網を装着していきます。

高所作業の為一時は諦めたのですが、

今回もいつもの「あの道具」を駆使して無事すべて封鎖し終えました。(*^^)v