好きなものは好き!生涯の三大ヒーロー③

今年のGWも終わろうとしています。

天候も良く我が家もそれなりに有意義な連休でありました。

幸か不幸か「仕事」のご依頼は無かった為、割り切って好きなことも出来ました。

ここ何回かは再び「仕事」を離れた趣味三昧の話題を・・・

 

今回は予告通り?我が三大ヒーローその③ということで、「男はつらいよ」の出番です。

「寅さん」と「ヒーロー」とはなかなか相容れない単語のような気がしますよね。

確かに私もその存在自体は幼いころより知っていましたが、

なんとその初見は大学時代でした。

一見、「格好悪い」「学歴も地位もない」「職も金もない」・・・寅さんがなぜヒーローなのか?

ある程度大人になり、社会の現実とぶつかる中で「本当の男の格好良さ」や、

「生きざま」をかじっていく中でしか、「寅さん」の「心のヒーロー」像は解らないのでしょう。

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これは「男はつらいよ」のポスターです。

同じ作品でも大抵ポスターは数種類作られますが、これはその中でも流通数が少ないものです。

私自身も気に入っているのは、このデザイン「男はつらいよ」の世界観を端的に表現しているからです。

自立して大空に羽ばたく「吉永小百合」と、それを見守りながら旅に去る「寅さん」の姿・・・

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これですよね。

一連のテーマは。

昭和のこうした「優しさ」に満ちた時代に思春期を過ごせたことは、生涯最大の財産かもしれません。

「男気」と「やせ我慢」と「秘めた優しさ」と・・・・

今の時代に沿うかどうかは別として、「寅さん」の心は「我が心」としてこれからもずっと「格好悪く」、

たくましく生きていければいいですよね。

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これはだいぶ古い「キネマ旬報」の別冊・増刊です。

どちらも「男はつらいよ」初期の資料としては貴重な内容のようです。

なかでも「劇画・男はつらいよ」は「おいちゃん」「おばちゃん」「タコ社長」も登場して一見の価値ありです。

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左側の「奮闘編」ポスターのイラストの立体化したものがどうしても欲しくて造りました。

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同様のソフビ人形をアンティークショップなどで見かけたことがありましたが、

なんと10万~15万の値札にビックリでした。

「ならば造ればいいや」というのが私のモットー。

我が家の玄関には、毎日「寅さん」が出迎えてくれます。

近い将来30㎝~40㎝のリアルタイプの「寅さん」も造るつもりですので、

その時はどうか皆さんに見てもらいたいと思います。