ライフワークとしての造形とワンフェスの存在。
このブログは専門的な仕事内容を、日々の業務を通じて分かりやすく紹介します。
もう一方で「信頼出来る仕事」=「信頼出来る人?」という訳で、
「仕事をする人の様々な側面」を知ってもらおうという目的も兼ねています。
私生活や趣味などの一端を赤裸々に、また、さしつかい無い程度に公開します。
私自身が「人生は可能な限りやりたいことに挑戦し楽しむもの」という考えを大事にしています。
今回はそんな数ある「ライフワーク」に一つ「粘土造形」のお話です。
ちょうど2月に千葉の幕張メッセで開催される「ワンダーフェスティバル」といアマチュア(一部プロ含む)の、
「造形イベント」に出店参加するための行程を紹介したいと思います。
私は今まで何度か参加してきましたが、製作対象の殆どは60年代~70年代のTVキャラクターや、
映画の主人公などが殆どです。
しかし「造形」自体は大学のころより続いているので、かれこれ30年近くになりますか・・・
一緒に参加される大学時代の先輩は、「その世界」では知る人ぞ知る存在でもあります。
今回私は「リフォーム」や「独立」などの難事が重なった為、比較的容易(?)と思われる、
手塚治虫原作のアニメ「ワンサくん」から題材を拾うことにしました。
中でもヒロインに値する「みどりちゃん」は可愛らしく、最も「造形意欲」にかられました .
製作の大部分は「ラドール」という紙粘土から原型を起こします。
そして粘土を盛っては削り、また盛って・・・の作業が大半になります。
それを磨いていきながら、量産する為の「型抜き」を考えて分割していきます。
この辺りは難しいので次回「型作製」と「量産」にて説明します。
参加当日は「量産」した製品をブースで販売するのですが、
あくまで趣味であり、特に今回は「売れセン」から外れているので期待はしません。
ちなみにここに至るまでには、キチンと「手塚プロダクション」に版権料を支払い、
「お墨付き」をもらわなくては「量産」~「販売」は出来ません。