最近の害獣駆除調査あれこれ①

いつも気候の話からさせて頂きますが、

このところ毎日の10~15℃の温度変化は当たり前になりつつありますね。

コロナウイルスで全世界は半ばパニック気味でもすし、

子供のころに「絵ときばなし本」なんかであったコワーイ未来予想がチョット真実見を帯びてきてもいます。

私自身の仕事柄も日々痛感しますが本当に「生物多様性」と言いますか、

自然と共存してゆかねばわたしたちの未来も決して明るいことばかりではないようです。

地球に生きづらくなっているのは「害虫・害獣」も同じかもしれません・・・・

 

さて先月の月末はいろいろと調査のご依頼を多数頂きましたので、

それらを何件がご紹介しましょう(*`艸´)

年度末が近くなりリフォーム案件もたけなわではないでしょうか?

先日も武蔵野市のあるT店舗からのお急ぎのご依頼。

改装中の天井裏がすごいことになっているとのことで、さっそく伺ってみました。

繁華街の建物なので骨組みはいつの時代かわかりませんが、

外からも内側からも幾重にも壁や屋根を重ねて改装してきたようです。

それこそ雨漏れも何度となくしてきた名残も垣間見えます。

「何か?」が侵入しても経路の特定は困難そうなカンジ・・・・です(;’∀’)

古いネズミの糞や尿、そして断続的な雨漏れの後などで明確な判断はつけにくくなっていました。

軽量鉄骨の梁はさすがになんと錆などの腐敗からはまだ免れているのが幸いです。

フラッシュの光でよくわかりませんが、

確かに小動物の糞尿に違いはありませんが、

ちょうど雨漏れ部分の真下の為に湿っており、

それが最近のものか昔のものかも予想は出来ても断言はしにくい感じです。

ネズミの白骨化した死骸などもゴロゴロ転がっており、

衛生的にも気分的にもあまり気持ちの良い環境ではありませんね・・・(;・∀・)

早速明日にでも「撤去と清掃」の御時間を取らせて頂くことになりました。

次も東大和のとある古い小型マンションの店舗の一室のご依頼です。

どうやらフロアーがネズミに荒らされているらしいとのこと・・・

こうした依頼も時代とともに次第に減少してゆくでしょうが、

まだまだ多いのが現状ですね。

外部をサラ~っと眺めてみますと・・・

こんな☝配管隙間や

こんな☝配管隙間やらは数多く見られました。

しかし「決定的」というのがコレかな?↓

お隣の空き部屋のエアコンダクトです。

直径10センチ近いうえに穴の下部がラットサインで真っ黒に汚れているのも、

侵入出入りの確かな証拠!

店内はというと・・・・

「ココでよく捕獲される」という厨房の部分ですが、

店員さんの敷きこんだ「トラップ」が徘徊の多さを物語ります。

よく見ると壁の奥に隙間があり出入りできるような感じですね。

厨房といえば配管回りですが・・・

やっぱり丸く食い破られている穴がありました。

カウンターの内側(厨房側)の下ですが、カウンター内での物音はよくある例ですね。

夜は誰も居住はしていないそうですが、どうやら不在・閉店時は店内全域を走り回っているようです。

あっちの長押もこっちの長押も新旧に及ぶネズミの足跡だらけです。

この汚れがネズミの足跡だと気が付くお店のお客様はまず一人としていないことでしょう・・・(-_-;)

配電ブレーカーの一部もかじられている線がありました。

火災になることはめったにあることではありませんが、

典型的な出入り口としても確実に封鎖して抑えておきたいところですね。