国立市・賃貸物件・床下環境改善と白蟻対策

今回は二日がかりの少々ヘビーな(^^;)床下工事のレポートです。

賃貸案件の木造家屋なのですが、オーナー様が建物を大切にされたいとの意向から、

①床下の白蟻消毒☞②古い床下換気扇の撤去☞③防湿シートの敷き込み☞④調湿材の敷き込みをご希望されました。

昨年までなら無理して単独でやっていた施工も、今年は無理せず応援を頼んで余裕をもって工事することを意識。

倒れてしまっては元も子もないですからね(◎_◎;)

特に今回は大きい住宅なので余計です。

しかし幸いの好条件としては入居者が退出された直後ということで、

余計な荷物も、そして余計な気苦労も軽減されるという訳ですね。(*^^)v

早速換気扇の撤去をしてしまいます。

さすがに5台は時間がかかります。

オマケに粘着シートや不要な「根がらみ」も撤去して、のちのちの作業の支障を取り除いておきます。

外付け換気扇の撤去跡に空いた開口は金網で封鎖しておかねばなりません。👇

この付近もネズミが騒いでいるお宅が多いので金網装着は必須です。👇

準備とここまでで半日掛かってしまいました。

これから消毒です。

今回は最近増えている「防腐防カビ」効果の高い「キシラモン3W」を採用しての消毒です。

何時ものように「床組み」木部を散布して、

土壌の散布をジャブジャブとめい一杯行います(^-^;。

ここまでで片付けを入れると一日終了ですね。

そして次の日は体力勝負の仕事が待っています。

まずは防湿シートを床下へ敷き込みした後、一袋×10Kの調湿材の60袋を敷設してゆくわけです。

気が重くなるような仕事も気合を入れてスタートです。

床下空間が広いと(高い)どれだけ楽だか分かりませんが、

不幸にもこちらの床下はう~ん・・・低い・・・( ノД`)シクシク…

体中をゴツゴツとぶつけながらの作業のキツイことキツイこと・・・・

夏はこれに発散されない暑さが加わり悲惨なことこの上ない・・・(´;ω;`)ウッ…

しかしシートが敷きこまれ床下が清潔になってゆくとやはり気持ちが良いモノです。

床下状況のビフォーによってはアフターがより見違えるものです。

見えますか?右の「人通口」から調湿材を次々と移動するわけですね。

しかも上半身と腕の力だけで、時には足も使い・・・

作業終了真近のこの頃はもうマスク越しの呼吸に半ば酸欠に近い状態と上半身がパンパンになっています。

お客様が「スマートでいい体格だね」と言ってくれますが、そりゃそうです。

筋トレのような仕事の中で作られてゆく体格は、

狭い空間でのこの仕事に最も符号する体格に自ずとなっていくんです。

「太れない」と言うか「太っちゃいけない」というか?・・・ですよ。

終了の後は満足感と共に帰宅しながらのコーヒーと甘いモノで疲れも心なしか薄れてくるものですね。(^_^;)