世田谷区・M様邸・白蟻調査
さて当分寒い日々は続きますが、今年も暖かくなると害虫が活発に動き出します。
我々「害虫駆除業者」にとって「シーズン」と言われる時期を前に、
ぜひご自宅の調査もご検討をされては?・・・という良い例が今回の調査でした。
都内の閑静な住宅街にありながらも、昔ながらの趣を保たれたお住まい。
やはり築年数が経過されているほど、それは傷みも伴いますので要メンテナンスなんですね。
床下へ侵入して早速「蟻道」を発見。
嫌な予感をもって進んでみますと・・・・
水回りは「漏水」による土台等「木部」の傷みと劣化。
さらに奥へ行くと・・・・
あるある、巨大で長い「蟻道」が・・・
「束」と「地面」の接点付近の「蟻道」が黒いのは、
シロアリが水分を運んで徘徊している「証」と思われ、
被害が「現在進行形」であることがうかがわれます。
これだけの被害ですと「駆除消毒」のみで安心とは言い切れません。
「大引き」が半分以上食害されているために、「耐久性」に影響してくるからです。
築年数が経つ為に、もともと全体的な「耐久性」が低い為、
「部材交換」などの「改修工事」を併せて慎重にご検討いただく必要があるでしょう。
また床下も低く、一部配管も多い為に作業性は良くありません。
外周から拝見した際に発見した「通気口」の劣化~破損も「嫌な予感」を感じましたが・・
それも当たっていたようでした。
鼠は楽々に侵入でしょうね。
比較的新しい中型の獣糞が散在しています。
糞量が少ないので「ハクビシン」なのか、たまたま「猫」が侵入したのかは判別困難ですが・・・
糞の中に木の実などが混在してないので「猫」かもしれませんね。
ちなみのこの調査のご報告の後、
お施主様より、直ちに「改善対策」と「現状復旧」をご依頼頂きました。