最近の調査案件①八王子市N住宅・八王子市I様
2月はやっぱり?忙しすぎてなかなかブログが書けませんでしたので、
まとめて調査ご依頼を数件ご紹介します。
まずは八王子市のN住宅のネズミ駆除案件。
一見して正直なところ「築年数」「構造形態」ともに少々難易度は高いだろうと予想。
長屋風の住宅の依頼策先は飲食店舗です。
通気口の0.5ミリの薄いアルミパンチング板は紙のようにパリパリと破損しています。
裏勝手口側の基礎通気口はこのようにスッキリ「開口化」しています。
床下側が良く見えますしこれではハクビシンなどの中型動物さえも侵入が可能です。
これも☝勝手口裏側にあたります。
そそらくリフォームの最中かと思われますが、
外壁自体が中途半端に開いているのかもよくわからない状況です(-_-;)
どこまでが当初からの状態なのか?
最終的に他業者がどこまでやられて最終的な状態になるのか?知りたいところです。
パイプスペースの周囲の構造体空間が露出している様子ですね。
コレだけでも結構なネズミの侵入スペースといえます。
室内(店内)に移ってみると・・・
このように☝ブレーカー回りは幾つもの配線隙間が今にも喰い破られそうな気配・・・
ブレーカーの反対側☝
全ての配線と配管回りを補強しなければダメでしょう・・・
裏側にはリフォーム中の廃材などが山積しており、
店内も外部ももう少し完工間際の時点でのレベルで「線引き」をして炙り出した方が良いかもしれませんね。
もう一件は同じ八王子市のI様邸でのネズミ(と思われる)調査。
こちらは二世帯住宅の1階でネズミの室内徘徊が続出しているとのこと。
フンは台所を中心にあちこちに散乱しています。
「流し台回り」や「レンジフード」、隣接する和室の「長押」など所定の箇所を確認。
(おかしいな・・・)チョット見つかりにくいのか?・・・
?台所の隅に「かじりクズ」がチョットだけちらかっているのを発見!
「ここだな・・・」☝かじり跡と糞が何よりの証拠・・・
この上にステンレスの天板がありそれを外すと壁の内部が確認出来る様子・・・(^_^;)
コレだけ裏側の壁内が露出していればそりゃ出てくるなあ・・・
配管の設置構造自体は初めてのケースでした。
天井ウラは?というと・・・
いつものように見慣れた食い破られた「栄巣」の光景です。
ではどこから侵入でしょうか?
外部回りを拝見すると・・・
真っ先に怪しく目立つ箇所はココでしょうか?☝
白い配管断熱材がちょうど食い破られているのが分かりますね。
微妙ではありますが次はこの熱源配管回りのスキマでしょうか?
小型の個体は十分出入りは出来るからです。
台所や天井裏の糞もかなり小さいので個体もそれなりの小型と予想出来ます。
そして屋根周りや床下などはどうしても時間の関係上、
正式にご依頼を頂いてから対策を兼ねて進んだ調査と同時並行になってしまいます。
残念ながら「調査無料」という範囲では、
1~2時間内でしかお時間を割くことは出来ないことをどうかご了承下さい。