国立・青果施設・鳥獣駆除
何時もお世話になっていますSCS様より研修を兼ねた応援依頼を頂きました。
以前から国立の某青果市場での害虫・害獣駆除のお話は聞いていましたが、
なかなかお手伝いも出来ないで1年近く経っておりました。
当方のような吹けば飛ぶような会社では、大企業相手の仕事はステージが違いすぎます。
ですがこれもせっかくの勉強の機会。
特に駆除機会が著しく少ない「鳥獣駆除」となれば興味も沸くというものですね。
☝このような大規模施設を前にしては「何が出来るのだろうか?・・・」と呆然としますよ。
ここで「ネズミ駆除」・「ゴキブリ駆除」、そして今度は「鳩・鳥獣駆除」を引き受けるという訳です。
早速作業の学習です。
☝痛そうでしょ~コレは鳥獣防止の道具です。
どのようにして使用するかと言うと・・・・
「なーるほど!👏(〃艸〃)ムフッ!・こうして使うのか!」って感心しきり。
このパイプの上に泊まると喫煙や休憩されている方の上に「糞」をポタポタと・・・するのです。
広大な施設内に縦横無尽、無数に広がる「配管」や「屋根部材」のどこにでも飛来可能・・・・
これは気の遠くなるような作業ですよ。
「生鮮食品」を扱う施設だけに「薬品」など言語道断!時間との闘いです。
下世話な話ですが、予算コストで言えばかなりの数字が予想されるところ・・・・
それでも企業のコンプライアンスが厳しくなる昨今、「環境衛生」に費やす予算は年々膨大に右肩上がりとか・・
かといってこれを技術的にこなせる業者もそう多くないと思います。
チョットしたスキマにも鳩は忍び込み「ポッポー・ポッポー」と居ついてしまう。
このようにネットを設置しましたが、スキマにして5㎝弱といったところだったでしょうか?
まさに「空飛ぶネズミ」は敵ながらあっぱれ~ですが負けるわけにはいきませんよね。
あるスペースの天井を眺望しました。
これだけパイプが張り巡らされているからこそ、全体を覆うようにこうしてネットが張ってあるのです。
がそこに1匹の鳩が紛れ込んでいました。
「一体どこから!?」と探すこと30分程度。
やはりスキマがみつかりました。(ホントに敵もさるものです)(^^ゞ
この周囲のスキマを一つ一つ丁寧につぶしてゆきます。
正直私には手に負えない規模ですが、「昆虫」や「獣」と共存している以上、
「目の付け所で仕事はまだまだあるものだ」と感慨を深くした次第です。
これからも一層、「経験」と「知識」を蓄積したプロに磨きをかけていかねばならないと、
チョット緊張もした1日でもありました。