ワンフェスへ向けて~面倒な「量産」
さて時間も無くなって「焦る!」「焦る!」・・・
いよいよ型抜き~量産です。
上が出来上がった「型」です。
原型をゆっくり慎重に「外す」ところから開始です。
なんとか「型」を傷めずに抜くことが出来ました。
下の写真はここからの必要な材料一式です。
レジンは揮発性物質なので「臭気」がこもると健康に影響がある為、
時には「屋外」で、またマスク着用が必要になります。
量産は要約すると、「主剤」と「硬化剤」の化学変化により型の中で固まって製品化するものです。
主剤と硬化剤の比率のちょっとした変化で上手く「硬化」しない為、素人ではロスが多くなってしまいます。
また指先や足先などの細い部位は「気泡」に邪魔されてレジンが上手く流れずに,
欠損のある「不良品」になってしまいます。
どこまでを不良品とするかは難しいところです。
欠損部分も、購入者が製作~完成させる一工程と捉えられなくもないからです。
そこは購入者の技術レベルに負うところが大きいのですが、
昔と違い「塗装完成品」も出回る昨今、気泡はほとんどなくなりましたね。
本当にこの作業は「時間的」にも「体力的」にも疲れました。
あとは販売の梱包や展示原型の塗装を残すこととなり、ややホット一息です。
なんでこんなに大変なのに・・・好きなことは続くんでしょうね。