国分寺市・K様邸・床下シロアリ調査
今回は最近連続しています「シロアリ調査」のご依頼です。
今年あたりは私の自宅も予防消毒するころかな?・・もちろん自分でですが・・(^-^;
今までは冷た~い床下で寒さをこらえつつの作業でしたが、
これからは長袖のつなぎに頭巾とマスクで、湿った床下で汗びっしょりにならねばなりません。
今が一番体力的に有難い時期という訳です。
今回のお客様は生活していらしてどうも「床」への異常を以前より感じている様子。
しかも長年「床下調査」は勿論「シロアリ予防」もしていらっしゃらないとのこと。
早速潜ってみます。
床板の裏側はどうもカビおりそれなりに傷んでいます。
これだけでも湿気で「床鳴り」や「たわみ」は感じるかもしれませんね。
そしていきなりビックリしたのがコレでした👇
分かりずらいかもしれませんが、
この「波」のような土壌の凸凹・・・何でしょうか?
そう!その通りです。
小動物の無数の足跡なのでした。
(う~ん、獣まで侵入していたか・・・)と思いつつ調査を進めます。
場所によってはかなり土壌が湿っており、カビもいっぱい!・・・
残材なども残っています。
何だか傷んだ土台が遠くから視野に飛び込んできました・・・
どうやら「褐色腐朽菌」にやられています。
触ってみると・・・
やはり腐朽でやられているので表面がポロポロ剥がれてくる上、
内側はシロアリにも加害された跡が露出されてきました。
この周辺の床組みをくまなく見回すと、アチコチにシロアリの侵入~加害が確認出来ました。
幸い「芯」は残っていましたが、広範囲の表面が食害された「大引き」とか、
「束柱」から「大引き」に上っているシロアリの「蟻道」とか・・・
どこも幸い部位ごとの被害程度は軽かったのが本当に偶然の幸いかもしれません。
またさっきの足跡を根拠づける箇所も確認出来ました。👇
コレとかコレ👇とかですね。
「いつでもオイデオイデ(^^♪」をしているのと同じですね。
これでは猫だろうが、最近野良犬も少ないとはいえ中型犬でも侵入出来ます。
お住いも必ず「劣化」は避けられず、
古くなるに従って、「調査・確認」された方がよろしい訳で・・・
また嫌が上にも必要な「修繕」が伴ってくる・・・という自然の原理が証明される調査でした。